ストレージベンダ

EMCジャパン株式会社

EMCジャパン株式会社

EMC ScaleIO

製品/ソリューション概要

EMC ScaleIOは、複数のx86サーバの内蔵ディスクをプール化して共有ブロックストレージに変えるソフトウェア製品です。多様なOS、ハイパーバイザ環境をサポートしていることで、社内に余っているサーバに軽量なScaleIOエージェントをインストールするだけで即座にストレージリソースとして利用することが可能となります。OpenStackのCinder及びNovaと連携し、OpenStack環境に求められるスピード《構築が簡単で即座に利用可能》、スケールアウト《小さく初めて大規模にスケール》、ベンダーロックイン排除《ハードウェアプラットフォーム非依存》といったメリットをストレージ環境にもたらします。

構成例

構成例

課題

  • 「簡単にしたい」構築:ストレージの構築作業が複雑で専任技術者またはベンダーへ依頼必要。時間がかかる。
  • 「速くしたい」性能:ストレージソフト自体のオーバーヘッドが大きく、性能までハード非依存で向上しない。
  • 「安くしたい」コスト:小さい開発プロジェクトの増加に対して、個別に固定的なコストをかけられない。

導入効果

  • 構築スピード:わずか数ステップの簡単なエージェントインストール作業でx86サーバを即座にストレージ化。
  • スケールアウトする性能:軽量なエージェントと自動分散平準化でホットスポット無し。ハードウェアの性能もそのまま活かせる。チューニング不要だからサーバ追加だけで簡単に性能がスケール。
  • ストレージソフトの初期導入コスト不要:テスト/開発環境用途ではソフトウェアは無料。機能制限無し。

主な機能

EMC ScaleIOは、スケールアウトブロックストレージの機能とともに、以下のエンタープライズクラスのデータサービスを提供します。

主な機能

製品体系と費用

  • 構築するScaleIOプールの物理容量に応じたTB単位のライセンス課金。
  • 利用ライセンス料は、商用、プロダクション環境での利用時のみ発生します。(テスト/開発環境での利用は無償)

システム要件/推奨要件

ScaleIO(Ver.1.32.3)は、以下のサーバ環境をサポートしています。

  • Windows 2008 R2 /R2 SP1, 2012 /2012 R2
  • RHEL 6.1-7.1, OSP6-7、SLES 11 SP2 / 11 SP3 / 12
  • Citrix XenServer 6.1 / 6.2 / 6.5、vSphere ESXi 5.5 / 6.0

評価版について

テスト・開発環境での利用の場合、無償で期間や機能の制限なくご使用いただけます。ソフトウェアは下記URLからダウンロードいただけます。(テスト/開発環境でもサポートが必要な場合は、ライセンスの購入が必要です。詳細な利用範囲については、License Agreementをご確認ください。)

http://japan.emc.com/products-solutions/trial-software-download/scaleio.htm

導入実績または活用事例

スイスコム様(IaaS環境)

3つのサーバベースストレージソフトウェアを比較検証した結果、最もハードウェア依存せず、業務アプリ、銀行、音楽の課金等のすべてのアプリ要件に対応、最も性能がスケールするScaleIOを選定。

Deltares様(HPC &カスタムアプリ環境)

従来のZFSより2-3倍性能向上。年率100%で増大するデータの移行が不要(サーバ追加によりスケールアウト可能)等により2百万USドルの運用コスト削減。

お問い合わせ先

EMCジャパン株式会社
https://emcinformation.com/contact_ja/SI/.ashx

EMCジャパン株式会社

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