Whitepaper

政府情報システムにおけるマルチクラウドの活用

オープンソース技術のより積極的な採用

現在、デジタル庁を中心に、デジタル社会の実現に向けた重点計画の一つとして、デジタル社会の共通機能の整備・普及が掲げられています。本ホワイトペーパーでは、ガバメントクラウドを中心に取り上げ、より良いガバメントクラウドのあり方、およびガバメントクラウドを利用するアプリケーション調達におけるより良いアプローチについて考察、および提言を行うことを目的としています。

本資料では以下のトピックをご紹介致します。

  • 政府情報システムにおけるクラウド利用の経緯
  • ガバメントクラウドの概要
  • 現時点でのガバメントクラウドの課題
  • ガバメントクラウドの効果的な利用に向けた提言

 

  • 2018年6月に「政府情報システムにおけるクラウドサービスの利用に係る基本方針」の中で政府調達におけるクラウド・バイ・デフォルト原則の方針を表明してから3年半、政府行政システムにおけるクラウ ドの活用が本格的に進むフェーズに入っています。その中でより効果的かつ合理的に、調達における自 由競争が促進されるためには、オープンソースを中心とする標準的な新しい技術を積極的に指定、推奨していく事が求められます。 クラウドプロバイダに対する要件もありますが、むしろガバメントクラウドを利用して構築されるアプリケーション側の調達において、より積極的に推進していくべきものが多く、推進の一助となれば幸いです。