Aly Pinder 

IDCサービスイノベーション&コネクテッドプロダクト担当プログラムディレクター

運営現代化戦略を進めインフラ刷新を図る自動車関連メーカーには、Red Hatが提供するテクノロジーが欠かせない。オープンソース界におけるイノベーションの活用と、情報・運用技術により事業課題を解決するソリューションの提案を通じ、Red Hatは柔軟な相互運用性を備えた新世代の製造・サプライチェーン用システムの活性化に貢献する。

着々と進化を続けるテクノロジーの効果で、インテリジェントな通信システムを自動車に搭載する道が開かれた。このビジョンの実現に向け、Red Hatは自動車関連メーカーの競争力と効率性を強化する技術を提供している。

自動車業界が現在進めているデジタルトランスフォーメーションにオープンテクノロジーの視点を採用する必然性について、Red Hatの委嘱によりIDCが行った研究の結果を以下に紹介する。

ディスラプティブな動きが活発で変化のスピードが常に加速しているのが現代の自動車業界である。この業界は数年連続して世界全体で記録的な売上を達成している一方、市場における3大潮流への即応性が今後の生き残りに欠かせなくなることを見越し、対応を急いでいる。

●       自家用車主体から、モビリティサービス主体モデルへのシフト

●       ハイテク業界との関係―競争激化だけでなく戦略的協力関係の深化

●       顧客から見たユーザーエクスペリエンスへの期待値の変化

ディスラプティブな技術と新ビジネスモデルの登場を受け、自動車関連メーカーは顧客に提供する価値、また今後の生き残りにエコシステムが果たす役割について再考を迫られている。こうした市場の変化に追随するには、自動車OEM各社は大胆に変身していかなければならない。そのためには、エコシステムサプライヤー、テクノロジープロバイダー、コンテンツパートナー、デジタルサービスプロバイダー、顧客の力が生かせる事業環境が必要となる。

トランスフォーメーションに成功した企業は、新たな市場価値の創造とデジタルトランスフォーメーションの成果の享受により隆盛となり、テクノロジーの活用を通じて更なる事業成長を目指す。IDCの見解では、自動車業界における価値獲得に有効な戦略には、不可欠な要素が2つ存在する。

●       消費者とメーカーの関係が、今後はモビリティサービスとコネクテッドカーの2大潮流の中で変わっていくことを踏まえ、ユーザーエクスペリエンスを再定義する

●       技術分野のオープンプラットフォームを立ち上げ、激変する業界とソフトウェア中心型自動車に対応可能なコラボレーションとコミュニティを発展させることで、自動車エコシステムを活性化する

製品やプロセスの刷新、新たなユーザーエクスペリエンスの定義、自動車エコシステム活性化を実現するためには、これまで多数の企業が実現できなかったオープン性が是非とも必要とされる。これまで各企業では、こうした新たな価値提供モデルの基礎となるイノベーション、運営、収入を確立するため、様々なプラットフォームが導入されてきた。更に既存IT資産の上にアナリティクス、IoT、クラウドなどのデジタル技術が積み重ねられているため、状況が一層複雑化している。

しかし、新プラットフォームと新技術への投資効果を速やかに発揮する上で最も適切なのは、オープンで機動力の高い技術を基にしたシステムとビジネスプロセスを構築することである。

デジタルトランスフォーメーションへの投資を続ける上で、自動車業界はオープンソースなアーキテクチャとインフラがもたらす即応性、柔軟性などのメリットを熟慮するべきである、というのがIDCの主張である。この業界にとって、今日のデジタルトランスフォーメーションに対応可能な技術分野のオープンプラットフォームの必要性は自明であると考えられる。

詳細は、下記リンクからIDCホワイトペーパー『自動車産業のエコシステムを活性化するオープンプラットフォーム』をダウンロードしてご覧ください。

https://www.redhat.com/ja/resources/open-platforms-power-automotive-ecosystems-idc-whitepaper?intcmp=701f2000001OLK9AAO