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Sapphire Health、Red Hat でビルドとイノベーションを加速

最終更新日:

Sapphire Health (Sapphire) は、ヘルスケア業界の Epic 環境における移行、導入、マネージドサービスの課題を解決しています。Sapphire Health は 2015 年に地域の 6 つの病院に Epic インフラストラクチャを構築し、Epic 導入の新たなアプローチを導入し始めました。サーバー構築を高速化する方法を模索した結果、同社は Red Hat Ansible Automation Platform による自動化を活用して構築作業を加速し、反復可能なプロセスを確立することができました。これにより、サーバーの構築を 90% 高速化でき、ヒューマンエラーを排除し、完全なドキュメンテーションの提供が可能になりました。

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メリット

  • サーバーの構築時間を 10 分の 1 に短縮し、チームがイノベーションに集中できるようになる
  • 手動によるエラーや潜在的なセキュリティ問題を排除
  • 人手を介さずに完全で正確なドキュメンテーションを提供

医療機関の IT システムのモダナイズをサポート

Red Hat Enterprise Linux を長年使用してきた Sapphire は、Epic を使用する複数の組織でこのプラットフォームの利点を最大限に活用し、予想時間の 3 分の 1 で変換や移行を行うなどの成功を収めてきました。 

また、同社は Epic をベースとした医療システムに対するコンサルティングサービスを提供しており、ハードウェア、ライセンス、プロジェクトの計画と管理手順に関する要件を含む Epic Honor Roll 要件の達成を支援しています。2017 年に設立された Epic Honor Roll Good Maintenance Grant Program は、Epic による医療機関へのサービス提供を通して得られた戦略、教訓、ベストプラクティスの適用に基づく表彰プログラムです。米国内の Epic コミュニティメンバーで、EpicCare Ambulatory または EpicCare Inpatient を 1 年間使用していれば、プログラムに参加することができます。

統合データ管理ソリューションの構築

Sapphire は、医療関連の非営利団体の Epic 環境をモダナイズするプロジェクトに取り組む中、最適化のために幾度となくサーバーを再構築し、1 度の最適化のために 10 - 15 回にわたって再構築を繰り返すことがありました。 

「最適化にあたってうまく機能しない変更があれば破棄し、直前のビルドと同じサーバーをすぐに立ち上げられるようにしたかったのです」と Sapphire Health の CEO、Austin Park 氏は振り返ります。 

常に革新的なテクノロジーを模索していた Sapphire は、サーバーの再構築の単純化と複製を可能にする革新的な自動化ツールを見つけ、これを採用する必要があると考えました。 

Red Hat Ansible Automation Platform による反復可能で信頼性の高いサーバーの構築

Sapphire では Red Hat Enterprise Linux についての満足度が非常に高かったこともあり、迅速かつ効率的でより安全な IT 自動化機能を提供する Red Hat Ansible Automation Platform の採用を決定しました。  

Sapphire は、Playbook を作成して Epic サーバーの再構築を実行し、記録することにしました。Ansible Playbook は、再現性と再利用性に優れたマルチマシン・デプロイメント・システムのテンプレートを提供します。「Playbook を使用してビルド手順をスクリプト化することで、同一のビルドとプロビジョニング・プロセスを繰り返すことができます」と Park 氏。「Red Hat Ansible Automation Platformは、『破棄しては再構築する (throw-it-away-then-rebuild-it)』というコンセプトを実現してくれました」。

構築したサーバーは Red Hat Satellite に登録でき、 Red Hat Insights クライアントをサーバーにインストールすることができます。Sapphire はこれら 2 つの製品を使用することで、環境内のあらゆる問題を管理し、プロアクティブに対処することができます。

迅速かつ簡単にインフラストラクチャを最適化

サーバー構築の高速化

Red Hat Ansible Automation Platform により、Sapphire はサーバーを連続して構築する際に 10 倍の速さでサーバー構築を完了できます。Red Hat Ansible Automation Platform を使用すると、多数のサーバーを同時並行でスピンアップできるので、節約できる時間は大幅に拡大します。 

手作業によるエラーを排除

一度作成したスクリプトは何度も使用でき、手動での繰り返し作業は不要になります。また、ビルドは常に同一であるため、見落としや忘れを心配する必要がなく、設定ミスに起因する脆弱性によってセキュリティ上の問題が発生する可能性を排除できます。 

ドキュメンテーション提供の自動化

Ansible Playbook は、手動での介入なしに、プロセス全体のすべてのアクションを完全に文書化します。Ansible Playbook にはセルフ・ドキュメンテーション機能が組み込まれているため、Sapphire の担当チームは手作業でドキュメントを作成する必要がなく、エラーや読みづらさなどのドキュメンテーションに関するリスクを軽減することができます。 

長期的なロイヤリティを共に築く

イノベーションのための時間を生み出した Sapphire は、ネットワークの自動化、コンプライアンス管理、監査管理などに自動化の範囲を拡大し、医療分野の顧客にさらに多くの価値を提供しています。Sapphire チームは、シスコと VMware のビルドなどの、Microsoft Azure でのビルドについても Red Hat Ansible Automation Platform のテストを行いました。  

「現在は、Azure に障害復旧環境を迅速にデプロイできるよう Red Hat Ansible Automation Platform を使用することを検討しています」と Park 氏。「Red Hat Ansible Automation Platform を使用すると、障害復旧環境に必要とされるリソースをオンプレミスで維持する必要がなくなります」。Azure での環境構築や不要な環境の破棄を迅速化できると、その分コストを抑えることができます。Red Hat Ansible Automation Platform とその迅速なデプロイメント機能は、Azure 上での障害復旧用のビルドにおける理想的なツールとなります。 

このほかには、シスコでも Playbook を作成し、公開しています。この Playbook を使用するユーザーは、シスコのバックアップに含まれる設定変更を GitHub のリポジトリにコミットすることができます。Sapphire では Epic 環境にシスコ製のスイッチとルーターを使用しているため、それらのバックアップを Red Hat Ansible Automation Platform でバージョン管理機能を使用して行うことも検討しています。

Sapphire は、Red Hat のパートナー企業として Red Hat で実現できるさまざまな可能性を追求し続けています。たとえば、追加のコードを書くことなく Red Hat Ansible Automation Platform の REST API との対話機能を使用してサードパーティ製品と統合する方法なども検討しています。「Red Hat Ansible Automation Platform のおかげで新しいテクノロジーを活用でき、あらゆるハードウェアに対応できます。Red Hat Ansible Automation Platform を使えば、自動化をするのが難しいマシンの自動化も含め、ほとんどすべてのことができるようになりました」と Park 氏は語っています。

Sapphire Health について

Sapphire Health は、複雑な移行期にある医療機関をサポートすることを使命として 2015 年に設立されました。熟練した医療 IT 専門家グループが、Epic 導入の技術的側面に焦点を当てたコンサルティング企業の市場に大きなギャップがあることを認識し、同社は誕生しました。 


イノベーションはオープンソースの核心です。Red Hat のお客様は、オープンソース・テクノロジーを使用して、自社の組織だけでなく業界や市場全体も変化させています。Red Hat Innovators in the Open では、極めて困難なビジネス課題をエンタープライズ向けオープンソース・ソリューションで解決されたお客様の事例を紹介しています。貴社の事例も掲載してみませんか?詳しくは資料をご覧ください。