Red Hat、Mobile Application Platformを発表

Red Hat Mobile Application Platformにより、 モバイル中心のワークロードを既存のITインフラに統合

東京 -

[ボストン – RED HAT SUMMIT – 2015年6月24日(現地時間)発表] 米国報道発表資料抄訳

オープンソースソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hat, Inc. Red Hat, Inc.(NYSE:RHT、以下Red Hat)は本日、2014年10月に買収したFeedHenryの技術をRed HatのJBoss MiddlewareやOpenShift PaaSポートフォリオといった製品と組み合わせ、新たなモバイルサービスを加えたRed Hat Mobile Application Platformを発表しました。このプラットフォームは、モバイル中心のワークロードを既存のITインフラに統合させ、複雑さを解消してモバイル開発と開発サイクルの機動性を高めることを可能とする完全な技術群を企業に提供するものです。

Red Hat Mobile Application Platformは、フロントエンドのアプリケーション開発者、バックエンドのIT統合、DevOpsチームといった開発チーム間の協力を可能にすることで、モバイルソリューションの開発、統合、配備、管理の簡易化、高速化をサポートします。Red Hatはさらに、開発者向けにパブリッククラウドにおいてアプリケーション開発およびホスト環境であるOpenShift Onlineを提供することも発表しました。来年には、OpenShift Enterpriseを介し、Red Hat Mobile Application Platformの実稼動環境でのフルサポートが予定されています。

Red Hat Mobile Application Platformは、セキュリティ、バックエンドシステムへの再利用可能な接続、そして協働的かつ迅速なアプリケーション開発といったモバイル機能を提供します。非常に複雑で高度なアプリケーションをモバイル機器に展開するに当たり、Red Hatは次世代のPaaS機能の決め手となるのは、豊富なミドルウェアサービスであると考えています。Mobile Application PlatformをOpenShiftに持ち込むに当たって、Red Hatはそのための布石を敷き、Red Hat xPaaSのサービスビジョンをさらに推し進めることを目指しています。

さらに、Red Hatはそのオープンソースの精神に背くことなく、Red Hat がオープンソース化したFeedHenryのモバイルアプリ開発プラットフォーム技術等の最先端のオープンソースモバイル技術を開発する、同社の名を掲げたオープンソースのアップストリームのプロジェクトの設立を支援することも発表しました。このコミュニティは来年設立される予定です。

 

サポートコメント

Red Hat モバイルプラットフォーム部門バイスプレジデント Cathal McGloin

Red Hatは、今日のデジタル事業で要求される非常にスケーラブルなワークロードを実行するのに必要なコンポーネントを供給し、サポートすることのできる企業の1つです。Red Hat Mobile Application Platformは、重要なモバイル機能と、ミドルウェア、クラウド、モバイル関連ソリューションの単一で、信頼性が高く受賞歴のあるプロバイダーによる、企業システムとの安全かつ管理しやすい統合を提供します。

 

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