プレスリリース

Red HatとMicrosoftは、パブリッククラウド上で初のRed Hat OpenShiftマネージドサービスを共同開発

ハイブリッドクラウド、コンテナ管理、および開発者の生産性に関する協業を拡大

東京

[サンフランシスコ – Red Hat Summit 2018 – 2018年5月8日(現地時間)発表] アメリカ報道発表資料抄訳

Microsoft Corp.(Nasdaq:MSFT、以下Microsoft)とRed Hat Inc.(NYSE:RHT、以下Red Hat)は、本日、エンタープライズ開発者がコンテナベースのアプリケーションをMicrosoft Azureとオンプレミス間で実行できるよう、提携を強化しました。

この協力関係により、両社は業界で最も包括的なエンタープライズKubernetesプラットフォームであるRed Hat OpenShiftと、MicrosoftのパブリッククラウドであるAzureのパワーを組み合わせ、パブリッククラウド上で最初のOpenShiftマネージドサービスを提供します。

「Gartnerの予測では、世界の企業の中でコンテナ化したアプリケーションを本格運用する割合は、現在の20%未満から、2020年までに50%超に増加します。」

さまざまな企業がデジタル変革を促進し、顧客の要求、競争上の必然性、そして市場の需要に対応すべく、コンテナ化したアプリケーションとKubernetesに目を向けられる中で、これらのアプリケーションをパブリッククラウドからオンプレミスの全体にわたり簡単にオーケストレートし、管理するためのソリューションが求められています。Red Hat OpenShift on Azureは共同開発され、お客様のコンテナ管理の複雑さを軽減するように設計されます。両社のお客様のハイブリッドコンテナワークフローに対する優先サービスとして、Red HatとMicrosoftはお客様に代わってソリューションを共同で管理し、両社からサポートを提供します。

 

また、完全に管理されたサービスに加えて、Red Hat OpenShift on Azureはエンタープライズ開発者に次の利点をもたらします。

  • 柔軟性:ハイブリッドクラウド全体で一貫性のあるコンテナプラットフォームを提供するOpenShiftを使用することで、オンプレミス環境とAzureとの間でアプリケーションを自由に移行できます。
     
  • スピード:より高速で高いセキュリティを確保しつつ、Azureとオンプレミスとの間でハイブリッドネットワーキングによりOpenShiftクラスターに接続することができます。
     
  • 生産性:Azure Cosmos DB、Azure Machine Learning、Azure SQL DBなどのAzureサービスにアクセスすることができ、開発者の生産性を高めることができます。

 

Red Hat OpenShift on Azureを選択すると、お客様は両社の運用およびサポートサービスに支援された、管理の行き届いたサービスを受けることになります。サポートは、お客様のコンテナ化したアプリケーション、オペレーティングシステム、インフラストラクチャ、およびオーケストレーターの全体にわたって提供されます。さらに、Red HatとMicrosoftの営業部門が協力して、両社の広範なテクノロジープラットフォームをお客様に紹介します。その結果、お客様はよりクラウドネイティブなアプリケーションの構築や既存アプリケーションの最新化に必要なツールを揃えることができます。

お客様は、オンプレミス環境とMicrosoft Azureの間でアプリケーションをより簡単に移行できます。ハイブリッドクラウドの両フットプリントにわたり、OpenShift内で一貫性のあるコンテナプラットフォームを活用できるためです。


MicrosoftとRed Hatの提携強化には、下記の分野も含まれます。

  • オンプレミスとMicrosoft Azure Stack上でRed Hat OpenShift Container Platformのフルサポート付きハイブリッドクラウドを実現。Microsoftのインフラストラクチャ上でのクラウドネイティブなアプリケーションの開発、デプロイ、および管理のために、オンプレミスとオフプレミスにわたる一貫性のある基盤を提供します。これにより、お客様がAzureパブリッククラウドのパワーとOpenShiftオンプレミスの柔軟性および制御をAzure Stack上で組み合わせるための道が開かれます。
     
  • マルチアーキテクチャーのコンテナ管理。Windows ServerとRed Hat Enterprise Linuxの両方にまたがったコンテナ管理を実現します。Red Hat OpenShift on Microsoft Azureは、WindowsコンテナとRed Hat Enterprise Linuxコンテナを一貫性のある形でサポートし、主要なエンタープライズプラットフォームプロバイダーにまたがる統一的なオーケストレーションプラットフォームを提供します。
     
  • データベースの利用方法の拡大。Red Hat OpenShift環境全体にわたり、Microsoft SQL Serverとの統合を強化することで実現します。その一環として、SQL Serverは間もなく、Azure Stackを含むハイブリッドクラウド全体にわたり、Red Hat OpenShift on AzureとRed Hat OpenShift Container Platform上でデプロイするためのRed Hat認定コンテナとなります。
     
  • 開発者がRed HatのプラットフォームでMicrosoftのツールを使用方法の拡大。Visual Studio EnterpriseとVisual Studio ProfessionalのサブスクライバーがRed Hat Enterprise Linuxのクレジットを取得。開発者は初めて、.NET、Java、または最も普及したオープンソースフレームワークを使用した作業を、この1つのサポート付きプラットフォーム上で行うことができます。

 

提供開始時期

Red Hat OpenShift on Azureは、今後数カ月内にプレビューとして提供する予定です。Red Hat OpenShift Container PlatformとRed Hat Enterprise Linuxは、現在、AzureおよびAzure Stack上で利用可能です。

 

サポートコメント

Red Hat 製品・テクノロジー部門社長 Paul Cormier

「自社のIT業務をオンプレミスまたはパブリッククラウドのどちらかのフットプリントのみに完全に隔離できる企業は少ししかありません。むしろ、デジタル変革へロードマップとなるのは、それらの両方を組み合わせたハイブリッド型の環境にほかならないのです。Microsoftとの協力関係を拡大することにより、当社は業界で最も包括的なKubernetesプラットフォームを一流のパブリッククラウド上で提供できます。その結果、お客様は業務の安定性を損なわずにハイブリッドクラウド全体でイノベーションをより簡単に利用する可能性を手にすることになります。」

 

Microsoft クラウドおよびエンタープライズグループ担当執行副社長 Scott Guthrie氏

「MicrosoftとRed Hatは、クラウドネイティブなアプリケーションを構築するエンタープライズ開発者に簡潔さ、選択肢、および柔軟性を提供するという共通のビジョンで足並みを揃えています。今日、私たちはKubernetes、ハイブリッドクラウド、およびエンタープライズオペレーティングシステムにおける両社のリーダーシップを組み合わせて、Azure上で業界初のソリューションにより、コンテナ管理の複雑なプロセスを簡素化しようとしています。」

Red Hat について

オープンソースソリューションのプロバイダーとして世界をリードする レッドハットは、コミュニティとの協業により高い信頼性と性能を備えるクラウド、Linux、ミドルウェア、ストレージおよび仮想化テクノロジーを提供、さらに サポート、トレーニング、コンサルティングサービスも提供しています。レッドハットは、企業、パートナーおよびオープンソースコミュニティのグローバルネットワークの中核として、成長のためにリソースを解放し、ITの将来に向けた革新的なテクノロジーの創出を支援しています。http://www.redhat.com をご覧ください。

マイクロソフトについて
マイクロソフト(ナスダックの「MSFT」@microsoft)は、インテリジェントなクラウドとインテリジェントなエッジの時代において、デジタル変革を可能にします。 その使命は、地球上のすべての人や組織がより多くを達成できるようにすることです。

将来予想に関する記述

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