Red Hat Virtualization の paravirtualization モードを使用することで x86 ベースのシステムなど仮想化が困難となる可能性が高いアーキテクチャで仮想化の利点を活用することができます。paravirtualization をご使用のオペレーティングシステム全体に導入するには、それぞれの Red Hat ディストリビューション(例:RHEL 4.0 や RHEL 5.0 など) から利用できる仮想ゲストカーネルにアクセスする必要があります。オペレーティングシステムのカーネルは Red Hat Virtualization に対応していなければなりませんが、ユーザーアプリケーションやライブラリを修正する必要はありません。
Intel VT 及び AMD SVN CPU ハードウェアがある場合は、 Red Hat Virtualization で未修正のゲストカーネルを実行することができます。 Intel VT や AMD SVN システムでこのアーキテクチャを導入するためにオペレーティングシステムを移植する必要はありません。Red Hat Virtualization は以下に対応しています:
完全仮想化及び paravirtualization 対応 の Intel VT-x または AMD-V Pacifica 及び Vanderpool テクノロジー。
ia64 対応 の Intel VT-i
NetBSD、 FreeBSD、Solaris を含む Linux 及び UNIX オペレーティングシステム。
Intel Vanderpool または AMD の Pacifica テクノロジー搭載の未修正ゲストオペレーティングシステムとしての Microsoft Windows。
HVM (Hardware-assisted Virtual Machine) または Intel、または AMD のプラットフォームが実装されているシステムで完全仮想化したゲストを稼動する前に、完全仮想化したゲストを実行するのに必要な余力が CPU にあることを必ず確認してください。
Intel サポートの CPU フラグがあることを確認するには、次を入力します:
grep vmx /proc/cpuinfo
次のように出力されます:
flags : fpu tsc msr pae mce cx8 apic mtrr mca cmov pat pse36 clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht tm syscall nx lm constant_tsc pni monitor ds_cpl vmx est tm2 cx16 xtpr lahf_lm
vmx フラグが表示されれば Intel サポートがあります。
AMD サポートの CPU フラグがあることを確認するには、次を入力します:
grep svm /proc/cpuinfo cat /proc/cpuinfo | grep svm
次のように出力されます:
flags : fpu tsc msr pae mce cx8 apic mtrr mca cmov pat pse36 clflush dt acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht tm syscall nx mmtext fxsr_opt rdtscp lm 3dnowext pni cx16 lahf_lm cmp_legacy svm cr8_legacy
svm フラグが表示されれば AMD サポートがあります。
CPU フラグのチェックに加えて、ユーザーは使用の BIOS 内で full virtualization を有効にする必要があります。