5.3.4. 逆引き名前解決ゾーンファイル

5.3.4. 逆引き名前解決ゾーンファイル

逆引き名前解決ゾーンファイルは、特定のネーム空間の IP アドレスを FQDN に変換します。これは標準ゾーンファイルに非常に似ていますが、 PTR リソースレコードが IP アドレスを完全修飾ドメイン名にリンクする為に使われるという点で異なっています。

以下の例では基本的な PTR レコードのレイアウトを示しています:

        <last-IP-digit> IN PTR <FQDN-of-system>
      

<last-IP-digit> は、特定のシステムの FQDN をポイントする IP アドレスの最後の数です。

次の例では、 IP アドレス 10.0.1.1 から 10.0.1.6 は、対応する FQDN に ポイントされています。 /var/named/example.com.rr.zone に位置しています。

        $ORIGIN 1.0.10.in-addr.arpa. $TTL 86400 @ IN SOA dns1.example.com. hostmaster.example.com. ( 2001062501 ; serial 21600 ; refresh after 6 hours 3600 ; retry after 1 hour 604800 ; expire after 1 week 86400 ) ; minimum TTL of 1 day 1 IN PTR dns1.example.com. 2 IN PTR dns2.example.com. 5 IN PTR server1.example.com. 6 IN PTR server2.example.com. 3 IN PTR ftp.example.com. 4 IN PTR ftp.example.com.
      

このゾーンファイルは、 named.conf ファイルの zone ステートメントでサービスにコールされます。以下のようになります:

        zone "1.0.10.in-addr.arpa" IN { type master; file "example.com.rr.zone"; allow-update { none; }; };
      

ゾーンの命名法を除き、この例と標準 zone ステートメントの間にはほとんど違いがありません。逆引き名前解決ゾーンでは、 IP アドレスの最初の3つのブロックを逆にし、その後に .in-addr.arpa を添付する必要があることに注意してください。これにより逆引き名前解決ゾーンファイルで使用される IP 番号の1つのブロックがこのゾーンで正しく添付されます。