フリービット、Red Hat CloudFormsとRed Hat OpenStack Platformを採用

OpenStackクラウド基盤のサービス提供までの時間短縮と基盤オペレータビリティを向上

東京 -

レッドハット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:望月 弘一、以下:レッドハット)は、フリービット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田中 伸明、以下:フリービット)が、Red Hat OpenStack Platformの導入規模を拡大すると共に、新たにハイブリッドクラウド管理プラットフォームのRed Hat CloudFormsを採用したことを発表しました。

レッドハットは、オープンソーステクノロジーをより安全に、ビジネスクリティカルな用途で利用しやすく、また、最新かつ柔軟で拡張性の高いクラウド開発基盤ソリューションを提供します。 Red Hat OpenStack Platformは、拡張性の優れた、すぐに利用可能なIaaSソリューションであり、ますます多くのグローバル企業によってオープンソースのクラウドプラットフォームとして選択されています。 Red Hat OpenStack Platformは、Red Hat Enterprise Linuxと共同開発され、受賞歴のあるサポートチームのライフサイクル管理の支援もあり、ネットワーク機能の仮想化(NFV)などの通信業界向けに実績のある基盤を提供します。

同社では、社内システム基盤のリニューアルに際し、インフラ構築の自動化実現に加え、システム品質の向上や運用コストの削減等の効果が見込めることから、仮想化基盤として2016年5月にRed Hat OpenStack Platformを導入しました。その後、社内システムから社外向けサービスへOpenStackクラウド基盤の使用を拡大。この度、安定した稼働の確認が取れたと共に、当初見込んでいたシステム品質の向上、運用コストの削減、管理のしやすさなどから、今回新たにRed Hat OpenStack Platform環境を増設することになりました。

また、今回のRed Hat OpenStack Platformの導入規模の拡大に伴い同社では、エンジニアがより容易にかつスピーディーにクラウド基盤を利用できるインターフェイスが必要であることから、Red Hat OpenStack Platformに対して互換性が高く、受賞歴のあるハイブリッドクラウド管理プラットフォームのRed Hat CloudFormsを採用しました。エンジニアは、Red Hat CloudFormsのグラフィカルなセルフサービスポータルから、必要なコンピュートリソース、ストレージ、ネットワーク等を選択、セルフサービスで必要な開発環境を準備する事が可能となります。これにより、サービス提供までの時間短縮と基盤オペレータビリティの向上を期待しています。

フリービットは、Red Hat OpenStack Platformの増強、及びRed Hat CloudFormsの採用により、Red Hat OpenStack Platformの社内ユーザーにとっての利便性を向上させることで、より良い社外サービスの提供を目指します。

 

サポートコメント
フリービット株式会社 YourNet事業部 副事業部長  井口 幸一氏
「当社では刻々と変化する顧客ニーズや競合サービスに対応できる、付加価値の高いサービスを提供し続けたいと考えています。今回のRed Hat OpenStack Platformの導入規模の拡張とRed Hat CloudFormsの採用の背景には、システム運用管理の自動化や効率化を進め、高度なシステムを手の届く価格帯で実現するというモチベーションがありました。当社ではこうした付加価値を実現するキーテクノロジーとして、オープンソースソフトウェアに着目しています。今後、Red Hat OpenStack PlatformやRed Hat CloudFormsをはじめとするオープンソースソフトウェアは、ソフトウェア産業、サービス産業においても活用が進むと考えています。当社が市場において競争力を維持していく上でも、レッドハットがプレゼンスを発揮していくことを期待しています。」

レッドハット株式会社 代表取締役社長 望月 弘一
「この度、フリービット様のシステム基盤におけるRed Hat OpenStack Platformの安定稼働、システム品質の向上や運用コストの削減を評価いただき、さらなる利用の拡大、並びにRed Hat CloudFormsを採用いただけたことを、大変嬉しく思います。Red Hat CloudFormsは、ユーザーリソースに対する可視化の向上、キャパシティー計画の精度向上、コンプライアンスの遵守と強力なガバナンスを実現します。一方で、セルフサービスポータルや自動化により、サービス提供までの時間短縮とユーザー満足度の向上を実現します。Red Hat OpenStack PlatformとRed Hat CloudFormsの組み合わせで、より迅速なサービス提供と、より効率的なシステム運用に寄与できるよう、今後も支援してまいります。」

 

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