プレスリリース

Red Hat、API管理のリーダーである3scaleを買収

API駆動のハイブリッドクラウドアーキテクチャでデジタル革新を加速

東京

[ノースカロライナ州ラーレー2016年6月22日(現地時間)発表]米国報道発表資料抄訳

オープンソースソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hat, Inc.(NYSE:RHT、以下Red Hat)は本日、アプリケーションプログラミングインターフェイス(API)管理技術の主要プロバイダーである3scaleを買収する最終契約を締結したことを発表しました。Red Hat JBoss Middleware、Red Hat OpenShift、およびRed Hat Mobile Application Platformを含む既存のポートフォリオに3scaleを追加することによって、Red Hatはシンプル化されたクラウド統合とマイクロサービスベースアーキテクチャのAPIエコノミーを強化します。

デジタル変革、アジャイル開発プラクティス、およびハイブリッドテクノロジー構成の時代において、APIエコノミーは必須条件になっています。Forresterは、2020年に米国企業の40%がAPI管理ソリューションを導入し、同年における経費は6億6000万ドルになると予想しています[1]。マネージドAPIは、消費の容易さと、セキュリティ、スケーラビリティ、信頼性を兼ね備えた新しいサービスの迅速な提供を可能にするとともに、(APIとしての)イネーブリングサービスを製品として収益化することができるため、エンタープライズの中で戦略的な存在になっています。モバイル、モノのインターネット(IoT)、およびその他のトレンドによって、機能を従来より粒度の高いコンポーネント(「マイクロサービス」)に分解する新しいアーキテクチャが台頭しているため、API管理の必要性がさらに明確になっています。

3scaleは、APIが最重要になったウェブ対応の世界で、あらゆる規模の組織がAPIを適切に作成、管理、使用できるようにすることを目的として、2007年に創立されました。現在3scaleは、クラウド管理レイヤーをAPIゲートウェイから分離し、柔軟性、性能、および規模をお客様に提供する、ハイブリッドクラウドベースのAPI管理プラットフォームを提供しています。3scaleは、キャンベルスープ、Cartera Commerce、CrunchBase、ジョンソンコントロールズ、オックスフォード大学出版局、SITA、およびカリフォルニア大学バークレー校を含む、複数の業界にわたる700以上の組織において、セルフサービスモデルの中でこの APIプラットフォームを提供しています。3scaleは、バルセロナとサンフランシスコにオフィスを設けています。

3scaleとRed Hatは、APIベースのアプリケーション開発のための包括的プラットフォームを実現するために、2015年前半に提携を開始しました。両社の共同ソリューションは、3scaleのAPI Management Platformと、Red Hat JBoss Middleware、Red Hat OpenShift、およびRed Hat Mobile Application Platformのテクノロジーを組み合わせ、アプリケーションの開発期間を短縮するように設計された、API中心の開発、デプロイメント、および管理製品を提供します。Red Hat JBoss Middlewareのお客様は、最新アーキテクチャ向けの3scaleのハイブリッドクラウド機能のメリットを享受できます。特に、モバイルアプリケーション開発は極めてAPI中心であるため、3scaleのプラットフォームとRed Hat Mobile Application Platformの組み合わせは、大規模な開発と管理の簡素化につながります。

つい最近、3scaleはRed Hat OpenShift向けに同社のAPI Gatewayのコンテナバージョンを発表し、多様なハイブリッド環境に分散したマイクロサービスを使用するアプリケーションの、容易かつ一貫した作成を可能にしました。Red Hatのコンテナアプリケーションプラットフォームと3scaleのAPI管理機能の組み合わせが生み出す力によって、お客様は作業を簡易化・自動化することができ、ミスの削減および柔軟性と制御の強化に役立ちます。

Red Hatは、現代的アプリケーション、インテグレーション、およびオートメーションソリューションを構築するための、市場をリードするオープンソースプラットフォームを企業に提供してきました。新たに追加される3scaleのAPI管理ソリューションと、既存のミドルウェア、コンテナアプリケーションプラットフォーム、およびモバイル製品によって、Red Hatはお客様のデジタル戦略のさらなるシンプル化と迅速化、APIイニシアティブのタイムツーマーケット短縮、およびより迅速でスマートな方法によるエンタープライズのイノベーション実現を可能にします。

この買収による、2016年8月31日を期末とする四半期(以下「第2四半期」)、または2017年2月28日を期末とする会計年度(以下「2017年度」)のRed Hat の収益への大きな影響はないと予想されます。経営陣は、この取引の結果として第2四半期のGAAPベースの 営業費用が約300万ドル(1株当たり0.01ドル)、2017年度通期では約700万ドル(1株当たり0.03ドル)増加すると予想しています。経営陣は、この取引の結果として第2四半期の非GAAPベースの営業費用が約150万ドル(1株当たり約0.01ドル)、2017年度通期では約500万ドル(1株当たり約0.03ドル)増加すると予想しています。Red Hatは、GAAPベースの営業費用から、非現金株式報酬費用(第2四半期に約80万ドル増加すると予想)、無形資産の償却(2017年度の残りの各四半期に約20万ドルずつ増加すると予想)、および業務の組み合わせに関係する取引費用(第2四半期は100万ドル以下と予想)の影響の見込み額を差し引くことによって非GAAPベースの営業費用を計算しています。GAAPベースと非GAAPベースの営業利益率およびGAAPベースと非GAAPベースの1株当たり収益に対するこの取引の影響の予想を含むRed Hatの完全な業績予想については、2016年6月22日の収益に関するプレスリリースで提示した指標をご参照ください。

契約の締結は慣習的な成立条件を満たしたのち、2016年6月に締結されるものと思われます。

[1]Forrester Research、「Sizing The Market For API Management Solutions」、2015年4月2日

 

サポートコメント

Red Hat アプリケーションプラットフォームビジネス担当シニアバイスプレジデントCraig Muzilla

「APIは、デジタルエコノミーにおけるイノベーションと事業の拡大を促進する上で重要な役割を果たします。今日の組織ではデジタル革新イニシアティブが最優先事項の1つと考えられており、API管理は、それらのAPIを公開してより良い使用、性能、および価値創造を実現するための基盤になっています。3scaleは、Red Hat JBoss Fuse等のツールを使用したAPIの作成と公開、および公開後のAPIの管理と採用促進を可能にすることによって、Red Hatの既存のミドルウェア製品ポートフォリオとRed Hat OpenShiftを補完します。」

 

3scale CEO Steven Willmott

「すでにRed Hatの優れたミドルウェアプラットフォームと3scaleのAPI管理の組み合わせで素晴らしい成功を納めているお客様の事例があり、API、ミドルウェア、およびマイクロサービスの計画を拡張するお客様に、さらに大きなメリットを提供できると考えています。これは両社の関係の自然な延長であり、オープンスタンダード、オープンソース、およびテクノロジーの利点の普及に全力で取り組んでいる組織に参加できることを嬉しく思います。」

 

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