Linux プラットフォーム

Red Hat Satellite に関する FAQ

よくある質問 (FAQ)

単純化されたシステム管理

何十台、何百台、さらには何千台もの Red Hat® Enterprise Linux® サーバーをまとめて簡単に管理するのは困難です。しかし、拡張する Linux インフラストラクチャ向けのシステム管理プラットフォームである、Red Hat Satellite を使えば可能です。Red Hat Satellite は、オープンスタンダードで構築され、機能モジュールに基づいているため、仮想化デプロイやベアメタルデプロイで Red Hat Enterprise Linux の管理機能を拡張できます。

質問と回答

一般製品

基本的な管理作業は、Red Hat Enterprise Linux サブスクリプションに含まれているサービスで対応できますが、Red Hat Satellite を使用すると、以下のような広範なライフサイクル管理が可能になります。

  • パッチ適用
  • サブスクリプション管理
  • プロビジョニング
  • 構成管理

単一のコンソールを使用して、1 台を管理するのと同じくらい簡単に何千台というシステムを管理できるため、システムの可用性、信頼性、監査性の向上に役立ちます。このような管理機能は、拡張を続ける Red Hat Enterprise Linux 環境を抱える多くの組織で必要になります。

Red Hat Satellite は、Red Hat インフラストラクチャのデプロイ、拡張、管理を物理環境、仮想環境、クラウド環境で容易に行うためのシステム管理ソリューションです。Satellite は、システムが効率的かつ安全に、しかも各種標準に準拠して稼働するよう、ユーザーによるプロビジョニング、設定、および更新を支援します。Satellite を導入することでシステム保守にかかわるタスクのほとんどを自動化できるので、企業は効率性の向上、運用コストの削減、戦略的ビジネスニーズに対する IT 部門の応答性の向上を実現できます。

Red Hat Satellite Capsule Server は、Red Hat Satellite の管理対象をリモート・データセンターまで拡張するために使用されます。Red Hat Satellite Capsule Server のインスタンスは通常、各リモート・データセンターにデプロイされ、プロビジョニングなどのサービスをフェデレーションしてローカルでも実行できるようにします。そして、Red Hat Enterprise Linux の認定されたコンテンツのローカルリポジトリを提供します。このモデルは、Red Hat Satellite による更新、エラータ、およびソフトウェアの配信範囲を拡大する一方で、ネットワーク帯域幅の使用を最小限に抑えます。Red Hat Satellite Capsule Server は Red Hat Satellite Proxy に代わるものです。

Red Hat Satellite 6.3 が最新です。

Red Hat Satellite は現在、Red Hat Satellite サブスクリプションの一部として Red Hat カスタマーポータルでダウンロードできます。

このドキュメントを含むすべての Red Hat Satellite リリースのドキュメントは、Red Hat カスタマーポータルでご利用いただけます。

ベアメタル、Red Hat Enterprise Virtualization、Red Hat Enterprise Linux OpenStack® Platform、VMWare、Amazon EC2 です。

主なプロジェクトとして、Foreman、Puppet、Katello、Pulp、Candlepin があります。

Red Hat Satellite 5 と Red Hat Satellite 6 の製品アーキテクチャは大きく異なります。Red Hat Satellite 6.x は新規インストールする必要があり、Red Hat Satellite 5.x から Red Hat Satellite 6.x へのアップグレードはできません。現在 Red Hat Satellite 5 をご利用のお客様も、Red Hat Satellite 6 に更新していただくことによって、Red Hat Enterprise Linux 環境を管理するための多くのオプションをご利用いただけます。詳細については、カスタマーポータルの Red Hat Satellite のページをご覧ください。

Red Hat Satellite バージョン 5.5 以前のサポートはすでに終了しています。Red Hat Satellite 5.6 以降は、2019 年 1 月 31 日に運用フェーズ 3 のサポートが終了し、Satellite 5.8 のみが 2020 年 5 月 31 日までサポートされます。 2019 年 1 月 31 日には RHN (Red Hat Network) が閉鎖されますので、ご注意ください。それ以降は、Satellite 5.8 のみ、RHSM (Red Hat Subscription Manager) を通じて新しいコンテンツを受け取ることができます。詳しくは、Satellite のライフサイクル・サポートのページをご覧ください。

セキュリティ

Red Hat Content Delivery Network (CDN) からステージングシステムにコンテンツをダウンロードして、物理メディアに保存しておくと、認定されたコンテンツを最新の状態に保つことができます。厳しいセキュリティ要件を抱える多くの組織が、オフラインで Red Hat Satellite 構成を使用しています。

管理者の機能として、Red Hat Satellite 経由のすべてのアクティビティに対する監査に加え、ポリシーと許可を割り当てるシンプルなロールベース管理が可能です。

相互運用性とカスタマイズ

Red Hat Satellite のアプリケーション・プログラミング・インタフェース (API) を使用して、製品の内部でコマンドのスクリプトを作成し、他の管理製品と情報を交換できます。多くのお客様がこの方法で Red Hat Satellite を HP や IBM など他ベンダーの管理ツールと統合しています。

次の最低限のスペックを持つ、ネットワークに接続されたハードウェアが最低 1 台必要です。

  • 64 ビット・アーキテクチャ。
  • Red Hat Enterprise Linux 6 Server または 7 Server の最新バージョンが必須ですが、Red Hat Enterprise Linux は推奨です。
  • 最小 2 コアの CPU (4 コア CPU を推奨)。
  • Satellite Server が機能するためには 12 GB 以上のメモリーが必要です。Satellite Server の各インスタンスには 16 GB 以上のメモリーが推奨されます。さらに、4 GB 以上のスワップ領域も推奨されます。Satellite を最小値未満のメモリーで稼働させると、正しく動作しないことがあります。
  • 固有のホスト名。英小文字、数字、ドット (.)、ハイフン (-) を使用できます。
  • 現在の Red Hat Satellite サブスクリプション。
  • 管理ユーザー (root) アクセス。
  • umask 0022 のシステム。
  • 完全修飾ドメイン名を使用した完全転送および逆 DNS 解決。
  • 推奨容量と最新仕様については、Red Hat Satellite インストールガイドをご覧ください。

注:Red Hat Satellite Server と Capsule Server のバージョンは一致する必要があります。たとえば、Satellite 6.1 Server は 6.2 Capsule Server を実行できず、Satellite 6.2 Server は 6.1 Capsule Server を実行できません。Satellite Server と Capsule Server のバージョンが一致していないと、Capsule Server がサイレントに失敗します。

Red Hat Satellite 6 には、PostgreSQL データベースが組み込まれているため、データベースを新しく準備する必要はありません。

はい。Red Hat Global Professional Services では、Red Hat Satellite のお客様専用のコンサルティング・サービスをご用意しています。詳細については、Red Hat のセールス担当者までお問い合わせください。

現在、30 日間の試用評価版をご利用いただけます。詳細については、Red Hat のセールス担当者までお問い合わせください。

Smart Management アドオンのエンタイトルメントの場合、現在オペレーティング・システムでサブスクライブしているものと同じサービスレベル契約 (SLA) を入手できます。Red Hat Satellite Server および Red Hat Satellite Capsule Server のモデルには、Red Hat Enterprise Linux Premium サブスクリプションが含まれているため、お客様は Red Hat Premium サポートをご利用いただけます。

仮想化のサポート

Red Hat Satellite は、任意のサポート対象ハイパーバイザーで実行している Red Hat Enterprise Linux を管理できます。これには、Red Hat Virtualization と VMware も含まれます。ただしこの方法で管理するには、Red Hat Satellite によって管理される各 Red Hat Enterprise Linux システムが、必要な Smart Management アドオンのエンタイトルメントを保持している必要があります。

現在、Red Hat Satellite および Red Hat Satellite Capsule Server は、Xen、KVM、VMware などのサポート対象ハイパーバイザーによってホストされる Red Hat Enterprise Linux ゲスト上でサポートされます。