Ansible トレイルマップ
MOUNT YAML

STEP2

Ansibleによる自動化ジャーニーと
トレイルマップを理解する

Ansibleを用いた「自動化ジャーニー」は企業ごとに様々ですが、
以下の例(Microsoft社によるネットワーク自動化の例)に似た歩みを取るケースが多く見られます。
まず従来の自動化の考え方から脱却し、
自動化コードをベースとしたインフラの管理手法を採用しながら、
自動化を前提としたアーキテクチャへとインフラ自体を変えていきます。
そして最後にデータ分析を主軸とした自動化へと至っていきます。

Ansible 自動化ジャーニー

 この道のり(それ以外のパターンでも)の中で最も難易度が高く、ハードルとなりやすいのは、実は一番最初であるLv0 → Lv1の部分です。ここでは技術的な難易度は問題にならないものの、自動化の考え方が大きく変わるため、経験豊富なエンジニアほど従来のやり方に影響を受けて足踏みしてしまいがちです。しかし、最初のハードルさえ超えてしまえば、続く道のりは着実に進むことが可能です。つまり自分の自動化ジャーニーを成功させるには如何に最初のハードルをすばやく超えていくことが重要となります。

 Ansibleトレイルマップは、楽しみながら経験を積み自らの力でハードルを越えていくことを手助けする手引書です。自動化の旅路を道に迷うことなく歩みを進められるように、その時々で必要になる知識と経験を山に見立てた地図にしています。

MOUNT YAML

 「自動化ジャーニー」のLv5までを眺めてみて、「こんなに自動化できるようになったらいいな」と思う反面、「ここまで進めるだろうか?」という感覚を持った人も多いと思います。目指すべき方向性は忘れず、でも、焦りすぎず、Ansibleトレイルマップを持って一歩ずつ学んでいきましょう。

 Ansibleトレイルマップの各ステップは、最大でも90分程度で進めることができるように要点を押さえた軽量なコンテンツになっています。各ステップは、つまづきやすいポイントをさっと乗り越えられる内容になっていますので、2、3日あればスキマ時間を活用して進めることもできるでしょう。

 Ansibleトレイルマップで最初に登頂を目指すのはヤムル山です。ヤムル山は、これからAnsibleに取り組もうとしている方におすすめの初級者コースで、6ステップで合計4時間ほどで完了できます。

 さあ、すでにあなたはSTEP2に踏み込んでいます。ヤムル山頂上を目指して一緒に歩んでいきましょう!

  • Ansible Weblog

    Ansibleに関する有益な情報を定期的にアップデートしています。
    ぜひご一読ください。

  • Ansibleユーザー会

    Ansibleユーザー会ではもくもく会など様々な会を実施しています。
    気軽に参加できますので、ぜひご参加ください。