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インターネット上のデータは飛躍的に増え続けています。Cisco Virtual Networking Index によると、IP トラフィックは今後 5 年間で 3 倍になり、2022 年までに年間 4.8 ゼタバイトに達すると予想されています。これはサービスプロバイダーにとって素晴らしいニュースかと言えば、本当にそうでしょうか。このデータの増加を新しいサービスの提供によって収益化できない限り、サービスプロバイダーは、他の企業のサービスが行き交うだけのただの「土管」商品になってしまうことを覚悟しなければなりません。 

サービスプロバイダーは、今日の複雑な通信環境において、次のようなさまざまな課題に直面しています。 

  • 収益が低迷しており、新たな収益源を生み出す必要がある。

  • データセンターとコロケーションの市場シェアをパブリッククラウド・プロバイダーに奪われている。

  • Netflix や Amazon など、OTT (オーバー・ザ・トップ) のライバル企業は、サービスプロバイダーのネットワークを使用して、付加価値サービスを顧客に直接提供している。

  • 従来の運用サポートシステム (OSS) とビジネスサポートシステム (BSS) が、新しいサービスや新しい収益を生み出すために効果的に使用されていない。

アプリケーション・プログラミング・インタフェース (API) が解決策になります。API は、短期的にも長期的にもメリットをもたらします。サービスプロバイダーが OSS や BSS を活用してアセットを収益化し、新たな収益源を生み出す新しい方法を、効率的かつ効果的に構築するのに役立ちます。

API を軸としたアジャイル・インテグレーション

通信サービスプロバイダーには、API を軸としたアジャイル・インテグレーションを介して公開、保護、収益化できる貴重なアセットがあります。内部で、またはパートナーやサードパーティを通じて開発され、OSS システムや BSS システムと同様の方法で統合された新しいアセットから付加価値を引き出すことができます。 

サービスプロバイダーは、顧客や、パートナーおよび開発者のエコシステムに提供する価値を高めることで、新しい収益源を開拓することができます。API は、この目標を達成するのに有効です。プロバイダーが API を使用して提供できるサービスには、キャリア決済、モバイルヘルスサービス、拡張現実、ジオフェンシング、IoT アプリケーションなどがあります。たとえば、モバイル接続は IoT アプリケーションとデバイスを稼働させるための鍵であり、IoT サービスのネットワーク情報にアクセスするための API を提供するサービスプロバイダーは優位に立つことができます。モバイルヘルスでは、API はユーザーのスマートフォンを介して顧客とヘルスケアパートナー間のリンクとして機能します。 

この API を軸としたアプローチを導入することで、サービスプロバイダーは OSS や BSS のビルディングブロックを何度も再利用できるコンポーネントとして扱い、アジリティの向上を実現できます。また、データやサービスへの制御付きアクセスをパートナーに付与することでイノベーションを加速したり、パートナーやサードパーティのコラボレーションを向上してエコシステムを拡大したり、直接的および間接的な新チャネルを通じてより多くの収益を生み出したりすることもできます。 

API の収益化プランは、短期的な修正としてではなく、戦略的に取り組む必要があります。長期的な成功を収めるためには、次のような戦略が必要です。 

  • 優れた開発者エクスペリエンスを提供して、開発者の採用を促進する。テスト機能やドキュメントなど、開発者が必要とするツールを用意することが重要。 

  • 特定された開発者コミュニティと API を共有して、イノベーションを加速する。

  • 強力なパートナーエコシステムの拡大に注力する。

  • サービスプロバイダーとパートナーの両方にとって有益な、カスタマーフレンドリーな収益モデルを含める。

  • オペレーションとパートナーエコシステムからのデータを使用して、追加のアプリケーション開発を推進し、さらなる価値を加える。

  • アジャイル開発手法を採用して、新しいサービスを迅速に市場に投入する。

Red Hat の OSS/BSS プロセスおよびシステム向けの API を軸としたアジャイル・インテグレーション・ソリューションは、通信スタック全体にわたってレガシーシステム、OSS/BSS、ネットワークシステム、内部および外部のエンドユーザー・アプリケーションを結び付け、API 管理を介してこれらのアセットを公開し、収益化する基盤を構築します。 Red Hat の支援により、サービスプロバイダーが API 管理でアセットを収益化する方法について詳しくは、こちらの概要をご覧ください