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お客様事例

Cerner、パフォーマンスと安定性を向上

医療 IT ソリューションおよびサービスの世界的なリーダーである Cerner Corporation は、Cerner Millennium® アプリケーションスイート向けのアプリケーションホスティング環境を標準化したいと考えていました。この構想を実現するため、Cerner Millennium のデータベース層とアプリケーション層を、HP ProLiant サーバーで稼働する Red Hat® Enterprise Linux® に移行しました。移行の結果、システムの安定性と可用性が向上し、パフォーマンスが大幅に改善され、総所有コスト (TCO) も削減できました。

お客様の契約年度

2000 年

米国、ミズーリ州カンザスシティー

医療業界

目標

よりスケーラブルで信頼性の高い環境を構築して、業界をリードする Cerner のアプリケーションスイートをサポートする。

ソフトウェアとサービス

ハードウェア

  • HP ProLiant DL サーバー

別のオペレーティングシステムのサービスや容量、パフォーマンスに制限があるとわかると、Red Hat Enterprise Linux が一番だなと感じます。Red Hat が重要な戦略的パートナーであることは言うまでもありません。

Cerner テクノロジーサービス担当専務理事 Tim Erdel 氏

より優れた IT 環境の構築

Cerner は、顧客のために安定性とパフォーマンスをさらに向上させることを目指し、自社のアプリケーションホスティングサービスに使用するテクノロジーを継続的に評価しています。2000 年代半ばから、同社の主要データベースベンダーである Oracle が、Cerner を代表する Cerner Millennium アプリケーションスイートのデータベース層を Red Hat Enterprise Linux に移行するよう働きかけてきました。「Oracle は Linux を開発プラットフォームの主軸としていたため、当社が Linux 環境に移行すればパフォーマンスと安定性を向上できると説明してくれました」と Cerner でテクノロジーサービスの専務理事を務める Tim Erdel 氏は述べています。

Cerner Millennium は、医療業界初となる患者中心の統合アーキテクチャーです。このアーキテクチャーにより、介護者やサポートスタッフは臨床結果、医療問題、診断、投薬、その他の患者情報をリアルタイムで確認できます。さらに、Cerner Millennium の顧客の約 70% が、Cerner のホスティング部門である CernerWorks で Millennium アプリケーションをホストする方法を選択しています。

Cerner がホストする医療データとアプリケーションは極めて重要であり、同社のインストール基盤は広範囲に及ぶため、Red Hat ソリューションへの移行にはリスクが伴います。「うまくいかなかった場合、非常に幅広い顧客に影響するため、苦情が出ることは必至でした」と Erdel 氏は述べています。「このプロジェクトのリスクについては十分承知していましたし、成功裏に終えるために、計画とテストには莫大な投資を行いました」

経験に基づき、Linux ソフトウェアを選択

Oracle は、自社製品を実行する最善の Linux ディストリビューションとして、具体的に Red Hat Enterprise Linux を推奨したのですが、Cerner はすでに、このソフトウェアを熟知していました。同社のマルチメディアマネージャーが、2000 年から Linux を稼働していたためです。「適用範囲は限られていましたが、Red Hat Enterprise Linux で成功を収めていました」と Erdel 氏は語っています。「そのため、2006 年の移行をスムーズに決定できました」

Cerner は、Red Hat と Intel を組み合わせたアーキテクチャーへのデータベース層の移行を開始しました。ハードウェアプラットフォームとしては、HP ProLiant サーバーを選択しました。「このサーバーは、Red Hat Enterprise Linux と連動してデータベースのパフォーマンスを最適化する真のエンタープライズクラスのサーバーでした」と同氏は言います。

2006 年に下した決定は、2 年後、アーキテクチャーのさらなる転換へとつながりました。その転換とは、データベースだけでなく Cerner Millennium アプリケーションスイート全体を Red Hat Enterprise Linux に移行するというものでした。

信頼性とアジリティに対する期待を超える

Cerner が Intel ベースの HP サーバーで稼働している Red Hat Enterprise Linux に移行した結果、Millennium スイートのアップタイム、安定性、パフォーマンスがたちまち向上しました。「移行によって、パフォーマンスと安定性が向上すると確信していました」と Cerner でテクノロジーサービス担当シニアバイスプレジデントを務める Bill Graff 氏は語っています。「さらに、ホスティングサービスの総所有コスト (TCO) の削減も期待していました。そして、そのどれもが現実になったのです」

この移行は、Cerner のホスティング部門にとっても大成功を収めるものとなりました。「当社のシステムは、高性能で 99.9% 以上の高可用性 (HA) も実現できていると言えます」と CernerWorks でシニアバイスプレジデントを務める Kent Scheuler 氏は述べています。「低コストのプラットフォームに移行したことで、このような結果を得られて満足しています。パフォーマンスを向上できただけでなく、長期的な節約にもつながりました。また、お客様にとっても、移行はシームレスに行われました」

将来の変化に対応可能な優れたスケーラビリティの実現

Cerner は、Red Hat と Intel を組み合わせたアーキテクチャーのスケーラビリティにも満足しています。同社では自社のテストラボで、デプロイを検討しているテクノロジーのパフォーマンスベンチマークを確認しています。「Red Hat Enterprise Linux と Intel ハードウェアアーキテクチャーを組み合わせると、プロプライエタリな UNIX プラットフォームで実現していたのと同等、あるいはそれを上回るスケーラビリティを実現できることがわかりました」と Erdel 氏は言います。「これまでのところ、スケーラビリティにも容量にも制限は見つかっていません」

「当社の医療関係のお客様は、毎日ますます多くの情報を利用し蓄積しています。Millennium システムを使って、診察する各患者さんに関する豊富なデータも作り出しています」と Scheuler 氏は述べています。「こういったお客様のために、高可用性 (HA) と、上回らずとも同等のスケーラビリティを備えたアーキテクチャーに移行することは必須でした。それを低価格で行えただけでなく、パフォーマンスの向上も実現できたことは、大変喜ばしいことです」

Erdel 氏は現在、Cerner テクノロジースタックの他のコンポーネントも Red Hat Enterprise Linux に移行することを検討しています。さらに、Red Hat 製品ポートフォリオの他の製品も評価中です。「別のオペレーティングシステムのサービスや容量、パフォーマンスに制限があるとわかると、Red Hat Enterprise Linux が一番だなと感じます」と同氏は語ります。「Red Hat が重要な戦略的パートナーであることに疑いの余地はありません。Red Hat には他にも、興味深い製品が多数あります」

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