6.6.1. ssh コマンドの使用

6.6.1. ssh コマンドの使用

ssh コマンドは、 rloginrshtelnet コマンドに代わる安全な手段です。これを使用してリモートマシンへログインし、リモートマシン上でコマンドを実行することができます。

ssh コマンドを使ってリモートマシンにログインする方法は telnet の場合と同様です。 penguin.example.net という名前のリモートマシンへログインするには、シェルプロンプトで次のコマンドを入力します:

ssh penguin.example.net

初めて ssh コマンドでリモートマシンへログインした場合には、次のようなメッセージが表示されます:

ホスト 'penguin.example.net' の信憑性は確立できません。
DSA キーのフィンガープリントは 94:68:3a:3a:bc:f3:9a:9b:01:5d:b3:07:38:e2:11:0c です。
本当に接続を続けたいですか (yes/no) ?

yes と入力して続行します。これによって、次のメッセージのように、ユーザーの既知ホスト一覧 (~/.ssh/known_hosts/) にそのサーバーが追加されます。

警告: 「penguin.example.net (RSA)」を既知のホスト一覧へ永久追加します。

次に、リモートマシンのパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。パスワードを入力すると、リモートマシンのシェルプロンプトが現れます。ユーザー名を指定しない場合は、ローカルクライアントマシンにログインしてあるユーザー名がリモートマシンに渡されます。別のユーザー名を指定したい場合は、次のコマンドを使用します:

ssh username@penguin.example.net

ssh -l username penguin.example.net という構文も使用できます。

ssh コマンドを使用すると、シェルプロンプトへログインせずに、リモートマシン上でコマンドを実行できます。構文は、 ssh hostnamecommand です。たとえば、リモートマシンpenguin.example.net上で ls /usr/share/doc というコマンドを実行する場合は、シェルプロンプトで次のコマンドを入力します:

ssh penguin.example.net ls /usr/share/doc

正しいパスワードを入力すると、リモートディレクトリ /usr/share/doc の内容が表示され、その後ローカルのシェルプロンプトへ戻ります。