プレスリリース

Red Hat、ビッグデータおよびオープン ハイブリッド クラウドに関する方針を発表

<br><b>Red Hat Storage HadoopプラグインをApache Hadoopコミュニティに提供 </b>

 

[ノースカロライナ州ラーレー 2013年2月20日(現地時間)発表]
米国報道発表資料抄訳

 

 オープンソースソリューションのプロバイダとして世界をリードするRed Hat, Inc.(本社:米国ノースカロライナ州ラーレー、社長兼CEO:ジム・ホワイトハースト、NYSE:RHT、以下Red Hat)は本日、ビッグデータに関する方針と、 企業のニーズを満たす、ビッグデータ分析のワークロードを効率的に実行するための高い信頼性、スケーラビリティ、管理性を備えたソリューションを発表しました。さらに、Red Hat Storage HadoopプラグインをApacheTM Hadoop® オープンコミュニティに提供し、Red Hat Storageをサポートが完備されたビッグデータ用Hadoop互換ファイルシステムにすること、また企業のお客様に包括的なビッグデータソリューションを提供するために、インテグレーションパートナーとの強固なエコシステムを構築中であることを発表しました。これは、ビッグデータ分野のお客様に対する Red Hatの戦略的コミットメントであり、コミュニティ主導の革新を通じ、エンタープライズソリューションを提供する継続的な成果を示すものです。

 Red Hatのビッグデータインフラストラクチャおよびアプリケーション基盤は、オープン ハイブリッド クラウド環境を活用している企業にまさに最適です。Red Hatはオープン クラウド コミュニティと協力し、ビッグデータ分野のお客様をサポートしています。全世界の多くの企業は、ビッグデータプロジェクトの開発、概念の実証、および本稼働前の各フェーズで、Amazon® Web Services(AWS)などのパブリック クラウド インフラストラクチャを使用しています。その後、より大きなデータセットを使用し分析を拡大するために、ワークロードをプライベート クラウドに移行します。オープン ハイブリッド クラウド環境により、企業はアプリケーションを作り直すことなく、パブリッククラウドから自社のプライベートクラウドにワークロードを移行することができます。今後、企業のビッグデータへの期待に応えるため、Red HatはOpenStackやOpenShift Originなどのプロジェクトを通して、オープン クラウド コミュニティに積極的に取り組んでまいります。

 現在、Red Hatは企業のビッグデータ ワークロードを効率的に管理するためのソリューションを提供しています。Red Hatのビッグデータに関する方針は3つの領域に重点を置いており、これには企業向けに強化されたインフラストラクチャ ソリューションおよびアプリケーション基盤を提供するための製品群の拡張と、ビッグデータ分析に関する主要ベンダおよびインテグレータとの提携が含まれます。


Red Hatのビッグデータ インフラストラクチャ ソリューション

  • Red Hat Enterprise Linux
    2012年1月のThe Linux Foundation Enterprise Linux User Reportによると、ビッグデータ実装環境の多くはLinux上で稼働しており、またRed Hatは商用Linuxの最大のプロバイダであることから1、Red Hat Enterprise Linuxはビッグデータ実装の主要プラットフォームとなっています。Red Hat Enterprise Linuxは優れた分散アーキテクチャを備え、ビッグデータの重要なニーズに対応する機能を含んでいます。膨大なデータ量の管理と集中分析処理には、高性能、信頼性、詳細なリソース管理、およびスケールアウト ストレージを重視して設計されたインフラストラクチャが必要です。Red Hat Enterprise Linuxはこれらの要望に対応するとともに、ビッグデータアプリケーションの開発、統合、そして確実なセキュリティ確保や、データの生成、分析、また転送のペースに合わせて容易に拡張することのできる機能が追加されています。これらは、物理、仮想、クラウドのいずれにリソースが実装されていてもクラウド内での実現が可能で、複数のプラットフォームにわたるソースからのデータの保存、集約、正規化、および統合が容易になります。
  • Red Hat Storage
    信頼性の高いRed Hat Enterprise Linuxと、GlusterFS分散ファイルシステムを基盤とするRed Hat Storage Serverを使用し、安価な市販サーバのプールを作成し、優れたコスト効率、スケーラビリティ、および信頼性を備えたビッグデータ用のストレージソリューションを提供することができます。

 この発表で、Red Hatは今年後半にRed Hat Storage HadoopプラグインをHadoopコミュニティに提供するとしています。現在テクノロジプレビュー段階のRed Hat Storage Apache Hadoopプラグインは、Hadoopコミュニティが期待する、APIの互換性とローカルデータアクセスを維持しながら、エンタープライズストレージ機能を実現し、企業におけるHadoop実装の新しいストレージの選択肢を提供します。Red Hat Storageは、APIの互換性とデータのローカル性を損なうことなく、遠隔レプリケーション、高可用性、POSIX準拠、災害復旧、および管理などのエンタープライズクラスの機能をビッグデータ環境で実現します。お客様は、物理・仮想・パブリック、そしてハイブリッド環境で展開されるファイルやデータに対して、ユニファイドデータとスケールアウトに対応したソフトウェアプラットフォームを利用できます。

  • Red Hat Enterprise Virtualization
    2012年12月(日本では2013年1月)に発表されたRed Hat Enterprise Virtualization 3.1はRed Hat Storageと統合され、Red Hat Storageによって管理されるセキュアな共有ストレージプールへのアクセスが可能になりました。また、この統合は、エンタープライズのお客様へ運用コストの低減、ポータビリティの拡大、インフラの選択肢、スケーラビリティ、可用性、そしてオープンソースのoVirt及びGlusterプロジェクトの貢献によるコミュニティ主導の革新的なテクノロジーを提供します。これらプラットフォームの組み合わせは、Red Hat StorageとRed Hat Enterprise Virtualization、それぞれのノードを集約して、ストレージとコンピューティングを提供するといった、Red Hatのオープン ハイブリッド クラウドのビジョンを促進します。

 

Red Hatのビッグデータ アプリケーションおよび統合プラットフォーム

  • Red Hat JBoss Middleware
    Red Hat JBoss Middlewareは、HadoopやMongoDBのような新しい技術との相互作用が可能なビッグデータ駆動型のアプリケーションを、作成・統合するための優れた技術を企業に提供します。企業が情報を適切に抽出し活用できた場合にのみ、ビッグデータの価値を見出すことができます。Red Hat JBoss Middlewareソリューションは、高速メッセージング技術による大量データの迅速かつ高信頼性に富んだHadoopへの入力、Hibernate OGMを通したMongoDBの操作の簡素化、Red Hat JBoss Data Gridによる大量データの迅速かつ容易な処理、JBoss Enterprise Data Services PlatformによるHadoopと従来のデータソースの両方に対するアクセス、およびJBoss Enterprise BRMSのパターン認識を通し機会と脅威の識別を可能にします。Red Hatのミドルウェア製品群は、企業におけるビッグデータ活用機会をサポートする製品群として最適です。

 

ビッグデータに関するパートナーシップ

  • ビッグデータ分野でのパートナーエコシステム
    企業各社に包括的なビッグデータソリューションを提供するために、Red Hatは相互運用性を保持するビッグデータソフトウェアおよび主要なハードウェアプロバイダと提携をする計画です。ユーザーが包括的なエンタープライズ ビッグデータ ソリューションの統合と導入ができるよう、認定済みでドキュメントの整ったリファレンスアーキテクチャの開発が期待されています。
  • エンタープライズパートナー
    Red Hatは、ビッグデータ分野のパートナーエコシステムとともに開発したリファレンスアーキテクチャを利用し、主要なインテグレーション パートナー経由で、お客様に包括的なビッグデータソリューションを提供していく予定です。

 

コメント

Red Hat, Inc.  バイスプレジデント 兼 ストレージ部門ゼネラルマネージャ
サランガン・ランガチャリ

「この発表で、Red Hatは今後さらに拡大するオープン ハイブリッド クラウド環境において、ビッグデータアプリケーションを効率よく運用するためのエンタープライズ インフラストラクチャおよびプラットフォームを提供し続ける、という強力なコミットメントを示しました。オープンソースコミュニティの力を活用し、ビッグデータ分野のお客様にテクノロジー、実装環境、およびパートナーの選択肢を、真のエンタープライズクラスの製品とともに提供します。」

IDC ストレージシステム担当リサーチディレクター兼ビッグデータ グローバルオーバービュー担当共同主幹
Ashish Nadkarni氏

「Red Hatはエンタープライズ ビッグデータ ソリューションの分野で、独自の優位な立場を占めており、IDCではこの市場が2011年の60億ドルから2016年には238億ドルに成長すると予測しています2。オンプレミスまたはクラウドデリバリーモデル向けに、幅広いインフラストラクチャ ソリューションおよびアプリケーションプラットフォームを持つRed Hatは、包括的なビッグデータソリューションを提供できる非常に数少ないインフラストラクチャ プロバイダの1つです。LinuxからOpenStack OriginやGlusterまでビッグデータITスタックのための基本技術を開発しているオープンソースコミュニティに対し、Red Hatは主要な貢献者であり、今後も引き続きビッグデータ分野で中心的な役割を果たしていくでしょう。」

  2月20日午前11:30(東部標準時)に行われたプレス向けウェブキャストで、ビッグデータに関する方針とテクノロジーについて情報を提供しました。このプレス向けウェブキャストの聴講(レコーディング)については、こちらをご覧ください。


その他のリソース

 

1 IDC Worldwide Linux Client & Server Operating Environments 2012 – 2016 Forecast and 2011 Vendor Shares、2012年7月
2 Big Data: Global Overview: Market Analysis、2012年12月、IDC #238746、Volume: 1




Red Hat, Inc.について
オープンソースソリューションのプロバイダとして世界をリードし、S&P500 社に名前を連ねるRed Hatは、ノースカロライナ州ラーレーに本社を置き、世界70ヶ所以上に事業所を展開しています。Red Hatは、オペレーティング システム プラットフォームのRed Hat Enterprise Linuxをはじめ、仮想化のRed Hat Enterprise Virtualization、管理、ストレージ、サービス指向型アーキテクチャ(SOA)を含むJBoss Enterprise Midlewareなどの各種ソリューションにより、高品質かつ低コストのテクノロジーを提供しています。また、Red Hatは、世界各国のお客様にサポート、トレーニングおよびコンサルティングサービスを 提供しています。
詳細につきましては、http://www.redhat.comをご覧ください。

将来の見通しに関する声明
このプレスリリースに含まれる表現は、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)が定める定義の範囲内で「将来の見通しに関する声明」に相当する場合があります。将来の見通しに関する声明は、特定の仮定に基づいて将来の出来 事に対する現在の期待 を表明したものであり、過去または現在の事実に直接関連しない声明を含んでいます。実際の結果は、そうした将来の見通しに関する声明 で示されたものと実質的に異なる場合があります。それは、買収先の統合に関連するリスク、当社が効果的に競争できるかどうか、当社の知的所有権を適切に保護できるかどうか、サードパーティの知的所有権に関してライセンス侵害の主張がなされる可能性、データと情報のセキュリティ脆弱性に関連するリスク、当社の成長と国際業務を効果的に管理し、統制できるかどうか、訴訟がもたらす不利な結果、主要スタッフへの依存性、および当社のForm 10-Qに基づく最新の四半期報告(コピーはSECのWebサイトhttp://www.sec.govから入手可能)に含まれるその他の要因(「リスク 要因」および「財務状態と営業成績に関する経営陣の議論と分析」の項に記載された要因など)といった、さまざまな重要な要因に左右されます。さらに、本プレスリリースに記載された将来の見通しに関する声明は、本プレスリリースの発行日現在の当社の見解であり、これらの見解は変更される場合があります。ただし、当社は将来のある 時点でこれらの将来の見通しに関する声明を更新する場合もありますが、更新についていかなる義務も負うものではありません。これらの将来の見通しに関する声明は、本プレスリリースの発行日よりあとのいかなる時点における当社の見解も表すものではありません。




レッドハット株式会社について
レッドハット株式会社は、米国ノース・カロライナ州ラーレーに本社をおく、エンタープライズLinuxの世界的なディストリビューションRed Hat,Inc.の日本法人です。 オープンソースを基盤として、組込み系からエンタープライズサーバまで対応する普遍的なプラットフォームとサービスを提供しています。




LINUX®は米国及びその他の国におけるLinus Torvaldsの登録商標です。RED HATとShadowman logoは米国およびそのほ かの国において登録されたRed Hat, Inc.の商標です。その他、記載されている会社及び製品の名称は、各社の商標または登録商標です。




● 本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
レッドハット株式会社
マーケティング本部 徳増 美和
mtokumas@redhat.com / pr-jp@redhat.com 
TEL:03-5798-8550

● 本件に関するお客様からのお問い合わせ先
レッドハット株式会社
営業担当:sales-jp@redhat.com
TEL:03-5798-8520
FAX:03-5798-8599

Red Hat について

Red Hat is the world’s leading provider of open source software solutions, using a community-powered approach to reliable and high-performing cloud, Linux, middleware, storage and virtualization technologies. Red Hat also offers award-winning support, training, and consulting services. As the connective hub in a global network of enterprises, partners, and open source communities, Red Hat helps create relevant, innovative technologies that liberate resources for growth and prepare customers for the future of IT. Learn more at http://www.redhat.com.

将来予想に関する記述

Certain statements contained in this press release may constitute "forward-looking statements" within the meaning of the Private Securities Litigation Reform Act of 1995. Forward-looking statements provide current expectations of future events based on certain assumptions and include any statement that does not directly relate to any historical or current fact. Actual results may differ materially from those indicated by such forward-looking statements as a result of various important factors, including: risks related to delays or reductions in information technology spending; the effects of industry consolidation; the ability of the Company to compete effectively; the integration of acquisitions and the ability to market successfully acquired technologies and products; uncertainty and adverse results in litigation and related settlements; the inability to adequately protect Company intellectual property and the potential for infringement or breach of license claims of or relating to third party intellectual property; the ability to deliver and stimulate demand for new products and technological innovations on a timely basis; risks related to data and information security vulnerabilities; ineffective management of, and control over, the Company’s growth and international operations; fluctuations in exchange rates; and changes in and a dependence on key personnel, as well as other factors contained in our most recent Quarterly Report on Form 10-Q (copies of which may be accessed through the Securities and Exchange Commission’s website at http://www.sec.gov), including those found therein under the captions "Risk Factors" and "Management’s Discussion and Analysis of Financial Condition and Results of Operations". In addition to these factors, actual future performance, outcomes, and results may differ materially because of more general factors including (without limitation) general industry and market conditions and growth rates, economic and political conditions, governmental and public policy changes and the impact of natural disasters such as earthquakes and floods. The forward-looking statements included in this press release represent the Company’s views as of the date of this press release and these views could change. However, while the Company may elect to update these forward-looking statements at some point in the future, the Company specifically disclaims any obligation to do so. These forward-looking statements should not be relied upon as representing the Company’s views as of any date subsequent to the date of this press release.