Red Hat、2015会計年度の第4四半期と通期の業績を発表

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[ノースカロライナ州ラーレー2015年3月25日(現地時間)発表]米国報道発表資料抄訳

 

  • 第4四半期の売上は、前年同期比16%増の4億6,400万ドル、通期の売上は前年度比17%増の17億9,000万ドル
  • 第4四半期のサブスクリプション売上は、前年同期比15%増の4億500万ドル、通期のサブスクリプション売上は前年度比17%増の15億6,000万ドル
  • 第4四半期の営業キャッシュフローは、前年同期比18%増の2億1,700万ドル、通期の営業キャッシュフローは前年度比15%増の6億2,300万ドル
  • 年度末の前受収益残高は前年度比15%増の14億8,000万ドル

 

オープンソースソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hat, Inc. (本社:米国ノースカロライナ州ラーレー、社長兼CEO:ジム・ホワイトハースト、NYSE:RHT、以下「Red Hat」)は本日、2015年2月28日に終了した会計年度の第4四半期(2014年12月~2015年2月期)および通期の業績を発表しました。

第4四半期の総売上は前年同期比16%増の4億6,400万ドルで、為替変動の影響を除いた実質ベースでは22%増でした。また、第4四半期のサブスクリプション売上は前年同期比15%増の4億500万ドルで、実質ベースでは21%増でした。通期では、総売上が前年度比17%増の17億9,000万ドルで、実質ベースでは19%増となり、サブスクリプション売上は前年度比17%増の15億6,000万ドルで、実質ベースでは19%増となりました。

Red Hatの社長兼CEOであるジム・ホワイトハーストは次のように述べています。「第4四半期は好調な実績を収め、サブスクリプション売上と総売上が実質ベースでともに前年度比で20%を超える伸びを示したことが特筆されます。当社のオープンなハイブリッドクラウドテクノロジーに対する強い需要が続きました。当社のトップ30の取引においてクロスセリングが増加し、その取引のすべてが200万ドルを初めて超えるものであったこともそれを裏付けています。お客様は、ITインフラを最新化し変換するために、Red Hatソリューションを使用して、自社アプリケーションをパブリッククラウドやプライベートクラウド等の様々な導入モデルで実行する際に、一貫性と柔軟性を重視します。信頼されるインフラストラクチャプロバイダーとしての当社の戦略的地位およびこの1年間の実行により、翌会計年度において実質ベースで堅調に売上を伸ばす地位に立ったものと確信しています」。

第4四半期と通期のGAAPベースの営業利益は、それぞれ6,800万ドルと2億5,000万ドルでした。GAAPベースの営業利益率は、第4四半期が14.6%、通期が14.0%でした。株式報酬、償却の支出、施設のエクジットコスト、事業併合に関係する取引コストおよび転換社債に関する現金以外の支払利息の調整後では、第4四半期の非GAAPベースの営業利益は1億1,100万ドルで営業利益率は23.8%であり、通期の非GAAPベースの営業利益は4億1,600万ドルで通期の非GAAPベースの営業利益率は23.3%でした。

第4四半期のGAAPベースの純利益は4,800万ドル(希薄化後1株あたり利益は26セント)となりましたが、前四半期では4,800万ドル(希薄化後1株あたり利益は26セント)、また、前年同期では4,500万ドル(希薄化後1株あたり利益は24セント)でした。第4四半期の非GAAPベースの調整後純利益は、株式報酬、償却の支出、事業併合に関係する取引コストおよび転換社債に関する現金以外の支払利息の調整後、8,100万ドル(希薄化後1株あたり利益は43セント)でした。これに対し、前四半期の非GAAPベースの調整後純利益は7,900万ドル(希薄化後1株あたり利益は42セント)で、前年同期は7,500万ドル(希薄化後1株あたり利益は39セント)でした。

通期では、GAAPベースの純利益は1億8,000万ドル(希薄化後1株あたり利益は95セント)となりましたが、前年度は1億7,800万ドル(希薄化後1株あたり利益は93セント)でした。株式報酬、償却の支出、施設のエクジットコスト、事業併合に関係する取引コストおよび転換社債に関する現金以外の支払利息の調整後では、非GAAPベースの調整後の純利益は、当年度が3億300万ドル(希薄化後1株あたり利益は1ドル60セント)でしたが、前年度は2億8,500万ドル(希薄化後1株あたり利益は1ドル49セント)でした。2015会計年度におけるRed Hatの発行済の希薄済株式数は、通期で約1億8,920万株となり280万株減少しましたが、これは同年度中に普通株式約840万株、金額にして5億3,500万ドルの自社株買いをしたことが一因となっています。

営業キャッシュフローは、第4四半期が2億1,700万ドル、通期では6億2,300万ドルでした。2015年2月28日現在の現金預金および投資の総額は18億1,000万ドルでした。

Red Hatのエグゼクティブバイスプレジデント兼CFOのチャーリー・ピータースは次のように述べています。「第4四半期も好調だったことにより、当社は売上を連続52四半期にわたって伸ばしました。2015年度には総受注残が18億6,000万ドル超という記録を達成し、前年度比19%増になったことを大変嬉しく思います。2015会計年度には為替変動がかなり激しかったにもかかわらず、10数パーセント台の成長を売上、非GAAPベースの営業利益およびキャッシュフローで達成するという喜ばしい結果でした。お客様のニーズに注目することにより、世界中の仲間が結集する当社チームは、四半期と通期の両方において、全社的に素晴らしい成功を遂げたのです」。

2015会計年度の受注残は18億6,000万ドルを超え、前年度比19%増となりました。当社では総受注残を、総前受収益等を含む、請求済の取消不能なサブスクリプションおよびサービス契約の価格に、財務諸表に反映されていない今後請求予定の顧客契約の価格を加えたものと定義しています。2015会計年度末における当社の総前受収益残高は14億8,000万ドルで、前年度比15%増、前四半期比では14%増となりました。2015年2月28日現在、財務諸表に反映されていない今後請求予定の総受注残は.3億8,000万ドル超でしたが、2014会計年度に関して報告された期末残高は2億7,000万ドルでした。2015年2月28日現在、財務諸表に反映されていない今後12ヶ月間に請求予定の総受注残は2億3,000万ドル超でしたが、2014年2月28日に終了した会計年度では1億9,000万ドル超でした。

当社ではビリングズ・プロキシを、総売上に、連結キャッシュフロー計算書に反映されている前受収益の変動を加えたものと定義しています。2015会計年度のビリングズ・プロキシは20億7,000万ドルで、前年度の17億4,000万ドルから19%の増加となりました。2015年2月28日に終了した4期間の四半期に関する当社のローリング平均四半期ビリングズ・プロキシは、2014年2月28日に終了した4期間の四半期の4億3,500ドルから、8,300万ドル(19%)増加して5億1,800ドルとなりました。

 

本資料は、米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。原文は以下のURLでご覧いただけます。非GAAPベースによる業績の調整を含むRed Hatの業績報告の詳細についても、以下のURLのプレスリリースにある財務諸表をご覧ください。http://www.redhat.com/en/about/press-releases/red-hat-reports-fourth-quarter-and-fiscal-year-2015-results

 

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