お客様導入事例
米軍、Red Hat でフライト・スケジューリング・システムを構築
概要
米軍は、陸軍、海兵隊、海軍、空軍、沿岸警備隊で構成されています。米軍は開発プラクティスを使用して新しいソリューションを作成し、海兵隊のパイロットと乗組員のオペレーション計画と飛行訓練を改善しました。
Open Innovation Labs は、エンドユーザーとそのニーズの基本的な理解を確立し、それらのニーズを満たすために必要なソフトウェア開発スキルを国防総省が確実に得られるようにすることで、他のアプローチが失敗する可能性がある場合に国防総省が困難な問題を解決できるよう支援します。
機会
新しい開発プラクティスによる事前スケジューリング (計画) と飛行訓練ロジスティクス
米軍は、Defense Innovation Unit (DIU) を通じて、先進的で効率的な開発手法を使用して新しいソリューションを作成することにより、海兵隊のパイロットと乗組員のオペレーション計画と飛行訓練を改善したいと考えていました。
ソリューション
新戦略の作成とテストにデザイン思考と製品開発プラクティスを活用
DIU は、Red Hat® Open Innovation Labs と連携して、人間を中心とした設計の参加型ワークショップを実施しました。最初のフェーズでは、Red Hat のエキスパートと海兵隊の参加者が連携して新しいフライト・スケジューリング・システムを作成するための戦略の定義と検証を行いました。また、ユーザーファーストのデザイン思考とリーン製品開発手法に焦点を当てたアクティビティを行いました。
次のフェーズでは、空軍の参加者と Red Hat が、DevSecOps と継続的デリバリー (CD) のアプローチでサポートされる新製品の初期デモバージョンを開発しました。各チームは Red Hat と緊密に連携して、OpenShift® でのマイクロサービスの作成や実行など、オープンでコラボレーティブな文化とオープンソース・テクノロジーに関する組織内の専門知識を構築しました。
結果
新しいフライト・スケジューリング・システムでワークフローを改変
Open Innovation Labs に取り組んだ後、空軍のチームは独自に、新しいフライト・スケジューリング・システムである Puckboard 向けの実用最小限の製品 (MVP) の設計、検証、構築を継続しました。また、既存の DevSecOps ツールと継続的デリバリー (CD) パイプラインを統合して、この新しいソリューションのセキュリティスキャン、テスト、デプロイを自動化しました。
関連事例
ロッキードマーティン、開発プロセスを変革してデリバリーを迅速化
Meteorcomm、Red Hat Open Innovation Labs でアジャイルな作業アプローチを導入
FFG、Red Hat Open Innovation Labs でサービス提供を変革
オープンソースはイノベーションの原動力。それを体現するかのように、Red Hat のお客様はオープンソース・テクノロジーで変革を巻き起こしています。ここでは、そんな「オープン・イノベーター」たちの事例をご紹介します。