Red Hat、2013会計年度の第4四半期と通年の業績を発表

<br><b>第4四半期の売上は、前年同期比17%増の3億4,800万ドル、<br>
2013会計年度の売上は前年度比17%増の13億3,000万ドル<br><br>

第4四半期のサブスクリプション売上は、前年同期比19%増の3億300万ドル、<br>
通期の売上は前年度比19%増の11億5,000万ドル<br><br>

第4四半期の営業キャッシュフローは前年同期比7%増の1億3,700万ドル、<br>
通期の営業キャッシュフローは前年度比19%増の4億6,500万ドル<br><br>

年度末の前受

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[ノースカロライナ州ラーレー 2013年3月27日(現地時間)発表]
米国報道発表資料抄訳

 

 オープンソースソリューションのプロバイダとして世界をリードするRed Hat, Inc. (本社:米国ノースカロライナ州ラーレー、社長兼CEO:ジム・ホワイトハースト、NYSE:RHT、以下Red Hat)は本日、2013会計年度第4四半期(2012年12月~2013年2月期)および2013年2月28日に終了した同会計年度の業績を発表しました。

 第4四半期の総売上は前年同期比17%増の3億4,800万ドルで、為替変動の影響を除いた実質ベースでは18%増でした。実質ベースによる記載に関しては、リリース原文に掲載されています。また、第4四半期のサブスクリプション売上は前年同期比19%増の3億300万ドルで、為替変動の影響を除いた実質ベースでは20%増でした。2013会計年度では、総売上が前年度比17%増の13億3,000万ドルで、実質ベースでは20%増、サブスクリプションの売上は前年度比19%増の11億5,000万ドルで、実質ベースでは22%増となりました。

 Red Hatの社長兼CEOであるジム・ホワイトハーストは次のように述べています。
「2013会計年度については、事業の成長を牽引する要素が引きつづき堅調だったことにより、年間売上、billings proxyおよび総受注残は前年度比でそれぞれ17%、14%および19%超の増加という記録を達成しました。お客様のデータセンターでのRed Hatテクノロジー採用の増加をうけ、総受注残には今後請求予定で財務諸表には反映されていない顧客契約額の2億8,000万ドル超(40%超の増加)が含まれています。第4四半期でも大型案件の動きがあり、500万ドルや1,000万ドルを超える案件数は記録的なものとなりました。現在当社は、フォーチュン誌の全米上位500社の90%以上と、数社の中小企業にもソリューションを提供しています。新規顧客のほか既存顧客の更新や追加購入により、サブスクリプション売上と前受収益の両方において、初めて10億ドルを突破することができました。」

 2013会計年度の第4四半期と通期のGAAPベースの営業利益は、それぞれ5,000万ドルと2億100万ドルでした。GAAPベースの営業利益率は第4四半期では14.4%、通期では15.1%でした。リリース原文に掲載されているように、株式報酬、償却の支出および施設退去費用に関する調整後では、第4四半期の非GAAPベースの営業利益は8,400万ドルで営業利益率は24.0%、通期の非GAAPベースの営業利益は3億2,600万ドルで営業利益率は24.6%でした。

 第4四半期のGAAPベースの純利益は4,300万ドル(希薄化後1株あたり利益は22セント)で、前四半期では3,500万ドル(希薄化後1株あたり利益は18セント)、また、前年同期は3,600万ドル(希薄化後1株あたり利益は18セント)でした。第4四半期の非GAAPベースの純利益は、下表に掲載されているように、株式報酬および償却の支出調整後、7,000万ドル(希薄化後1株あたり利益は36セント)でした。これに対し、前四半期の非GAAPベースの調整済み純利益は5,700万ドル(希薄化後1株あたり利益は29セント)で、前年同期も5,700万ドル(希薄化後1株あたり利益は29セント)でした。2013会計年度の第4四半期のGAAPベースと非GAAPベースの両業績とも、2013年1月の米国研究税優遇措置の遡及的条項の結果、1株あたり3セント程度の恩恵を受けています。

 通期では、GAAPベースの純利益は1億5,000万ドル(希薄化後1株あたり利益は77セント)となりましたが、前年度は1億4,700万ドル(希薄化後1株あたり利益は75セント)でした。リリース原文に掲載されているように、株式報酬、償却の支出および施設退去費用に関する調整後では、非GAAPベースの調整後の純利益は、当年度が2億4,000万ドル(希薄化後1株あたり利益は1ドル23セント)で、前年度は2億1,600万ドル(希薄化後1株あたり利益は1ドル10セント)でした。

 営業キャッシュフローは、第4四半期が1億3,700万ドル、通期では4億6,500万ドルとなりました。年度末現在における当社の総前受収益残高は10億9,000万ドルで、前年度比で15%増、前四半期比で10%増となりました。第4四半期に普通株式約687,000株を約3,600万ドルで買い戻した結果、現金預金および投資の総額は2013年2月28日現在で13億2,000ドルでした。Red Hatは2013会計年度に、普通株式約230万株を約1億2,100万ドルで買い戻しています。

 Red Hatのエグゼクティブバイスプレジデント兼CFOのチャーリー・ピータースは次のように述べています。
「新たな社内方針により 2013会計年度に、ストレージ、クラウドコンピューティング、マネージメントおよびビッグデータなどの新製品分野に積極的に投資をし、年度後半には3件の買収を行いました。これらの投資を行ったにもかかわらず、非GAAPベースでの営業利益は前年度比で9%増、営業キャッシュフローは通期で19%増を達成しました。これらの投資により、データセンターにおけるRed Hatの戦略的ポジショニングが高まり、参入できる市場も拡大しています。」

 Billings Proxyとは、総売上に連結キャッシュ・フロー計算書に反映される前受収益の変動を加えたものと定義しており、2013会計年度のBillings Proxyは14億9,000ドルで、前年度の13億1,000万ドルから14%増となりました。2013会計年度の総受注残は13億7,000万ドル超で、前年度比で19%を超える増加となりました。当社では総受注残を、請求済の総前受収益等のサブスクリプションおよびサービス契約の価格に、財務諸表に反映されていない今後請求予定の顧客契約の価格を加えたものと定義しています。2013年2月28日現在、財務諸表に反映されていない今後請求予定の総受注残は2億8,000万ドル超で、2012年2月29日に終了した前会計年度の2億ドル超に対して前年度比で40%超の増加となりました。

 本資料は、米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。原文は下記のURLでご覧いただけます。非GAAPベースによる業績の調整を含むRed Hatの業績報告の詳細についても、以下のURLのプレスリリースにある財務諸表をご覧ください。
http://sg.redhat.com/about/news/press-archive/2013/3/red-hat-4th-quarte…

また、Red Hatの業績に関するWebキャストの録音は、Red Hatの投資家向けWebサイト(http://investors.redhat.com)からアクセスできます。




Red Hat, Inc.について
オープンソースソリューションのプロバイダとして世界をリードするRed Hatは、コミュニティとの協業により高い信頼性と性能を備えるクラウド、Linux、ミドルウェア、ストレージおよび仮想化テクノロジーを提供、さらにサポート、トレーニング、コンサルティングサービスも提供しています。Red Hatは、企業、パートナーおよびオープンソース・コミュニティのグローバル・ネットワークの中核として、成長のためにリソースを解放し、ITの将来に向けた革新的テクノロジー創出を支援しています。
詳細につきましては、http://www.redhat.comをご覧ください。

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レッドハット株式会社について
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