ストレージベンダ

株式会社 日立製作所
日立クラウド基盤ソリューションズ
製品/ソリューション概要
OpenStack向けのストレージソリューションです。利用者がストレージ固有の知識や操作なしに、OpenStack専用のセルフサービスポータルからストレージを簡単かつ安全に操作でき、迅速なシステム構築が可能となります。またOpenStackから日立ストレージの高性能、高信頼な機能を活用し、I/O高速化やコスト削減を実現できます。さらにクラウド利用を想定した日立ストレージの機能を組み合わせることで、システムを安定稼働できます。
構成例
課題
- 利用者がオンデマンドでリソースを操作する際の運用統制(間違った操作の未然防止、操作の追跡)が難しい。
- 負荷変動に応じて素早く仮想サーバを追加したいが起動ディスクの作成に時間がかかり、迅速な拡張が難しい。
- 負荷変動に応じて仮想サーバを追加しても、負荷性能の低いディスクに参照先のデータがあるとアクセスに時間がかかり、システムを安定稼働できない。
- 特定業務の高負荷でストレージリソースが枯渇し、別業務の性能へ影響を与えシステムを安定稼働できない。
導入効果
- 申請、承認プロセスを介しての操作や操作履歴のエビデンスを残せるため、管理者主導の運用統制が行えます。
- 日立ストレージのスナップショットにより短時間で起動ディスクを作成できるため、拡張を迅速に行えます。
- 日立ストレージが負荷状況に応じてリアルタイムで高性能ディスクにデータを自動再配置するため、急な負荷変動にも対応できます。
- 日立ストレージがキャッシュメモリや内部リソースを業務/アプリケーションごとに分割・専用化するため、業務間やユーザ間の負荷影響を極小化しQoSを管理できます。
主な機能
- リソース操作時の申請、承認の簡易ワークフロー
- ポータルでの操作履歴の管理
- スナップショット
- スナップショットからのデータリストア
- データのリアルタイムでの自動再配置
- リソース分割による仮想プライベートストレージ管理
製品体系と費用
製品名 |
費用 |
---|---|
JP1/Service Portal for OpenStack |
ライセンス体系:インストールライセンス 基本ライセンス:350,000円 (サポート:52,800円(年額)) |
日立ストレージドライバ |
日立ストレージのサポートサービスに含む |
日立ストレージ |
ストレージ製品に関する詳細、参考価格は下記をご参照ください。 ・製品情報サイト ・Hitachi Virtual Storage Platform ミッドレンジモデル ニュースリリース情報 |
システム要件/推奨要件
製品名 |
費用 |
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OpenStackのバージョン |
Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform 5以降 |
※各製品の前提ソフトウェア、バージョンなどの詳細な条件はお問い合わせください。
評価版について
OpenStackの検証支援サービスの中で各種製品の評価を承っています。詳細はお問い合わせください。
導入実績または活用事例
・某ITサービス企業様
複数拠点に跨ったITインフラをOpenStackで集約管理。コストがかかっていた異機種ストレージの管理を、日立ストレージドライバ(Cinderプラグイン)を導入し統合し、コスト削減を実現。
お問い合わせ先
「電話によるお問い合わせ」と「Webによるお問い合わせ」が可能です。
お問い合わせ方法は以下ホームページをご確認ください。
http://www.hitachi.co.jp/soft/ask/index_pf.html
