CS220
Creating and Configuring Production ROSA Clusters (CS220)
概要
大規模な AWS ユーザーフットプリントの一部としてプロダクショングレードの ROSA クラスタを作成および構成
コースの説明
Creating and Configuring Production ROSA Clusters (CS220) では、ROSA クラスタを既存の AWS 環境の一部として構成する方法と、IT 運用チームが一般的に使用する AWS サービス (Amazon CloudWatch など) に ROSA を統合する方法を学ぶことができます。
注:このコースは、2 日間の対面授業、3 日間の仮想ライブ授業または自習形式で提供されます。期間は受講方式によって異なる場合があります。コースの詳細、スケジューリング、価格については、右側のメニューでお住まいの地域を選択して「詳細はこちら」をクリックしてください。
学習内容サマリー
- ROSA STS PrivateLink クラスタを作成する
- PrivateLink ROSA クラスタを既存の VPC に接続し、管理者と開発者がそれらのクラスタにアクセスできるようにする
- 専用のマシンプールを作成し、ノード/Pod の自動スケーリングを設定する
- ノード、クラスタ、Amazon CloudWatch への監査ログの転送を設定する
- Amazon Cognito による認証とグループ同期を設定する
コース対象者
- プラットフォームエンジニア、クラウド管理者、システム管理者、およびその他のインフラストラクチャ関連 IT の職務を担う方で、AWS 上にデプロイされたアプリケーション向けインフラストラクチャの提供およびサポートを担当する方
- エンタープライズアーキテクト、サイト信頼性エンジニア、DevOps エンジニア、およびその他のアプリケーション関連 IT の職務を担う方で、AWS 上にデプロイされたアプリケーション向けインフラストラクチャの設計を担当する方
推奨トレーニング
- CS120 - Introduction to Red Hat OpenShift Service on AWS または同等の経験:「パブリック ROSA クラスタの作成方法とアクセス方法を知っている」
- AWS Certified SysOps Administrator - Associate または AWS Certified Solutions Architect - Associate のレベルの AWS 管理、または同等の経験:「AWS インフラストラクチャ・サービスの管理方法を知っている」
- DO080 Technical Overview による OpenShift の基本的な知識:「OpenShift とコンテナの基本概念を知っている」
テクノロジー上の留意事項
- 現在、ハンズオンラボで AWS 環境を利用することはできません。受講者は、自分で使用できる十分な AWS クォータを持つクラウドアカウントを用意し、また、マーケットプレイスから新しいサービスを有効にできる必要があります。
- AWS コンソールと AWS CLI を使用して AWS サービスにアクセスするためにインターネットアクセスが必要です。Red Hat Hybrid Cloud Console および関連する Red Hat Cloud Services にアクセスするためにも必要です。
- 受講者は、有効な Red Hat カスタマーポータルのアカウントまたは無料の Red Hat 開発者プログラムメンバーシップを持っている必要があります。
学習内容
- プライベート Red Hat OpenShift on AWS (ROSA) クラスタ
- STS を使用して PrivateLink ROSA クラスタを作成し、開発者や管理者が API やクラスタのルーターエンドポイントにアクセスできるようにします。
- ノードと Pod の自動スケーリング
- クラスタノードとアプリケーション Pod の数を負荷に応じて動的にスケーリングするよう ROSA クラスタとワークロードを構成します。
- Amazon CloudWatch による ROSA クラスタの監視
- 長期保存、集約、分析のためにログを Amazon CloudWatch に転送し、Amazon Cognito を使用して OpenShift ユーザーを認証するよう ROSA クラスタを構成します。
成果
組織にとっての効果
- Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) は、Amazon Web Services (AWS) でネイティブに実行される Red Hat OpenShift のマネージドサービスを提供するターンキー型のアプリケーション・プラットフォームです。これにより、組織は運用効率を高め、イノベーションに再び集中し、アプリケーションを迅速に構築、デプロイ、スケーリングすることができます。Red Hat OpenShift は、オンプレミス環境と複数クラウド環境の運用の一貫性を実現するハイブリッドクラウド・プラットフォームです。
- 一般的に、ROSA を導入する組織はさまざまなビジネスシナリオに AWS サービスを使用するスキルを持つ AWS の既存ユーザーであり、マネージド OpenShift クラスタを既存の AWS 環境に統合する必要があります。このような組織は通常、セキュリティ意識が極めて高く、ROSA クラスタを含むすべての AWS サービスについて、強力なアクセス制御とネットワークセキュリティを必要とします。
個人にとっての効果
- CS220 を修了すると、受講者は IT 運用チームが通常使用する AWS インフラストラクチャ・サービスと統合されたプライベート ROSA クラスタを作成し、アプリケーションや開発者のオンボーディングを開始する準備を整えることができます。
推奨される次のコースまたは試験
- Red Hat OpenShift を初めて使用する受講者は、次のコースで Red Hat OpenShift クラスタ管理の基本スキルを学習することをお勧めします。