ユーティリティ parted を使用してユーザーができること
既存のパーティションテーブルを表示する
既存のパーティションサイズを変更する
空き領域または追加のハードドライブからパーティションを追加する
デフォルトでは、 parted パッケージは Red Hat Enterprise Linux をインストールする際に含まれます。 parted を起動するには、 root としてログインしシェルプロンプトでコマンド parted /dev/sda を入力します (/dev/sda には設定しようとしているドライブのデバイス名を入れる)。
削除またはサイズ変更しようとしているパーティションを含むデバイスは使用中であってはなりません。 同様に、 デバイスに新しいパーティションを作成する際は、 そのデバイスが使用中であってはなりません。
使用中であってはならないデバイスに対して、 デバイス上のパーティションはマウントできません。 また、 デバイス上のいずれの swap 領域も有効にしないようにしてください。
また、 使用中のパーティションテーブルは変更しないでください。 カーネルがその変更を正しく認識できない場合があります。 パーティションテーブルが実際にマウントされたパーティションの状態と一致しない場合、 情報が誤ったパーティションに書き込まれてしまう可能性があるため、 データが紛失、 上書きされてしまいます。
これを簡単に行うには、 システムをレスキューモードで起動します。 ファイルシステムをマウントするよう要求されたら、 スキップ を選択します。
別の方法として、そのドライブが使用中のパーティションを含んでいない場合は(システムプロセスがアンマウントされるファイルシステムを使用またはロックする場合)、umountコマンドを使用してパーティションをアンマウントして、swapoffコマンドを使用してハードドライブ上の全てのスワップ領域を無効にします。
表 1.1. 「parted のコマンド」 一般的に使用される parted コマンドの一覧が含まれています。 これに続くセクションでは、 これらいくつかのコマンドと引数について詳しく説明しています。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| check マイナー番号 | ファイルシステムの簡単なチェックを行う |
| cp 転送元転送先 | 1つのパーティションから別のパーティションへファイルシステムをコピーする。 転送元と 転送先の部分はそれぞれのパーティションのマイナー番号。 |
| help | 使用可能なコマンドの一覧を表示する |
| mklabel ラベルの種類 | パーティションテーブル用にディスクラベルを作成する |
| mkfs マイナー番号ファイルシステムの種類 | ファイルシステムの種類タイプのファイルシステムを作成する |
| mkpart パーティションの種類ファイルシステムの種類開始-mb終了-mb | パーティションを作成して、新規のファイルシステムは作成しない |
| mkpartfs パーティションの種類ファイルシステムの種類開始-mb終了-mb | パーティションを作成して、指定のファイルシステムを作成する |
| move マイナー番号開始-mb終了-mb | パーティションを移動する |
| name minor-numname | Mac及びPC98ディスクラベル専用のパーティションに名前を付ける |
| パーティションテーブルを表示する | |
| quit | partedを終了する |
| rescue start-mb end-mb | 失われたパーティションをstart-mbから end-mbに救出する |
| resize マイナー番号開始-mb終了-mb | パーティションサイズを 開始-mbから終了-mbへ変更する |
| rm マイナー番号 | パーティションを削除する |
| select デバイス | 設定するデバイスを別に選択する |
| set マイナー番号フラグ状態 | パーティションにフラグを設定する。 状態は オンまたはオフ。 |
| toggle [NUMBER [FLAG] | パーティション NUMBER 上の FLAG の状態を切り替える |
| unit UNIT | デフォルトのユニットを UNIT に設定する |
表 1.1. parted のコマンド