Red Hat

認定プロフェッショナル・オブザイヤー

Red Hat は 2006 年以降、創意工夫、熱心な取り組み、高い専門知識を証明した Red Hat® 認定プロフェッショナルを表彰してきました。受賞者は、毎年、オープンソース・テクノロジーのプレミアイベント Red Hat Summit で表彰されます。

 

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今年の受賞者

Jasper Wiegratz 氏

Jasper Wiegratz 氏は DevOps ソリューションアーキテクトであり、現在 2 つの Red Hat 認定アーキテクトの称号を含む 17 件の Red Hat 認定を取得しています。

2023 年 Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤー

Red Hat のパートナーである SVA System Vertrieb Alexander GmbH (ドイツ、ヴィースバーデン) の DevOps ソリューションアーキテクトである Jasper Wiegratz 氏は、2023 年 Red Hat 認定プロフェッショナル・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。

9 歳のときに IBM ThinkPad を使用してプログラミングを始め、17 件の Red Hat 認定資格と 2 件の Red Hat 認定アーキテクトの称号を取得するまで、Wiegratz 氏がテクノロジー・スキルの向上と同僚や顧客との知識の共有に取り組んでいることは明らかです。インクルーシブな実践コミュニティを主導してスキルギャップを埋め、SVA およびドイツ各地のエンジニアと協力してタスクの効率と信頼性を向上させ、Red Hat® OpenShift® と Red Hat® Ansible® Automation Platform による SVA のお客様向けの回復力のあるソリューションを実装する上で極めて重要な役割を果たしています。

Wiegratz 氏の成功は、IT スキルのギャップを埋めるために投資することの価値を実証したもので、組織内や顧客内、その他の組織にプラスの影響を与えています。

Icon-Red_Hat-Media_and_documents-Quotemark_Open-B-Red-RGB Red Hat 認定資格を取得することで、自分の専門知識を証明し、キャリアを前進させることができました。

このアワードについて

Red Hat の認定は、システム管理者、アプリケーション開発者、IT アーキテクトのキャリアアップに役立ちます。これは、Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤーの歴代の受賞者が実証しています。

概要

応募期間中、Red Hat 認定プロフェッショナル (RHCP) は、自薦で賞に応募できます。また、顧客、チームメンバー、雇用主、あるいは Red Hat の社員から推薦を受けることもできます。推薦された場合、RHCP にはアンケートへの回答をお願いします。この賞は、応募のあった RHCP の中から最も優れた方に贈られます。

Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤーの選考方法

応募内容に求められる事項:審査員は、Red Hat のテクノロジーがどのように効率性とイノベーションに影響を与え、ビジネス成果として実質的な効果をあげたかという、具体的な内容を吟味します。応募内容には、候補者の人柄と個性が表現され、Red Hat 認定スキルが自分または指名する候補者にとってどのように役立ったかという次のような実例が含まれている必要があります。

  • Red Hat ソリューションを使用して現在の仕事で成功した
  • Red Hat ソリューションを使用して会社または顧客の IT 環境を強化した
  • 会社または顧客のシステム・パフォーマンスを向上させた
  • Red Hat ソリューションを使用して会社または顧客のシステムのセキュリティを強化した
  • Red Hat ソリューションを使用して組織または顧客に成果をもたらした

特典

Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤーの受賞者には、次のような特典があります。

  • Red Hat Summit 2024 での表彰
  • Red Hat お客様導入事例の動画での紹介
  • アワード:Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤーのトロフィーと Red Hat フェドーラ帽
  • Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤーに関するプレスリリースに記事を掲載
  • Red Hat の Web サイト、ソーシャルメディア、ブログ、また Red Hat トレーニングと認定のニュースレターに掲載
  • デジタルバッジ:Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤーのデジタルバッジが授与されます。このバッジはソーシャルメディアで共有したり、履歴書に埋め込んだりできます。Red Hat が発行するデジタルバッジの共有は、Red Hat Digital Credentialing プログラムがサポートする実績をソーシャルメディア、Web、およびその他のデジタル環境で表示するための適切な方法です。
  • 特別な認定ロゴの使用:名刺で使用できる Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤーのロゴ
  • Red Hat ラーニングサブスクリプション (Premium) の 1 年間サブスクリプション (価格:$9,000)
  • 追加の講演の機会
  • 審査員の裁量により、さらに賞品が授与される場合があります。

スケジュール

  • 2023 年 9 月 15 日:アワードの応募期間開始 今すぐ応募する
  • 2023 年 11 月 30 日:応募期間終了
  • 2024 年:Red Hat Summit 2024 にて受賞者を発表

審査員

Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤーの審査員:

Karl Reynolds (カール・レイノルズ)

Red Hat グローバルラーニングサービス セールス & デリバリー シニアディレクター

Randolph R. Russell (ランドルフ・R・ラッセル)、Red Hat 認定アーキテクト
Red Hat 認定担当ディレクター

 

Icon-Red_Hat-Media_and_documents-Quotemark_Open-B-Red-RGB Red Hat 認定プロフェッショナル・オブ・ザ・イヤーを受賞できたことは、私のこれまでの努力が認められたものであり、本当にうれしく思っています。この受賞のおかげで、さらに学習を続け、特に OpenShift の分野でもっと多くの Red Hat 認定試験を受験したいという意欲がわいてきました。

Jasper Wiegratz

DevOps ソリューションアーキテクト、2023 年 Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤー

歴代受賞者

これまでに多くの方々が Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤーを受賞してきました。受賞に結びついた彼らのすばらしい取り組みを一部ご紹介しましょう。

2022 年:Neil D'Souza 氏

2022 年 Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤー:Neil D'Souza 氏

D’Souza 氏は Red Hat ラーニングサブスクリプションを利用して学習し、1 年以内に RHCA 認定を取得できました。Red Hat Ansible® Automation Platform を使用した自動化に関する貴重なスキルを習得し、Red Hat OpenShift® などの進化するテクノロジーの最先端を行く彼は、Red Hat 製品の擁護者になりました。極めて信頼性の高いソフトウェアシステムを構築することや、テクノロジーを活用して日常的な問題を解決することに取り組み、組織や世界中に良い影響を与えることを目指して学び続ける日々を送っています。

2021 年:Christian Sandrini 氏

2021 年 Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤー:Christian Sandrini 氏

受賞者の Christian Sandrini 氏は、Red Hat 認定アーキテクト - Infrastructure Level V - を含む 12 の Red Hat 認定を取得しています。シニア・ソリューション・アーキテクトとして、Red Hat® Ansible® Automation Platform の導入と Red Hat OpenShift® の実装によって文化変革の取り組みを主導してきました。Sandrini 氏は継続的な向上を目指して、トレーニング、認定、コンサルティング、テクニカルアカウント管理の各チームと緊密に連携し、プロセスの効率化とチームの働き方の変革を可能にする Red Hat テクノロジーについて学んでいます。

2020 年:Fabrice Harbulot 氏

2020 年 Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤー:Fabrice Harbulot 氏

受賞者の Fabrice Harbulot 氏は、Red Hat 認定アーキテクト (RHCA®) - Infrastructure - (レベル VII) を含めて 14 の異なる Red Hat 認定を取得しています。Red Hat の最高レベルの認定である RHCA 資格を最も誇りに思っています。「Red Hat 認定アーキテクトになったことが、私のキャリアのその後を決定づけました」と同氏は述べています。Fabrice 氏は、クラウド、DevOps、セキュリティ、高可用性システムのスキルを向上させ、経験を積んできました。IBM のシニア Linux システムエンジニアおよびテクニカルリーダーとして、また Steria と Canal+ Group の Linux 管理者として、その知識を活かしています。

2019 年:Jason Hiatt 氏

2019 年 Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤー:Jason Hiatt 氏

受賞者の Jason Hiatt 氏は、自身がインフラ開発リードとして勤務する OneMain Financial で、多くのチームに Red Hat のテクノロジーのすばらしさを語ってきました。Red Hat ラーニングサブスクリプションを活用して自らのスキルセットの開発を続け、Red Hat 認定エンジニア (RHCE®) と Red Hat 認定システム管理者 (RHCSA®) の両方を取得しています。開発者と管理者という二足のわらじを履く Hiatt 氏は、アプリケーションをすばやく簡単に作成して公開できるようにすることに力を注ぐとともに、既存テクノロジーをパートナーや顧客の成功の支援に特化させた製品やサービスに作り変えて提供しています。

2018 年:Neha Sandhu 氏

2018 年 Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤー:Neha Sandhu 氏

受賞者の Neha Sandhu 氏は、ニュージーランド最大級の通信企業である Spark New Zealand Ltd. で、新しいテクノロジーとプロセスの導入業務を率いています。初の女性受賞者である同氏は、Red Hat ラーニングサブスクリプションを利用して、Spark が DevOps とアジャイル手法へ迅速に移行するために必要な知識を身に付けました。Sandhu 氏は Red Hat 認定エンジニア (RHCE®) および Red Hat 認定システム管理者 (RHCSA®) としてのスキルを使って、Red Hat テクノロジーで Spark Innovation Lab を構築し、アプリケーション・リリース・サイクルを短縮し、新製品の市場投入を迅速かつ容易にしました。

2017 年:Orhan Biyiklioğlu 氏

2017 年 Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤー:Orhan Bıyıklıoğlu 氏

受賞者である Bıyıklıoğlu 氏 (RHCE®、RHCSA®) は、システム管理者として Turkcell に 10 年勤めています。Turkcell はヨーロッパ最大級の通信会社です。Bıyıklıoğlu 氏は、Turkcell で Red Hat テクノロジーの導入を担当しました。同氏は、自身の成功は Red Hat のトレーニングと認定資格を通じて得たスキルによるものであると感じています。Turkcell は、サーバー、スペース、電力、冷却においてコスト削減を達成しました。Bıyıklıoğlu 氏が携わったプロジェクトの成功により、Turkcell 内で Linux® のイメージが変わりました。今では、そのワークロードのほとんどすべてを、UNIX から Red Hat Enterprise Linux に移行しています。最近、Bıyıklıoğlu 氏は Red Hat OpenStack® Platform をデプロイし、その成功事例について OpenStack Summit Europe 2016 で発表する機会を得ました。

2016 年:Felipe Ceballos 氏

2016 年 Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤー:Felipe Ceballos 氏

Ceballos 氏は、2014 年から業務で Linux テクノロジーを利用し始め、現在では、仮想化、クラスタリング、OpenStack、Satellite の Red Hat 認定資格を持つ Red Hat 認定エンジニア (RHCE) となっています。氏は複数の Red Hat 製品をマスターしており、拡張性に優れた高可用性のソリューションを開発し、数多くの顧客の環境に導入してきました。現在は、Red Hat 認定アーキテクト (RHCA) の取得を目指しています。Ceballos 氏は現在、コロンビアと中南米全域でオープンソース・ソリューションの導入を手掛けるリーディング企業である、SEAQ Servicios でテクノロジーリーダーを務めています。

2015 年:Carl Thompson 氏

2015 年 Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤー:Carl Thompson 氏

Red Hat 認定プログラムは、Rackspace の主任アーキテクト、Carl Thompson 氏が、2015 年 Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤーを受賞したことを発表いたします。この賞は、創意工夫、熱心な取り組み、高い専門知識を証明した Red Hat 認定プロフェッショナルを称えるものです。賞は、6 月にボストンで開催された Red Hat Summit 2015 にて Thompson 氏に授与されました。

Thompson 氏は、そのソートリーダーシップ、課題解決能力、革新性が評価されました。彼はそれらの特質を役立てて、Red Hat 認定アーキテクトとしてのステータスを利用し、Rackspace において独自の Red Hat Satellite インフラストラクチャを設計しました。Rackspace は、Red Hat Satellite で提供される便利なシステム管理プラットフォームを活用して、同社の Red Hat システムを効率良くかつ安全に稼働させています。Rackspace は、世界に分散する 40,000 以上もの Red Hat Enterprise Linux® システムを管理しています。Thompson 氏は、最小のダウンタイムでこの広範な配列を容易に管理できる Red Hat Satellite 環境を考案しました。

また、Red Hat Network ポータルへの完全なリモート・プロシージャー・コール API を作成しました。ポータルアクセスによって、Rackspace のサポートエンジニアは、より柔軟に Red Hat Satellite を使用できるようになります。また、新規サーバーの登録、パッチのデプロイ、ローリング・アップグレードなどのタスクも自動化できます。これにより、サーバーから顧客への配信の時間を短縮できます。

Red Hat 認定プログラムでは、過去 16 年にわたり、厳しい実践的なパフォーマンスベースの試験が含まれるプログラムによってスキルの構築と評価を行うという 1 つの重要な目標を掲げてきました。Red Hat 認定は、システム管理者、アプリケーション開発者、IT アーキテクトのキャリアアップに役立ちます。Red Hat 認定エンジニア (RHCE) とすべての関連プログラムは、Red Hat テクノロジーを使用する際に IT プロフェッショナルが知っておくべき知識のベンチマークとなっています。

2014 年:Jorge Juarez Acevedo 氏

2014 年 Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤー:Jorge Juarez Acevedo 氏

Acevedo 氏は、メキシコの Banco Azteca で IT マネージャーを務め、さまざまな重要プロジェクトに携わってきました。Banco Azteca は、メキシコ、パナマ、グアテマラ、ホンジュラス、ペルー、エルサルバドル、ブラジルで銀行業を展開しています。事業の展開範囲で見るとメキシコ最大級の銀行であり、680 万件以上の普通預金口座を取り扱っています。Acevedo 氏は、Red Hat 認定エンジニア (RHCE)、Red Hat 認定仮想化技術管理者 (RHCVA)、Red Hat 認定データセンタースペシャリスト (RHCDS) の認定スキルを活かして、Red Hat ソリューションを活用しながら、Banco Azteca に多くの付加価値をもたらしています。

同氏は、4 年前に複数の既存プラットフォームの標準化を模索しているときに、初めて Red Hat Enterprise Linux を紹介されました。当時の最大の課題は、さまざまな UNIX オペレーティングシステムを Red Hat Enterprise Linux へ移行し、目に見えるメリットを日常業務にもたらすことでした。同氏はさらに、多種多様なアプリケーションサーバー・テクノロジーを、Red Hat JBoss® Enterprise Application Platform へと移行しました。認証プラットフォームを Red Hat Directory Server へ移行させるプロジェクトにも成功しています。

2013 年:Rafael Guimaraes 氏

2013 年 Red Hat 認定プロフェッショナル・オブザイヤー:Rafael Guimaraes 氏

Rafael Guimares 氏は、Petrobras - Petroleo Brasileiro S.A. でさまざまな重要プロジェクトに取り組みました。これらのプロジェクトでは、Red Hat 認定エンジニア (RHCE) や Red Hat 認定 JBoss 管理者 (RHCJA) としての同氏のスキルが必要とされました。プロジェクトによって、IT サービスが改善され、新しい Red Hat Enterprise Linux システムの導入に費やす時間が大幅に短縮されました。同氏は、RHCE スキルと PHP プログラミングスキルを活かして、共同作業の可能なリモート 3-D Linux セッションを実現する環境を開発しました。また、Red Hat 認定 JBoss 管理者のスキルを使って、セキュアかつ効率的で最適化された JBoss の導入を実現する方法について、Red Hat の認定チームおよびカリキュラムチームと情報を共有しました。

数々の実績を誇る Red Hat 認定プロフェッショナルのコミュニティに、ぜひご参加ください。