お客様事例

プライベートクラウドでより早く世界中の視聴者に番組を提供

会社概要

業界: メディア
地域: アジア
本社: 韓国
企業規模: 従業員 4,800 人

当社は、Red Hat の全面的な支援のおかげで OpenStack をベースとしたクラウドシステムの実装に成功しました。

KBS 放送設備部門プロダクション・ファシリティ・オフィス担当取締役 Do-Sub Shim 氏

概要

Korean Broadcasting Station (KBS) は、韓国有数の規模を誇る放送局です。同社ではこれまで、ビデオの編集と多言語字幕の追加に旧式のアナログテープを使用していましたが、Red Hat® Enterprise Linux® OpenStack Platform を使用して OpenStack® プライベートクラウドに移行することで、放送用字幕の制作時間を半分に短縮し、かつてないほど迅速に世界各国の視聴者に番組を提供できるようになりました。

成功への道のり

課題: 世界各国の視聴者向けの字幕制作時間を短縮

インターネットによって世界中の視聴者が放送番組を視聴できるようになりました。しかし、視聴者が番組内容を理解するためには、自分の言語による正確な字幕が必要です。字幕が付いていなければ、あるいは字幕が付いていても最新番組のリリースが遅れれば、視聴者はチャンネルを替えてしまうでしょう。KBS はこれまで、ビデオの編集と多言語字幕の追加にアナログテープを使用していました。そのため視聴者は、番組の視聴まで 3 週間ほど待たなければならず、放送局トップとしての KBS の地位は脅かされていました。

事例

KBS が Red Hat を使用して放送システムの生産性を改善

ソリューション: プライベートクラウドを使用してアナログからデジタルに移行

KBS は、アナログテープをより迅速で効率的なプロセスに移行するために、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform を使用してクラウドベースのデジタルシステムにアップグレードしました。アナログテープを制作し、それを字幕付け作業に回して最終確認するといった複雑で時間のかかるワークフローを使用せずに、現在では多言語字幕をデジタル処理でビデオに直接表示しています。

「当社は、OpenStack をベースとしたクラウドシステムの実装に成功しました。これは韓国ではまだ新しい技術であり、あまり知られていません。Red Hat の全面的な支援のおかげです」と KBS 放送設備部門プロダクション・ファシリティ・オフィス担当取締役の Do-Sub Shim 氏は述べています。

ソフトウェア

ハードウェア

  • HP ProLiant DL360/380 サーバー
  • Hitachi Unified Storage 150
  • Juniper Networks EX4550 Ethernet スイッチ

効果: 字幕制作の時間とコストを削減

KBS は、放送用の多言語の字幕付け時間を半分に短縮したことで、これまでより迅速に世界各地の視聴者に番組を提供できるようになり、韓国語の番組を熱心に支持する視聴者を増やすことに成功しました。スタッフは、時間のかかる面倒な編集プロセスに膨大な時間を費やすことなく、編集を迅速に終えて、急速に変化する放送業界で競争力を維持するための業務に集中できます。KBS では人件費も大幅に減少し、年間 7 億ウォン (約 US$618,842) 以上の削減を見込んでいます。さらに、総所有コスト (TCO) は 5 年間で 40% 減少すると予想しています。

最初のデプロイが実にうまくいったので、KBS 全体で他のシステムにも Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform の採用を検討しています。

KBS 放送設備部門プロダクション・ファシリティ・オフィス担当取締役 Do-Sub Shim 氏
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