統合システム

デル株式会社
Dell EMC VxFlex OS(旧ScaleIO)
製品/ソリューション概要
Dell EMC VxFlex OS(※Open Storage)は、複数のx86サーバの内蔵ディスクをプール化して共有ブロックストレージに変えるソフトウェアです。多様なOS、ハイパーバイザ環境をサポートしていることで、標準的なx86サーバに軽量なVxFlex OSをインストールするだけで即座にストレージリソースとして利用することが可能となります。OpenStackのCinder及びNovaと連携し、OpenStack環境に求められるスピード《構築が簡単で即座に利用可能》、スケールアウト《小さく初めて大規模にスケール》といったメリットをストレージ環境にもたらします。
構成例
課題
- OpenStackに基づく安全で信頼性の高いパブリッククラウドサービスまたはプライベートクラウドサービスを構築、導入したいが最適なシステム構成を知りたい。
- 可用性、セキュリティ、パフォーマンスを低下させることなく、迅速にシステムを拡張したい。
- Red Hat OpenStackテクノロジーの最新コア機能を直ちに運用できる安定したプラットフォームを利用したい。
導入効果
- 構築スピード:わずか数ステップの簡単なソフトウェアインストール作業でx86サーバを即座にストレージ化。
- スケールアウトする性能:軽量なソフトウェアと自動分散平準化でホットスポット無し。ハードウェアの性能もそのまま活かせる。チューニング不要だからサーバ追加だけで簡単に性能がスケール。
- ストレージ管理工数・費用の削減:標準的なx86サーバを使用することで、管理手法を統一。
主なサービス/ソリューション
VxFlex OSは、スケールアウトブロックストレージの機能とともに、以下のエンタープライズクラスのデータサービスを提供します。
- 性能:RAMキャッシュ制御
- 互換性:OpenStack、RHEL、REST API
- モニタリング:SNMP & Call Home
- 災害対策:Dell EMC RecoverPointとの連携
- マルチテナンシー:保護ドメイン & IOPS QoS制御
- データ保護:書き込み可能なスナップショット
- セキュリティ:データマスキング/暗号化
- 伸縮性:自動並列分散化
- 効率性:シンプロビジョニング
製品体系と費用
構築するVxFlex OSプールの物理容量に応じたTB単位のライセンス課金。
システム要件/推奨要件
VxFlex OS(Ver.2.6)は、以下のサーバ環境をサポートしています。
- Windows 2008 R2 SP1 / 2012 R2 / 2016
- RHEL 6.1-7.4、SLES 11 SP3 / 12 / 12 SP1 / 12 SP2
- Citrix XenServer 7.0 / 7.1 / 7.2、vSphere ESXi 6.0 / 6.5
評価版について
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お問い合わせ
EMCジャパン株式会社
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