殆んどの最近のオペレーティングシステム(OS)は ディスクパーティションを使用しており、Red Hat Enterprise Linux も例外ではありません。Red Hat Enterprise Linux をインストールする時には、ディスクパーティションを操作する必要があるでしょう。以前にディスクパーティションを操作したことがない場合(又は、その基本概念の簡単な復習が必要な場合)、操作の前に 章 25. ディスクパーティションの概要 を参照して下さい。
Red Hat Enterprise Linux で使用されるディスク領域は使用中のシステムにインストールしてある、Windows、 OS/2、 Linux の別のバージョンなど、他の OS で使用されるディスク領域と別でなければなりません。 x86、 AMD64、Intel® 64 のシステム用には 少なくとも二つのパーティション(/ と swap) が Red Hat Enterprise Linux の専用でなければなりません。Itanium システムには、少なくとも三つのパーティション (/, /boot/efi/, swap) が Red Hat Enterprise Linux の専用でなければなりません。
インストールのプロセスを開始する前に、次の条件のいずれかを満たしている必要があります。
Red Hat Enterprise Linux のインストール用に充分なパーティションしていない[1]ディスク領域を持っていること。あるいは、
削除可能な1つ、又は複数のパーティションを確保して、Red Hat Enterprise Linux のインストール用に充分な ディスク領域を開放する。
実際にどれ位の領域が必要なのかを推定できるようにする為、項4.18.4. 「パーティション設定に関する推奨」 で説明してある推薦のパーティションサイズを参照して下さい。
これらの条件に適合するかどうか不明な場合、又は Red Hat Enterprise Linux インストールの為にディスクの 空き領域の作成法を知りたい場合は、章 25. ディスクパーティションの概要 を 参照して下さい。
[1] パーティションしていないディスク領域とは、インストールしようとしているハードドライブの 利用できるディスク領域がまだデータ用に分割されていないことを意味します。ディスクをパーティション すると、各パーティションはまるで、独立したディスクのように機能します。