CD-ROM で起動してグラフィカルインストールを実行するのが一番簡単ですが、場合によっては他の方法での起動が必要になることがあるかもしれません。このセクションでは Red Hat Enterprise Linux 用の他の起動オプションについて説明します。
Itanium ユーザー:
Itanium システム上でオプションをブートローダに渡すには、EFI シェルプロンプトで次を入力します。
elilo linux option
x86、 AMD64、 Intel® 64 のユーザー:
x86、 AMD64、 または Intel® 64 のシステムのブートローダにオプションを渡すには、 以下のブートローダオプションの例に記載されている説明に従います。
このセクションで触れていない他のブートオプションについては、 章 8. Intel 又は AMD システム用の追加の ブートオプション を参照してください。
テキストモードでインストールを行なうには、インストールブートプロンプトで次のように入力します。
linux text
ISO イメージにはその中に md5sum が埋め込まれています。ISO イメージのチェックサム整合性をテストするには、インストールブートプロンプトで次のように入力します。
linux mediacheck
インストールプログラムが CD を挿入するよう、またはテストのための ISO イメージを選択するよう指示してきますので、OK を選択してチェックサム演算を実行させます。チェックサム演算はどの Red Hat Enterprise Linux CD 上でも実行でき、特定の順番で行なう必要もありません(例えば、CD #1 を一番最初に検証する必要はありません)。ダウンロードした ISO イメージから作成した Red Hat Enterprise Linux CD はいずれもこの演算の実行を行なうことを強くおすすめします。このコマンドは、CD、DVD、ハードドライブ ISO、NFS ISO などのインストールに機能します。
また、images/ ディレクトリに boot.iso ファイルがあります。このファイルは ISO イメージでインストールプログラムを起動するのに使用します。boot.iso を使用するには、ご使用のコンピュータが CD-ROM ドライブから起動できる必要があり、また BIOS の設定がそのようになっている必要があります。これを確認したら、boot.iso ファイルを CD-R/CD-RW に焼き付けます。
シリアルモード でインストールを行なう必要がある場合は、次のコマンドを入力します。
linux console=<device>
テキストモードインストールには、次を使用します。
linux text console=<device>
上記のコマンドで <device> には、使用しているデバイスを入れます (ttyS0、ttyS1 など)。例えば、linux text console=ttyS0
シリアルターミナルが UTF-8 をサポートするなら、そのターミナルを使用したテキストモードのインストールが最適です。UNIX 及び Linux では、Kermit が UTF-8 をサポートします。Windows の場合、Kermit '95 がうまく機能します。UTF-8 対応しないターミナルは、インストール中に英語のみが使用されている限り機能します。拡張シリアルディスプレイは、起動時オプションとして utf8 コマンドをインストールプログラムに渡すことにより使用できます。例えば、
linux console=ttyS0 utf8