プレスリリース

ぐるなび、サービス運用基盤にRed Hat OpenShift Container Platformを採用

開発のセルフサービス化が実現し、より迅速なサービスリリースが可能に

東京

レッドハット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:望月 弘一、以下:レッドハット)は本日、株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:久保征一郎、以下:ぐるなび)のサービス運用基盤に、Red Hat OpenShift Container Platformが採用されたことを発表しました。ぐるなびは、今後の事業の成長ドライバーとして機能するより強固で柔軟なシステム基盤の構築を目指し、コンテナ技術を活用したプライベートクラウドを整備、新規事業の創出とビジネス拡大を加速するため、さらなるサービス開発力の向上を目指します。

ぐるなびは、月間ユニークユーザー数6,500万人(※1)、会員数1,592万人(※2)を誇る飲食店情報サイト「ぐるなび」の運営を軸に、主に飲食店向けの様々な販売促進支援サービスを提供している企業です。近年では、POSレジや予約台帳、物件探しなどの業務支援サービスのほか、接待の際の手土産やプライベートシーンでの贈り物情報を紹介するサイトの運営やそれらのeコマース対応といった、外食分野以外での新たなサービスも提供するなど、事業領域を広げています。
(※1)2017年12月現在 (※2) 2018年5月1日現在

新規事業者の参入や次々と新たなWEBサービスが生まれている市場において、新たなサービスのより迅速な提供や事業の多様化を図り、競争力を高めていく必要性が高まっていました。2016年にはサービス開始20周年を迎え、持続的な企業成長を目指すために、各サービス開発・提供の要となる開発部門では性能とコストの最適化を目指す”最適選択”、”開発スピードの向上”を軸に、革新的なテクノロジーの力で事業成長に貢献することを目的とした「ぐるなびマルチプラットフォーム構想」を掲げ、事業の拡大・多様化に対応できるシステム基盤の構築を検討しました。

この構想を具現化する最適なアプリケーション開発基盤の立案・実現においてパートナーを求めていた同社は、エンタープライズ企業へのオープンソースソリューションの豊富な提供実績とサポート力があり、また、コミュニティへの貢献とそこで培われた革新的な技術への知見を評価し、レッドハットをパートナーとして選択しました。レッドハットのコンサルタントがプロジェクト支援の立場から参画し、現状分析のための社内ヒアリング、構想全体のあるべき姿の設定およびPoCなど、約3ヶ月にわたりワークショップやハンズオントレーニングを含むコンサルティングを実施しました。

その結果、開発担当・インフラ担当の分業化ならびに、提供サービスの多様化によるインフラ担当の負担増加に起因した、インフラ準備の際のリードタイムが課題として浮上しました。そこで、開発担当でのインフラコントロールによる、リソース提供のスピードアップが可能となるセルフサービス化とコンテナ技術に着目しました。また、開発担当の自立性を保ちつつも、統制が可能な環境実現に最適なプラットフォームであるRed Hat OpenShift Container Platformを選択、採用しました。

Red Hat OpenShift Container Platform は、柔軟で、安全なコンテナベースのアプリケーション基盤を提供しています。単一のプラットフォーム上で開発者と インフラ担当の結びつきを強固にし、ハイブリッドクラウドインフラストラクチャ間でアプリケーションの一貫した構築・デプロイ・管理を可能にし、より短い開発サイクルかつ高い効率で、アプリケーションを提供することができます。 Red Hat Enterprise Linux と Kubernetes を含むオープンソースのイノベーションで構築されており、世界中の多くの企業から信頼されています。

ぐるなびでは、従来、サーバの払い出しに開発担当からインフラ担当に依頼が必要でしたが、Red Hat OpenShift Container Platformの導入、Linuxコンテナ技術の活用により、インフラ担当が用意した標準サーバを、開発担当がインフラ担当への依頼なくセルフサービスで払い出すことができるようになりました。そのため、開発担当、インフラ担当共に作業コストを削減することができるようになりました。

また、プログラミング言語やプラグインも事前にコンテナに含めることで、これまで個々に行なっていた更新作業が一括で行え、運用管理の負荷軽減につながりました。また、コンテナ化によるアプリケーションの可搬性が高まったことで、将来的なパブリッククラウドとの連携も見越した、拡張性の高い柔軟なハイブリッドクラウド環境のベースが整いました。現在、同システム上において2つの新たなサービスが稼働していますが、今後は全社規模でPaaS基盤の活用を本格化し、サービスのさらなる拡充と競争力の強化を図っていきます。

 

サポートコメント

株式会社ぐるなび 取締役 常務執行役員 企画開発本部 開発部門長 兼 情報システム部門長 越川 直紀氏

「Red Hat OpenShift Container Platformを採用したことで開発のセルフサービス化が実現し、インフラ準備の待ち時間が削減できました。ビジネスのアイデアをより素早くアプリケーションに展開できるようになり、迅速なサービスリリースが可能となり、開発の効率化が実現しています。今後は全社規模でPaaS基盤の活用を本格化し、新規事業の創出とビジネス拡大を加速する質の高いサービス提供を行ってまいります。」

 

レッドハット株式会社 代表取締役社長 望月 弘一

「Red Hat OpenShift Container Platformを活用することで、コンテナアプリケーションの一貫した構築・デプロイ・管理が可能となり、より短い開発サイクルかつ高い効率でアプリケーションを市場へ投入することが可能です。今回、システムの構想段階より、レッドハットのコンサルタントがプロジェクト支援の立場から参画し、最終的にぐるなび様の課題を解決する、競争力のあるサービス開発を可能とし、成長戦略に貢献できる次世代開発環境を構築することができました。」

 

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本件に関するお問い合わせ

  • レッドハット株式会社 広報担当 pr-jp@redhat.com TEL:03-5798-8550

Red Hat について

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将来予想に関する記述

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