PE124
予備試験 - Red Hat システム管理 I -
概要
試験の説明
実技ベースの Red Hat 予備試験 - システム管理 I - (PE124) では、多岐にわたる環境およびデプロイシナリオに共通するシステム管理分野の知識を試験します。この認定試験で試されるスキルは、すべての Red Hat 製品のシステム管理の基礎をなすものです。
この試験に設定された内容は、利用できる最新の Red Hat 製品バージョンに基づいています。[Get started] をクリックして、購入できる試験の利用可能なすべてのバージョンをご確認ください。
Red Hat 予備試験は、受験者のノートパソコンまたはデスクトップコンピュータとリモートのクラウドインスタンスを使用して行われます。予備試験の詳細はこちらをご覧ください。
試験の対象者
- スキルの証明を望む Red Hat Enterprise Linux システム管理者 (経験者または初心者)
- Red Hat システム管理 I (RH124) を受講し、RHCSA を取得するパスを進んでいる受講者
- Red Hat 認定エンジニア (RHCE) を取得するパスを進む IT プロフェッショナル
受験の前提条件
- Red Hat システム管理 I (RH124) を受講済み、または Red Hat Enterprise Linux のシステム管理者として同等の業務経験を有する
- Red Hat 予備試験 - システム管理 I - (PE124) の内容を確認している
試験の内容
試験の学習ポイント
Red Hat 予備試験 - システム管理 I - (PE124) の受験者には、以下のタスクを 1 人で実行する能力が求められます。タスクは複数のカテゴリに分類されています。
- 基本的なツールの理解と使用
- シェルプロンプトにアクセスして、正しい構文でコマンドを発行する
- I/O リダイレクトを使用する (>、>>、|、2> など)
- SSH を使用してリモートシステムにアクセスする
- マルチユーザーターゲットでログインしてユーザーを切り替える
- tar、star、gzip、bzip2 を使用してファイルをアーカイブ、圧縮、解凍、展開する
- テキストファイルを作成および編集する
- ファイルおよびディレクトリを作成、削除、コピー、移動する
- ハードリンクおよびソフトリンクを作成する
- 標準の ugo/rwx 権限をリスト、設定、変更する
- man、info、/usr/share/doc 内のファイルなど、システムドキュメントを特定、読み出し、使用する
- 稼働中のシステムの運用
- システムを正常に起動、再起動、シャットダウンする
- 手動でシステムを別のターゲットで起動する
- CPU/メモリーを多用するプロセスを特定してプロセスを強制終了する
- システムログファイルとジャーナルを見つけて理解する
- システムジャーナルを保存する
- ネットワークサービスを開始および停止し、ステータスを確認する
- システム間でファイルを安全に転送する
- ファイルシステムの作成と設定
- コラボレーション向けに set-GID ディレクトリを作成して設定する
- ファイルのアクセス権の問題を診断して修正する
- 既存のファイルシステムを手動でマウントおよびアンマウントする
- システムのデプロイ、設定、保守
- サービスを開始および停止し、起動時にサービスが自動的に開始するように設定する
- 自動的に特定のターゲットで起動するようにシステムを設定する
- タイム・サービス・クライアントを設定する
- Red Hat Network、リモートリポジトリ、またはローカルファイルシステムからソフトウェアパッケージをインストールし、アップデートする
- パッケージ・モジュール・ストリームを操作する
- システムブートローダーを修正する
- 基本的なネットワーク操作の管理
- IPv4 および IPv6 アドレスを設定する
- ホスト名解決を設定する
- 起動時に自動的に開始するようにネットワークサービスを設定する
- ユーザーとグループの管理
- ローカル・ユーザー・アカウントを作成、削除、変更する
- パスワードを変更して、ローカル・ユーザー・アカウントのパスワードの有効期限を調整する
- ローカルグループとグループメンバーシップを作成、削除、変更する
- スーパーユーザーのアクセス権を設定する
Red Hat のすべての実技試験と同様に、再起動後も自動で設定が維持されるようにする必要があります。
Red Hat は、試験の内容を追加、変更、削除する権利を留保します。変更する場合は、事前にお知らせいたします。
知っておくべきこと
準備
Red Hat では、準備として Red Hat システム管理 I (RH124) の受講を検討することをお勧めします。
試験の形式
Red Hat 予備試験 - システム管理 I - は、実践的な実技試験で、実際の開発タスクを行う必要があります。Red Hat 予備試験は、受験者のノートパソコンまたはデスクトップコンピュータとリモートのクラウドインスタンスを使用して行われます。予備試験の詳細はこちらをご覧ください。