2.2.1. サーバー設定ディレクトリ構成

2.2.1. サーバー設定ディレクトリ構成

使用中のディレクトリサーバー設定は、JBoss の稼働中は実質的にサーバー root です。 それには、特定のサーバー設定により提供されたサービスのためのコードと設定情報が含まれています。 ここがログ出力の出先であり、 ここにユーザーは、自らのアプリケーションをデプロイします。 表 2.2. 「サーバー設定ディレクトリ構成」 では、サーバー設定ディレクトリ(JBOSS_DIST/jboss-as/server/<instance-name>)内の ディレクトリとそれらの機能を示しています。

ディレクトリ 説明
conf conf ディレクトリには、 jboss-service.xml が提供され、 任意のサーバー設定用の bootstrap 記述子が含まれています。 これには、 サーバーの稼働のためのコアサービスを定義します。
data data ディレクトリは、ファイルシステム内に コンテンツを保存したいサービスで使用できるものです。数回の再起動計画のあるサービス用のための永続データを保存します。埋め込み型の Hypersonic データベースインスタンスなど、いくつかの JBoss サービスはここにデータを保存します。
deploy deploy ディレクトリには、 ホットデプロイ可能なサービス(稼働中のサーバー上で追加や削除ができるサービス)が含まれています。 これには現在のサーバー設定用のアプリケーションも含まれています。ユーザーはアプリケーション パッケージを deploy ディレクトリ内に置くことで 自己のアプリケーションをデプロイすることになります。このディレクトリは、常にアップデート用に スキャンされており、如何なるコンポーネントの変更も自動的に再デプロイされます。但しこれは、 URLDeploymentScanner URL の属性を通じて書き換えられます。
lib このディレクトリには、 このサーバー設定で必要となる JAR ファイル(ホットデプロイすべきでない Java ライブラリ)が含まれています。JDBC ドライバーなど用に必要なライブラリを ここに追加することができます。このディレクトリ内の全ての JAR は開始時に共有クラスパスに ロードされます。
log ここがログファイルの書き込み場所です。JBoss はロギングに Jakarta log4j パッケージを使用しますが、これをサーバー内で直接ユーザーのアプリケーションで使用することも できます。これは、conf/log4j.xml 設定ファイルを通じて、書き換え可能です。
tmp tmp ディレクトリは、 JBoss サービスの 一時的な保存用に使用されます。例えば、導入子はこのディレクトリ内でアプリケーション アーカイブを展開します。
work このディレクトリは、JSP 設定の為に Tomcat で使用されます。

表 2.2. サーバー設定ディレクトリ構成