SOLUTION BRIEF

Red Hat Ansible Automationでネットワークをシンプルに

71%

71%のコミュニケーション・サービスプロバイダーが、
長期にわたって健全な事業運営を続けていく上で最も重要なものは
プロセス・オートメーションだと考えています。*1

[*1] EY, “Digital transformation for 2020 and beyond,” 2017.

テレコミュニケーション業界は進化しています

目まぐるしく変化している現在のデジタルワールドの中で、通信事業者には、これまで以上により効率かつアジャイルであり、そして高い信頼NFV(Network Functions Virtualization)のような新しいネットワーク・アーキテクチャやテクノロジーは、迅速なサービス提供を可能にし、柔軟性を向上させ、より良い生産性を実現します。しかし従来のネットワーク構成管理アプローチでは、新たなテクノロジーからのメリットを100%享受することができません。マニュアル構成では一貫性を損なう可能性があり、運用にネガティブな影響をあたえかねないのです。エラーはスケーリングと共に増殖する可能性を持ち、トラブルシュートやリペアを難しくしてしまいます。手動での運用は多大な時間を要し、通信事業者のスタッフの生産性を損ないます。これらの課題を避けるために必要なのは、新しくモダンなネットワーク管理アプローチなのです。

新しいデジタル・エコノミーで成功するためのオートメーション

ネットワーク基盤を最大限に活かすためには、ネットワークの管理運用を自動化することが重要です。オートメーションによって、何度も繰り返されるタスクを削減することができ、効率性を高めることが可能です。数日を要していたITプロセスを数分にまで短縮し、新たなテクノロジーをより早くサービスへと変えれば収益性の向上も見込めます。スタッフはより少ない時間で多くのタスクを終わらせることが可能で、運用コストの削減も期待できます。問題点の分析、特定、解決を自動化すれば、エラーの発生を最小化し、リスクの抑制につながります。マルチベンダー環境全体に対して一貫性ある構成と管理を可能にし、アップタイムと法令やポリシーへの遵守を確実にできます。

Red Hat Ansible Automationで、一歩先へ踏み出しましょう

製品とサポート、もしくはサポートのみで提供されるRed Hat® のAnsible® Automationは、ネットワークとサーバ、そしてアプリケーションのオートメーションを可能にするシンプルかつパワフルなエージェントレス・フレームワークです。Ansible Automationは、テクノロジーとビジネス双方のオートメーションで利用できる共通言語を提供します。Red Hat Ansible Automationなら、これまで行ってきたネットワーク管理タスクそのものに変更を加えることなく、ネットワーク管理プロセスに安定性とスケーラビリティ、そして再利用性を追加できます。Red Hat Ansible Automationは、アプリケーションをネットワーク全体を通してマイグレーションできるようにするため、その最適化にも貢献します。Red Hat Ansible Automationは、Ansible Galaxyエコシステムを通して活発に開発とリリースが行われるモジュールを用いた、900以上のサードパーティ・テクノロジーや製品との統合もサポートしています。

テレコミュニケーション・ワークロードをシンプルに変える

Red Hat Ansible Automationなら、数多くのテレコミュニケーション・ワークロードの最適化が可能です。以下のユースケースで、オートメーションによるメリットをご説明します。

ネットワーク・オートメーション

複数のベンダー、そして異なるOSや構成メソッドに対応したコンポーネントを備えるRed Hat Ansible Automationは、ネットワーク管理に理想的な環境を提供します。デバイスに特化した実装の詳細をネットワーク管理から切り分けて抽象化することで、ネットワーク構成にだけフォーカスできるようにします。一般的な構成プロセスにおいてRed Hat Ansible Automationは各ネットワーク・デバイスに接続し、デバイスを検出し、機能や、利用されているOSなどの情報を読み出します。Ansible Automationはこの情報を用いて、自律的に条件に則って各デバイスを構成していきます。各ネットワーク・デバイスから予期している値と共に情報を再度読み出して比較し、ネットワーク構成を有効にします。またAnsible Automationは、修正が必要な矛盾を伴う構成上の課題をすべて記録します。

SDN(Software-Defined Network)とNFV(Network Functions Virtualization)

通信事業者が、従来型のプロプライエタリなハードウェア・ソリューションからNFVのようなモダンなネットワーク・アーキテクチャやテクノロジーへと移行する中で、それを支えるハードウェア基盤の効率的な管理はますます重要性を帯びてきています。Red Hat Ansible Automationに含まれているネットワーキング・モジュールを利用すれば、物理的なネットワーキング・デバイスの構成をシンプルに行え、初期構築からプロビジョニングにいたるまで適切に運用されていることを確実にし、基盤環境のより効率的な管理が可能になります。さらにRed Hat Ansible AutomationはRed Hat OpenStack® PlatformやRed Hat Ceph Storageのインスタンスも作成できるため、ニーズに応じて自動的にNFV環境を拡張することが可能です。

コンプライアンスやルール遵守への利用

Red Hat Ansible Automationは、ネットワーク基盤全体を通した法令への遵守を支援します。ネットワーク基盤を継続的に監視し、意図どおりに運用されていることを確認します。構成エラーを防ぎ、ネットワーク・デバイスのステータスを把握できるようにします。Red Hat Ansible Automationはあらゆるネットワーク・デバイスの構成情報を読み取り、予期されている値と比較し、不一致をすべてレポートします。これによって、適切なメンテナンス時間の中で確実な対応策を施すことが可能になります。そしてRed HatのAnsible Towerを組み合わせて利用すれば、ビジネス要件に応じてこの検証プロセスを、一度だけでも、もしくは繰り返しでも、スケジュール化して実行することが可能になります。

ネットワークのマイグレーションと検証

ネットワークを刷新する際、ネットワーク間でのサービスマイグレーションが必須となります。ネットワークの可用性と品質を担保するため、このようなマイグレーションでは厳格なプロシージャが必要となります。しかし確立されたプロセスを用いても、マニュアルでの実行だとエラーを引き起こす可能性があります。Red Hat Ansible Automationでこれらのプロセスをマイグレーション前に検証すれば、マイグレーション・プロセスの中でエラーが発生するリスクを排除できます。またマイグレーション・タスクを自動化すれば、サービスのダウンタイムを削減でき、速やかにマイグレーションを完了できます。

さいごに

顧客ニーズとネットワークの複雑性が増大するデジタルワールドでは、オートメーションが成功の鍵を握っています。Red Hat Ansible Automationは、一貫性を備え標準化された構成を適用することでネットワーク管理を自動化し、リスクを削減します。Ansible Automationが、どのようにお客様のビジネスを進化させるかの詳細は、Red Hatの営業担当までご連絡ください。

詳細は redhat.com/telcoredhat.com/ansible でご確認ください。