Red Hat Enterprise Linux

エンタープライズ IT が向かう先には常に Red Hat® Enterprise Linux® があります。その進化は、パブリッククラウドからエッジまで、新たなフロンティアに柔軟性と信頼性をもたらしています。これは、無数のイノベーションを支える安定した基盤です。

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Red Hat Enterprise Linux の価値

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) は、数百のクラウドと数千のハードウェアベンダーおよびソフトウェアベンダーで認定された、世界有数のエンタープライズ向け Linux プラットフォーム*です。

人々の暮らしを支えるインフラを支える RHEL (動画の再生時間:0:58)

特長とメリット

Red Hat Enterprise Linux は、エッジコンピューティングSAP ワークロードなどの特定のユースケースに対応するために購入されることもありますが、すべての RHEL サブスクリプションに次のような核となるメリットがあります。

サブスクリプションのメリット

Red Hat Enterprise Linux は単なるオペレーティングシステムではありません。それを使うことで Red Hat の広範なハードウェア、ソフトウェア、およびクラウドパートナーのエコシステムも利用可能になり、24 時間年中無休のサポートも付帯します。 最新リリースは Red Hat Enterprise Linux 9.3 ですが、サポート対象のすべてのバージョンにアクセスでき、10 年間のライフサイクルが 設定されているため、組織のスケジュールに従ってアップグレードし、必要 に応じて新しい機能を導入することができます。

サポート対象のアーキテクチャ

Red Hat Enterprise Linux は、サーバーまたは高性能ワークステーションでの実行向けに最適化でき、x86、ARM、IBM Power、IBM Z、IBM LinuxONE などのさまざまなハードウェア・アーキテクチャをサポートします。これは、アップストリーム・コミュニティやハードウェアパートナーとの緊密なコラボレーションによる結果であり、多くのユースケースに対応する信頼性の高いプラットフォームと、物理、仮想、およびクラウドのデプロイメントにわたって一貫したアプリケーション環境がもたらされます。

自動化と運用管理

一貫性のある安定した管理エクスペリエンスを実現することで、管理者はイノベーションに費やす時間を増やし、エラーが発生しやすい反復的なタスクに費やす時間を削減できます。Red Hat Enterprise Linux には Red Hat Insights が含まれています。これは分析および修復用のマネージドサービスで、アップタイムの最大化と緊急事態の回避に役立つ継続的な脆弱性アラートと的を絞ったガイダンスを提供します。さらに、Red Hat Satellite アドオンを使用すると修復プロセスを自動化できます。

インストールおよび移行ツール

Red Hat Enterprise Linux のインストール、移行、アップグレードといった最初のステップから最終的に複数のクラウドにデプロイする段階まで、Red Hat は役立つツールを提供しています。CentOS Linux を使用している場合、または別の Linux ディストリビューションを使用している場合は、移行ツールを使用すると簡単に開始できます。また、クラウドにデプロイする準備ができたらその詳細を処理できる Red Hat Enterprise Linux イメージビルダーを使用して、最適化されたオペレーティングシステム・イメージを作成できます。

セキュリティとコンプライアンス

リスクの緩和、セキュリティの自動化、コンプライアンスの維持を単純化しましょう。Red Hat Enterprise Linux には、ライブカーネルパッチ、セキュリティプロファイル、セキュリティ基準認定、信頼できるソフトウェア・サプライチェーンなどのセキュリティ機能が組み込まれており、現在のセキュリティとコンプライアンスに対する高い期待に対処するための助けとなります。

一貫したパフォーマンス

実行しているハードウェアやワークロードに関係なく、当社の包括的なパフォーマンス監視、追跡、および分析ツールは、システムの最適化に役立ちます。パフォーマンスの異常検出、システムパフォーマンスの包括的なビューの構築、事前設定済みのチューニングプロファイルを通じたベストプラクティスの適用により、組織の投資を最大限に活用することができます。

CentOS Linux 7 から直接変換できる移行先として最適

CentOS Linux 7 は、2024 年 6 月 30 日にサポート終了 (EOL) となります。Red Hat® Enterprise Linux® は、フルサポート付きのプロダクショングレードのオペレーティングシステム (OS) でオンプレミスまたはクラウドで利用でき、CentOS Linux ユーザーにとって直接的な移行パスです。

CentOS Linux だけを使用している場合でも、既存の Red Hat Enterprise Linux のお客様で CentOS Linux も所有している場合でも、お客様のニーズに適した最適化された移行ソリューションをご用意しています。

当社の Convert2RHEL ツールは、コストのかかる再デプロイメント・プロジェクトの必要性を最小限に抑えることで移行のプロセスを効率化し、既存の OS のカスタマイズ、構成、設定をコンバージョン中も維持することで管理上の負担を軽減します。

Red Hat Enterprise Linux for Third Party Linux Migrationお求めやすい価格のオファリングで、Red Hat Enterprise Linux 7 へのアクセス、CentOS Linux 7 のインプレース・インスタンスをRed Hat Enterprise Linux 7 に転換するためのツールや、EOL 期日後 4 年間のパッチとアップグレードが含まれています。

Icon-Red_Hat-Media_and_documents-Quotemark_Open-B-Red-RGB CentOS Linux だけを使用している場合でも、既存の Red Hat Enterprise Linux のお客様で CentOS Linux も所有している場合でも、お客様のニーズに適した最適化された移行ソリューションをご用意しています。

お客様事例

Salesforce、CentOS Linux から Red Hat Enterprise Linux 9 に移行

Salesforce は IT 運用の効率化とカスタマーエクスペリエンス強化のため、20 万を超えるシステムを移行しています。

あらゆるクラウド、あらゆるワークロードのユースケース

クラウド上の理想的な OS

急速な変化に対応するために構築された、柔軟で最適化された OS で組織を成功に導きます。Red Hat Enterprise Linux は、主要なクラウドプロバイダーとシームレスに連携して優れたセキュリティ、ワークロードの移行、管理と可視化のためのツールを提供し、開発からプロダクションへの明確な道筋を実現します。

AWS 上の Red Hat Enterprise Linux

  • AWS のお客様に、Amazon のクラウド・インフラストラクチャとシームレスに動作することが認定された、強力で適応性の高いイノベーション・プラットフォームを提供します。
  • オンサイトとクラウドのシステム間で一貫したツールセットとともに、インテリジェントで安定した、セキュリティを重視したビジネス機能の基盤を提供します。
  • Amazon のグローバルなオンデマンド・コンピューティング能力により、お客様の組織をあらゆる方向に拡張でき、市場の変化や業務上の需要の変化に迅速に対応できます。

Azure 上の Red Hat Enterprise Linux

  • Azure のお客様に、オンプレミスおよびクラウドベースのアプリケーションのためのテスト済みおよび認定済みの相互運用性を提供します。
  • Red Hat とマイクロソフトのエキスパートによる、統合された両社共通のサポートが含まれます。
  • 10 年間のライフサイクルのセキュリティ管理、アップグレード、パッチ適用のほか、ハイブリッド環境全体でコンプライアンスを維持するための統合機能でデータを保護します。

オープン・ハイブリッドクラウド

共通の技術的基盤

Red Hat のオープン・ハイブリッドクラウド戦略は、Linux®、コンテナ、自動化の技術的基盤に基づいています。オープン・ハイブリッドクラウドのアプローチにより、必要な場所でアプリケーションを実行できる柔軟性が得られます。

Red Hat Ansible Automation Platform
Red Hat OpenShift
Red Hat Enterprise Linux
Red Hat Ansible Automation Platform

Red Hat Ansible Automation Platform では、​Red Hat Enterprise Linux 環境でコンプライアンスを自動化し、一貫性を得ることができます。

詳細はこちら

Red Hat OpenShift

Red Hat Enterprise Linux は、Red Hat OpenShift の実証済みの基盤であり、何千ものハードウェアとクラウドベンダーのテクノロジーで認定を受けています。これはつまり、必要に応じてどこでも実行できる単一のプラットフォームを提供するために、Red Hat Enterprise Linux のセキュリティ、パフォーマンス、相互運用性、およびイノベーションがインフラストラクチャ全体に拡張されているということです。

詳細はこちら

Red Hat Enterprise Linux

IT スタック内のテクノロジーは、すべてが連携して動作する必要があります。そして、そのような接続を支えるオペレーティングシステムには一貫性、信頼性、柔軟性が求められます。Red Hat Enterprise Linux は先進的 IT をつなぎ合わせる存在です。

お客様による Red Hat Enterprise Linux の活用例

UPS ロゴ

UPS は、コンテナベースのアプリケーション・プラットフォームを作成し、開発者が物流とスタッフ運用のための新機能をより効率的に作成できるようにしました。

 

 

ルフトハンザ テクニックロゴ

ルフトハンザ テクニックはハイブリッドクラウド・インフラストラクチャを使用してデジタルプラットフォームを構築し、航空路線管理の編成とスケジュールを改善するためにデータを活用できるようにしました。

 

 

Tomago Aluminium ロゴ

Tomago Aluminium は、SAP ソリューションを移行したことで、デプロイメントの効率化、サーバーフットプリントの統合、およびシステムとデータのセキュリティ強化を実現できました。

Icon-Red_Hat-Media_and_documents-Quotemark_Open-B-Red-RGB Linux を検討するなら、RHEL ほどサポートが充実したソリューションはないと思います。

John Lemay

プリンシパルシステムエンジニア

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Red Hat ラーニングサブスクリプションの 14 日間無料トライアルで、厳選したラボやコースに、制限付きのセルフサービスでアクセスできます。

注目のニュース

Red Hat Enterprise Linux 7 のメンテナンス終了に備える

Red Hat Enterprise Linux 7 は、2024 年 6 月 30 日にメンテナンスの終了を迎えます。現在 Red Hat Enterprise Linux をご利用中のお客様は、Red Hat Enterprise Linux 8 または 9 のサポート対象バージョンにアップグレードし、新しい機能、セキュリティ強化、バグ修正、クラウド機能などをご活用ください。

RHEL 7 メンテナンス終了について知っておくべきこと

Red Hat Enterprise Linux 9.3 および 8.9 リリースを発表

Red Hat Enterprise Linux 9.3 が利用可能になりました。新しい管理サービス、Strasis のフルサポート、その他多数の機能拡張が含まれています。Red Hat Enterprise Linux 8.9 のフルリリースは、2023 年 11 月 15 日に続く予定です。

Red Hat、Google Cloud テクノロジー・パートナー・オブザイヤーを受賞

先日開催された Google Cloud Next カンファレンスで、Red Hat は 2023 Google Cloud テクノロジー・パートナー・オブザイヤー (Infrastructure - Compute) に認定されました。ハイブリッドクラウド戦略を導入する顧客を支援するために、両社がどのように連携しているか詳しくご覧ください。

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