JBoss Enterprise Application Platform をインストールする前に、JDK 1.5 のインストールが 稼働していなければなりません。必要に応じて 32-bit か 64-bit かのいずれかの JVM をインストール できます。このガイドでは、Linux プラットフォームと Microsoft Windows の プラットフォーム上での 32-bit Sun JDK 5.0 の インストール方法を案内します。それを始める前に、 64-bit JVM の使用に於ける特長を見てみましょう。
64-bit OS とハードウェア上の 64-bit JVM の特長
より広範囲のデータパス: RAM と CPU 間のパイプが二倍の大きさになり、メモリー依存のアプリケーションの パフォーマンスを向上します。
64-bit メモリーのアドレッシングは実質的に無限(1 exabyte)の heap 割り当てを与えます。 但し、大容量の heap は、ガベージコレクションに影響します。
1.5GB 以上の RAM(ガベージコレクションの最適化用の空きスペースも含む)で実行するアプリケーションは、 64-bit JVM を利用すべきです。
32-bit JVM で稼働して、最低限の heap サイズ以上を要求しないアプリケーションには 64-bit JVM の有益性はありません。メモリー問題を除いては、同じようなクロックスピードとアーキテクチャを持つ 64-bit ハードウェアは、Java アプリケーションを 32-bit の同類よりも速く作動することはありません。
Linux 上で 32-bit Sun JDK 5.0 のインストールと設定
Sun JDK 5.0 (Java 2 開発キット)を Sun のウェブサイト: http://java.sun.com/javase/downloads/index_jdk5.jsp からダウンロードします。ダウンロード用に "JDK 5.0 Update <x>" (x は最新の更新番号)を選択して、 その後 Linux 用の "RPM in self-extracting" ファイルを選択します[1] Sun のウェブサイトで JDK のインストールに関する指示を読んで下さい。
SysV サービススクリプトを使用したくない場合は、"RPM in self-extracting" ファイルの 代わりに Linux 用の "self-extracting file" をインストールすることができます。その場合は、 以下に説明のある次の手順をスキップすることが出来ます。しかし、実稼働サーバー用には SysV サービススクリプトの使用が推奨されます。
JPackage here から適切な-compat RPM をダウンロードしてインストールします。インストールしている JDK へ一致する -compat パッケージのバージョンを選択することに注意して 下さい。
JDK インストールディレクトリへポイントする環境変数を作成して、それをJAVA_HOME と名付けます。コマンドラインから java を実行できるように、システムパスに $JAVA_HOME/bin を追加します。これは、ユーザーのホームディレクトリ内の .bashrc ファイルに以下の行を追加することで達成できます。
#In this example /usr/java/jdk1.5.0_11 is the JDK installation directory. export JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.5.0_11 export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin
この変数をインストールしているユーザーに、及びサーバーを実行するユーザーアカウントにセットします。
マシンに複数のバージョンの JVM がインストールされている場合、デフォルトの java と javac として JDK1.5 インストールを使用していることを確認して下さい。 これは、代替のシステムとして使用することで達成できます。代替システムにより、異なるソースから 異なるバージョンの Java を使用してシステム上で共存できるようにします。
java、 javac、 java_sdk_1.5.0 用の代替を選択
root として、シェルプロンプトで以下のコマンドを入力すると、次のようになります:
[root@vsr ~]$ /usr/sbin/alternatives --config java There are 2 programs which provide 'java'. Selection Command ----------------------------------------------- 1 /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java *+ 2 /usr/lib/jvm/jre-1.5.0-sun/bin/java Enter to keep the current selection[+], or type selection number:
Sun バージョン [このケースでは jre-1.5.0-sun] を選択すること(出力に '+' で表示)、又はプロンプトに応じてその番号を入力することを忘れないで下さい。
javac 及び java_sdk_1.5.0 用に同じ操作を繰り返します。
[root@vsr ~]$ /usr/sbin/alternatives --config javac
There are 1 programs which provide 'javac'.
Selection Command
-----------------------------------------------
*+ 1 /usr/lib/jvm/java-1.5.0-sun/bin/javac
Enter to keep the current selection[+], or type selection number:
[root@vsr ~]$ /usr/sbin/alternatives --config java_sdk_1.5.0
There are 1 programs which provide 'java_sdk_1.5.0'.
Selection Command
-----------------------------------------------
*+ 1 /usr/lib/jvm/java-1.5.0-sun
Enter to keep the current selection[+], or type selection number:
java, javac 及び java_sdk_1.5.0 がすべて、同一の製造元と バージョンをポイントするように確認して下さい。
以前の手順で説明してあるように、JAVA_HOME 環境変数を設定することにより、いつでもこの手順を書き換えることができます。
java 実行ファイルがパスの中にあり、適切なバージョンを使用していることを 確認して下さい。Java 環境を確認するには、シェルプロンプトで java -version と 入力すると、以下に似た表示が出ます:
[root@vsr ~]$ java -version java version "1.5.0_11" Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.5.0_11-b03) Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.5.0_11-b03, mixed mode, sharing)
Microsoft Windows で 32-bit Sun JDK 5.0 のインストールと設定
Sun の ウェブサイト:http://java.sun.com/javase/downloads/index_jdk5.jsp から Sun JDK 5.0 (Java 2 開発キット) をダウンロードします。ダウンロード用に "JDK 5.0 Update <x>" (x は最新の更新番号)を 選択して、 それから Windows Platform オプションを選択してインストールを実行します。
JDK インストールディレクトリをポイントする JAVA_HOME と言う名前の 環境変数を作成します。例えば、C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_11\。 コマンドラインから java を実行するために、自己のパスに jre\bin ディレクトリを 追加します。例えば、C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_11\jre\bin。 これを実行するには、スタートメニューから(必要であればクラッシックビューに 変更して)、コントロールパネルを開いて、システムコントロールパネルアプレットを開きます。 Advanced タブを選択して環境変数ボタンをクリックします。