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[ノースカロライナ州ローリー – 2018年12月17日 (現地時間)発表] アメリカ報道発表資料抄訳
- 第3四半期の売上総額は8億4,700万ドルで、前年同期比13%増、実質ベースで15%増
- 第3四半期のインフラ関連製品のサブスクリプション売上は5億3,400万ドルで、前年同期比8%増、実質ベースで9%増
- 第3四半期のアプリケーション開発関連製品およびその他の先進テクロノジー製品のサブスクリプション売上は2億700万ドルで、前年同期比28%増、実質ベースで30%増
- 四半期末の前受収益残高は25億ドルで、前年同期比20%増、実質ベースで23%増
オープンソース・ソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hat, Inc. (本社:ノースカロライナ州ローリー、社長兼CEO:ジム・ホワイトハースト、NYSE: RHT、以下Red Hat)は本日、2018年11月30日に終了した2019会計年度第3四半期(2018年9月~11月期)の業績を発表しました。
Red Hatの社長兼CEOであるジム・ホワイトハーストは次のように述べています。「顧客がハイブリッド/マルチクラウド環境にわたり、より安全で一貫したアプリケーションを構築し、展開することを可能にするRed Hat技術の採用が、第3四半期の成長を引き続き牽引しました。たとえば、第3四半期の当社の認定クラウド&サービスプロバイダー(CCSP)プログラムは、3億ドルの年間ランレート・マイルストーンを達成し、パブリッククラウドのRed Hat Enterprise Linuxオンデマンドサービスは前年同期比25%増となりました。さらに、当社のKubernetesプラットフォームであるRed Hat OpenShiftとRed Hat Ansible Automationの顧客は引き続き順調に増加し、これらはいずれも第3四半期に100以上の顧客増加となりました」。
Red Hatのエグゼクティブバイスプレジデント兼CFOであるエリック・シャンダーは次のように述べています。「第3四半期に、当社は100万ドル超の取引100件を締結し、引き続きの急激な為替変動にもかかわらず、売上総額は前年同期比では米ドルベースで13%増、実質ベースでは15%増、前受収益は前年同期比では米ドルベースで20%増、実質ベースでは23%増の2桁成長を達成しました。さらに、総受注残は前年同期比22%増加して約35億ドルとなりました。大型案件の好調な契約更新もこれらの業績を牽引する要因となり、最も大きい契約25件はすべて120%超のアップセル率で契約を更新しました」。
売上:第3四半期の売上総額は8億4,700万ドルで、前年同期比は米ドルベースで13%増、実質ベースでは15%増となりました。実質ベースの記載に関しては下表に掲載されています。第3四半期のサブスクリプション売上は7億4,100万ドルで、前年同期比は米ドルベースで13%増、実質ベースで15%増となりました。第3四半期のサブスクリプション売上は売上総額の87%を占めていました。
サブスクリプション売上内訳:第3四半期のインフラ関連製品のサブスクリプション売上は5億3,400万ドルで、前年同期比は米ドルベースで8%増、実質ベースでは9%増となりました。第3四半期のアプリケーション開発関連製品およびその他の先進テクロノジー製品のサブスクリプション売上は2億700万ドルで、前年同期比は米ドルベースで28%増、実質ベースでは30%増となりました。
営業利益:第3四半期のGAAPベースの営業利益は1億900万ドルで、前年同期比8%減となりました。非現金株式報酬費用、無形資産償却費、企業結合に関する取引コストの調整後では、第3四半期の非GAAPベースの営業利益は、前年同期比13%増の2億300万ドルでした。第3四半期のGAAPベースの営業利益率は12.9%であり、非GAAPベースの営業利益率は24.0%でした。非GAAPベースの記載に関しては下表に掲載されています。
純利益:第3四半期のGAAPベースの純利益は9,400万ドル(希薄化後1株あたり利益は51セント)(「EPS」)でしたが、前年同期は、GAAPベースの純利益は1億200万ドル(希薄化後EPSは55セント)でした。
非現金株式報酬費用、無形資産償却費、企業結合に関する取引コスト、社債割引額に関する非現金支払利息の調整後では、第3四半期の非GAAPベースの純利益は1億7,500万ドル(希薄化後EPSは96セント)でした。これに対し、前年同期は1億3,300万ドル(希薄化後EPSは73セント)でした。非GAAPベースの希薄化後加重平均発行済株式数は、転換社債ヘッジ取引により相殺される見込みである希薄化を除外しています。
キャッシュ:第3四半期のGAAPベースおよび非GAAPベースの営業キャッシュフローは、GAAPベースの営業キャッシュフローと比較して、前年同期比15%減の1億3,700万ドルでした。非GAAPベースの営業キャッシュフローは、会計基準更新書(ASU)第2016-15号「キャッシュフロー計算書(トピック第230号):特定の現金収入および現金支出の分類」の最近の適用の影響を調整しており、第3四半期の社債割引に帰属する転換社債の償還の部分は営業キャッシュフローとして分類することが要求されています。第3四半期のGAAPベースおよび非GAAPベースの営業キャッシュフローは、企業結合費用支払額約2,300万ドルを含んでいます。第3四半期の普通株式約1,300万ドル(約10万株)の自社株買い後の現金預金および投資の総額は、2018年11月30日現在で22億ドルでした。2018年11月30日現在、当期の自社株買い承認額の残高は約7億3,700万ドルとなっています。
前受収益:第3四半期末におけるRed Hatの総前受収益残高は25億ドルで、前年同期比20%増となりました。為替レート変動による総前受収益へのマイナスの影響は5,300万ドルでした。総前受収益は実質ベースでは前年同期比23%増になります。
IBM(International Business Machines Corporation)との取引が進行中のため、Red Hatは2019会計年度の見通しを更新しません。また、2019会計年度第3四半期の業績に関する電話会議を開催しません。
非GAAPベースの業績の調整を含むRed Hatの業績報告の詳細については、以下の財務諸表をご覧ください。
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