プレスリリース

アジャイルでクラウドネイティブな開発ツールを提供するCodenvyを買収

Eclipse Cheベースの開発者ツールでコンテナ化されたワークスペースをクラウドネイティブアプリケーション開発ポートフォリオに追加

東京

[ノースカロライナ州ローリー – 2017年5月25日(現地時間)発表] 米国報道発表資料抄訳

オープンソースソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hat, Inc.(NYSE:RHT、以下Red Hat)は本日、最新のコンテナベースおよびクラウドネイティブアプリケーションを、より簡単に開発することを可能にする開発ツールベンダーであるCodenvy買収にともなう正式契約を締結したことを発表しました。Red Hatは、Red Hat JBoss MiddlewareとRed Hat OpenShiftを含む既存の開発者ツールおよびアプリケーションプラットフォームのポートフォリオにCodenvyを追加することによって、ハイブリッドクラウド環境向けアプリケーションの開発を可能にするソリューションを提供します。Red HatはOpenShift上でハイブリッドクラウドサービスを構築するためのホステッド開発環境として最近発表したOpenShift.ioの必要不可欠なコンポーネントとしてCodenvyを位置づけて行く予定です。

歴史的に、ソフトウェアエンジニアは実際のコーディングよりも、環境管理を含むその他の作業に多くの時間を費やしてきました。多くの場合、開発者は同時に複数のプロジェクトに携わり、異なるプログラミング言語で構築します。最新のクラウドネイティブアプリケーションの提供をスピードアップするために、DevOpsとコンテナによる継続的デリバリーへと移行するIT部門が増える中で、不整合のない環境で複雑なアプリケーション構築の迅速化を可能にするために、Codenvyのような新しいツールに開発者は注目しています。

2013年に設立されたCodenvyは、人気のオープンソースクラウド統合開発環境(IDE)であるEclipse Cheと開発者ワークスペースサーバーをベースにした最初のエンタープライズ製品です。Codenvyは、複数の開発者が同じ作業スペース内で共同作業ができるように、ランタイム、プロジェクト、およびIDEとクラウドネイティブ開発ツールを組み合わせものです。CodenvyのユニバーサルワークスペースとクラウドIDEは、ローカルホスト開発者ワークスペースによって作成された構成と発生した課題に対応し、ソフトウェアのインストールをする必要なくプロジェクトへ反映させることが可能です。Codenvyは軽量なLinuxコンテナ内で動作し、瞬時に起動するとともに数百万のワークスペースの構築と実行を行うための、柔軟なスケーラビリティを提供します。Codenvyのコンテナ化されたワークスペースは、開発環境の構築、保守、管理をすることなく、ブラウザから簡単にアクセスできます。

CodenvyとRed Hatは、以前から開発者がクラウドネイティブアプリケーション開発の高速化を支援するために協業を行ってきました。昨年、Codenvy、Red Hat、およびMicrosoftは、コードエディタとIDE間でプログラミング言語を統合する共通の方法を提供するための協業を発表しました。このプロトコルは、異なるプログラミング言語用の多様なツールでの充実したエディットエクスペリエンスを実現することによって、開発者の柔軟性と生産性を向上させることを目的としていました。2016年に、Red HatはEclipse Cheコミュニティにも参加し、ワークスペースランタイムの改良のためにコントリビューターやコミッターを増員し、ワークスペースのオーケストレーション/コンポジションフォーマットのサポート、および同IDE内からのコンテナイメージの編集/ビルド/テストライフサイクルの改良に貢献しています。Codenvyは受賞歴のあるコンテナアプリケーションプラットフォームのRed Hat OpenShiftに組み込まれており、アプリケーションの開発、デバッグ、デプロイを簡単に行うことができます。

Red HatはCodenvyを開発者向けポートフォリオの一部に採用し、Eclipse CheとCodenvyをツール戦略の中心とし、ツールとプラットフォーム間のワークスペース管理技術の拡張と統合を行う予定です。Eclipse Cheを含むOpenShift.ioは、デジタル変革が進む市場に必要なアプリケーション開発ツールと環境を提供します。OpenShift.ioは、ハイブリッドクラウド環境にデプロイされたコンテナ化したマイクロサービスのソリューションを、共同作業にてより効果的に構築できるように、開発チームが同じ作業場所の場合や全世界に分散している場合でも、対応できるように設計されています。

この取引は通常の取引条件に従います。2017年5月31日とする第1四半期末、または2018年2月28日とする会計年度末に関するRed Hatのガイダンスに重大な影響を及ぼさない予定です。

 

サポートコメント

Red Hat アプリケーションプラットフォームビジネス担当シニアバイスプレジデント Craig Muzilla

「デジタル変革への勢いが増し、戦略的なビジネス展開における優位点として、アプリケーションを含むテクノロジープラットフォームが使用されるようになったことで、開発者の役割は今まで以上に重要になりました。しかし、アジャイル開発を通したイノベーションの加速は、新しいアプローチとツールが必要とされます。最新のクラウドネイティブアプリケーションを構築するためのソリューションポートフォリオに、Codenvyのクラウドネイティブ開発ツールとコンテナ化されたワークスペースを追加し、開発者のさらなる成功に貢献できることを非常に嬉しく思います。」

 

Codenvy 創業者/CEO Eclipse Cheプロジェクト責任者 Tyler Jewell

「クラウドワークスペースは、ソフトウェアプロジェクトへのコントリビューションを容易にします。これは、シンプルなコンセプトでありCodenvyとオープンソースのEclipse Cheの成長を促進しました。コンテナベースの開発アプローチは、Red Hatのコンテナ製品におけるセキュリティ機能、信頼性、および性能の向上に重点をおいています。Red Hatが参加することで、開発者に対する接点が拡大するチャンスが広がり、Webブラウザからコンテナ化されたアプリケーションを構築する最新のツールが開発者に提供されます。」

 

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  • レッドハット株式会社 広報担当 pr-jp@redhat.com TEL:03-5798-8550

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