言語|国を設定する

各国のポータルページを見る

各国の最新情報は、以下の国別ポータルページからご確認ください。

Linux プラットフォーム

重大なバグ修正の一例

ある大規模な電気通信会社は、Red Hat® OpenStack® Platform を稼働して仮想ローカルエリアネットワーク (VLAN) と Generic Routing Encapsulation (GRE) トンネルを使用し、クライアントにマルチテナントネットワークを提供していました。そして、「Grizzly」アップストリームプロジェクトをベースとする Red Hat OpenStack Platform 3 を運用していましたが、大きなパケットを使用すると、テナントの一部でモデムのようなスピードになってしまうという Open vSwitch 内のパフォーマンスの問題に直面しました。

根本的な問題は、カーネルのネットワークスタックにありました。VLAN と GRE パケットの組み合わせをカーネルで効率的に処理できていませんでした。このようなシナリオに対応できるように、カーネルのパケット処理を改良し最適化する必要がありました。

Red Hat の迅速な対応

まず Red Hat は、アップストリームカーネルにおけるネットワークの問題を修正し、お客様が使用する Red Hat Enterprise Linux にこの修正をバックポートしました。しかし、アップストリームカーネルのネットワーク変更は長期に渡ることが多いため、まずは発生している問題に対処する必要がありました。

そこで Red Hat は、アップストリーム (Havana) OpenStack Network Service (Neutron) に修正を加え、この設定に対して異なったフロールールを選択的に適用することでカーネルの制限を回避できるようにしました。その後、この修正を Grizzly OpenStack Network Service (Quantum) にバックポートしました。

異なる技術を持つエンジニアが連携することが不可欠な理由

この問題に速やかに対処するには、高いスキルを持つサポートエンジニアだけでなく、カーネルネットワークエンジニアリングと OpenStack Neutron の開発者が持つ専門的な技術知識が必要でした。この例は、管理およびオーケストレーション層をプログラミングする Python のスキルだけではお客様に十分なサポートを提供できないことを示しています。Red Hat Enterprise Linux と Red Hat の OpenStack の技術者が互いに協力し合わなければ、この重大なバグを修正することはできなかったでしょう。

詳細はこちら

Red Hat Enterprise Linux、ハイパーバイザー、OpenStack エンジニアリングの重要性をまとめてご覧になるには、こちらを参照してください