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お客様事例

IT サービスプロバイダー、業務を効率化

企業の IT インフラストラクチャのコンサルティングやアウトソーシングサービスを提供している三菱総研 DCS (以下、「DCS」) は、激化するグローバル競争に対応するため、今後もサービスレベル落とさず業務を効率化する必要がありました。そこで Red Hat® JBoss® Middleware をデプロイした DCS は、サービス指向アーキテクチャーをプロビジョニングしながら、エンタープライズコンテンツ管理とビジネスプロセス管理を提供することができるようになりました。同社は、低コストで柔軟性とスケーラビリティを備えたこのソリューションにより、フレキシブルなユーザーインターフェースを提供するポータル基盤を実現し、ビジネスサービスと戦略的目標を一致させたい考えています。

お客様の契約年度

2010 年

日本、東京

IT コンサルティングおよびサービス

目標

業務の効率化、社員のノウハウの一元化や社内コラボレーションの強化を図り、自社の競争力を高める。

ハードウェア

  • 既存の DCS アーキテクチャー

Red Hat JBoss Middleware を選択した理由は、当社が必要としていた基本機能を低コストで利用でき、拡張が容易で柔軟な開発が可能だからです。

DCS 代表取締役社長 円実 稔氏

DCS、業務の透明性と効率性に注目

IT の設計と開発から運用と処理まで、DCS はさまざまなアウトソーシングサービスを提供しています。1,400 社それぞれのニーズに合わせて対応するため、同社では顧客ごとに異なったサービスを提供していました。また、プロジェクトの範囲は、担当者の個々の経験とスキルに頼る部分が多く、サービスが個別化されているため、DCS 全社での顧客情報の追跡や共有が困難になっていました。

その結果、細分化された業務プロセスが効率化の阻害要因となっていました。「これまではお客様ごとに管理を分けていたため、作業者の役割が重複している部分がありました」と DCS の技術企画統括部長である長見 雄史氏は述べています。「それが業務の効率化の壁になっていたのです」

変化に対するプレッシャー

海外へのアウトソーシングの利用が増え、金融不況によって、クオリティの高いサービスをより低コストで提供することが求められています。同社は、社内コラボレーションを可能にすると同時に、重要な顧客ニーズに対応できるビジネスプロセス・リエンジニアリングソリューションをデプロイすることにしました。

「サービスレベルを落とさず効率化を図れるようなシステムの構築に挑戦しました」と DCS の代表取締役社長である円実 稔氏は話します。「当社には、まとまったノウハウやスキルを全社で共有できるようにするソリューションが必要でした」

DCS、不可欠な機能を模索

同社は、他システムと互換性があり、次の機能を提供するソリューションを求めていました。

  • マニュアルの整備とマニュアルに瞬時にアクセスできるエンタープライズコンテンツ管理 (ECM)
  • 品質、処理状況、計画策定、要員配置などを可視化し、それらを全社的に共有できるポータルを提供するビジネスプロセス管理 (BPM)

DCS、堅牢なビジネスプラットフォームを選択

DCS は当初、パッケージソフトウェアの導入を検討していました。このソリューションで顧客の事務受託業務も支える必要がありましたが、既製のパッケージでは大幅なカスタマイズと莫大なコストが必要になると判断しました。

評価の結果、オープンソースソリューションを選択

同社は、複数のオープンソースを評価しました。「必要な基本機能を低コストで利用でき、柔軟な開発や拡張が容易な Red Hat JBoss Middleware を選択しました」と円実氏は語ります。

世界的な実績に裏打ちされた Red Hat の信頼性の高さも、この決定を後押ししました。技術企画統括部の企画グループ長である高藤 康孝氏は、「オープンソースである Red Hat JBoss Middleware にはコストメリットはもちろん、洗練された高いクオリティがあります。それが選択の強力な裏付けとなりました」と述べています。

Red Hat ソリューションは、再編成された業務をサポートするために同社が必要としていた BPM および ECM 機能も備えていました。

DCS、効率的なサービスにより競争力を強化

Red Hat JBoss Middleware は、DCS が効率化を図るために行った再編後の業務を管理する上で役立ちました。従来は顧客の業務単位だった業務プロセスを改め、業務機能単位の業務プロセスへ変更することにしました。 これによりスキルの偏りをなくし、業務間での役割や作業の平準化を実現しました。

Red Hat JBoss Middleware によって、「作業指示書」や「スケジュール表」などの管理帳票の整備状況や、業務マニュアルやチェックシートなどのドキュメントをそれぞれの業務プロセスに関連づけて管理できます。

DCS、サービスの連動を実現

「Red Hat JBoss Middleware は、当社の要件を満たす BPM と ECM を備え、サービス指向アーキテクチャープラットフォームを包括的に提供できる唯一のオープンソースソリューションでした」と高藤氏は言います。「こうした特長により、フレキシブルなユーザーインターフェースを提供するポータル基盤、サービス連携を実現することができます」

DCS は要件定義から基盤実装に至るまで、Red Hat コンサルティングサービスによる全面的なサポートを受けました。その結果、Red Hat JBoss Middleware を迅速かつ円滑に統合することができました。

DCS、実証済みのソリューションを提供

DCS は今後、Red Hat とのパートナー関係をさらに深めていきたいと考えています。現在、システムの統合に Red Hat プラットフォームを使用することを検討していますが、その場合、人事業務全体を範囲としたビジネスプロセスアウトソーシングサービスに Red Hat JBoss Middleware を活用する可能性があります。「当社で導入実績があるソリューションをお客様に提供することが我々 SIer としての優位性になります。」と長見氏は述べています。

DCS は、クラウドサービスの提供においても Red Hat にパートナーとして協力してもらいたいと考えています。「当社は PaaS (Platform-as-a-Service) ソリューションとしてサービスを提供していきたいと考えていますので、そうした面においてもサポートを期待します。」と円実氏は話します。「また、BPM/ECMと合わせてポータル機能を使っているので、ソーシャル機能(プレゼンスやチャットなど)の活用にも積極的に取り組んでいきたいと思います。今後も新しいことに挑戦して、当社としてもレッドハットのユーザー会などを通じてノウハウを還元していきたいと思います」

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