プレスリリース

Red Hat、オブジェクトストレージ機能を強化し使いやすさが向上した Red Hat Ceph Storage 2を発表

エンタープライズにおけるデジタル変革に必須のプラットフォームとして設計されたソフトウェアデファインドストレージプラットフォームのメジャーリリース

東京

[ノースカロライナ州ラーレー2016年6月22日(現地時間)発表]米国報道発表資料抄訳

オープンソースソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hat, Inc.(NYSE:RHT、以下Red Hat)は本日、次世代のオープンソフトウェアデファインドストレージプラットフォームであるRed Hat Ceph Storage 2を発表しました。Red Hat Ceph Storage 2はCeph Jewelリリースをベースとしており、オブジェクトストレージワークロードのサポートを強化し、使いやすさの向上を促進するいくつかの新機能が導入されています。

Cephは、ウェブスケールのオブジェクトおよびクラウドインフラストラクチャを通してエンタープライズのデジタル変革作業をサポートするためにゼロから設計されました。オブジェクトストレージソリューションとして、デプロイメントのデータ量がペタバイトに近いか、またはそれ以上のエンタープライズに最適です。Red Hat Ceph Storage 2は、スケール、セキュリティ強化、および業界標準APIとの高い互換性を要求するエンタープライズオブジェクトストレージのユーザー向けに強化された機能を備えています。

Red Hat Ceph Storage 2の新しいオブジェクトストレージ機能には、以下が含まれます。

  • 新しいグローバルオブジェクトストレージクラスタ:単一のネームスペースと、複数のリージョンで動作するクラスタ間のデータ同期を提供
  • 認証システムとの統合によるセキュリティ向上:Active Directory、LDAP、およびOpenStack Identity(Keystone)v3など
  • Amazon S3およびOpenStack Object Storage(Swift)互換性の強化:AWS v4クライアント署名のサポート、オブジェクトのバージョン管理、バルク削除など

また、Red Hat Ceph Storage 2では、再設計され合理化されたユーザーインターフェイスを備えたストレージ管理およびモニタリングシステムのRed Hat Storage Console 2が初めて採用されています。この新しいテクノロジーによって、Cephのデプロイメントと運用管理の両方がシンプル化され、より広範囲のユーザーがスケールアウトストレージを利用可能になるとともに、Red Hatが実施したテストによるとデプロイメントに必要な時間が数日から数時間に短縮されます。Red Hat Storage Console 2はAnsibleを基盤としており、健全性、性能、および容量利用状況を予防的に監視および管理するための、単一の、クリーンな、現代的グラフィカルインターフェイスを提供します。

Red Hatは、Cephストレージクラスタを使用してデータを保存する、OpenStack Manilaサービスとともに使用可能なPOSIX準拠のファイルシステムである、CephFSのテクニカルプレビューも発表しました。これは、Red Hatが進めている、OpenStack環境用の完全かつ緊密に統合されたストレージに対する取り組みの一環です。

 

提供開始時期

Red Hat Ceph Storage 2は、8月中旬に提供開始の予定です。

 

サポートコメント

Red Hat ストレージ担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー Ranga Rangachari

「Red Hat Ceph Storage 2を発表し、使いやすさと堅牢なオブジェクトストレージサポートに関する機能を拡張できて嬉しく思います。この最新バージョンは、2014年のInktank買収以来最大のRed Hat Ceph Storageに対するアップデートです。Red Hat Ceph Storage 2が、使いやすく、エンタープライズレベルでの膨大な量のデータ管理に役立つ、フル装備の、技術的に進歩したストレージプラットフォームであることをお客様に理解してもらえると確信しています。Red Hat Ceph Storage 2は、Red Hatの広範なサービスおよびサポート製品との組み合わせで、デジタル変革を実現するための強力な基盤をお客様に提供します。」

 

Citrix エンタープライズ製品マネージメント担当バイスプレジデント Greg Lissy氏

「Citrixは、ストレージインフラストラクチャの選択に関係なくデータへのよりセキュアなアクセスを可能にすることによって、お客様のサポートに取り組んでいます。Red Hatと協力し、Citrix ShareFileとの組み合わせでRed Hat Ceph Storageの認定を行うことによって、お客様が競争力を維持しつつデジタルビジネス変革を導入するために役立つソリューションの開発を続けます。」

 

Dell Extreme Scale Infrastructure バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー James Mouton氏

「Dellは引き続きRed Hatと提携し、Extreme Scale InfrastructureおよびOpenStack CloudソリューションとRed Hat Ceph Storage 2との組み合わせで、次世代の、コスト効率に優れたストレージソリューションの開発を進めています。当社のDSS 7000サーバーは、単一の4Uシャーシと1台または2台のアドレス可能サーバーで720TBという膨大な容量を備え、Cephの強化されたオブジェクトストレージ機能セットを利用して、数ペタバイト規模のスケールアウトおよびアーカイブ用ストレージに最適な柔軟性を提供します。この革新的ソリューションが実現する画期的な機能を、Red Hat Summit 2016でお客様にご紹介できるのを楽しみにしています。」

 

Monash eResearch CentreシニアHPCコンサルタント Blair Bethwaite氏

「Red Hat Ceph Storage 2は、強力で、スケーラブルな、統一されたソフトウェアデファインドストレージプラットフォームであり、多数の多様な研究者のニーズに対するデータサービスの解放を可能にしてくれました。Red Hat Ceph Storageなら、大量の研究データの管理と維持の問題はもはや重大な課題ではなくなり、そのスケーラビリティの証拠として、我々は南半球最大のCeph デプロイメントを構築しました。Red Hat Ceph Storage 2を使用して、我々は5ペタバイトのデータを含む膨大なワークロードを単一のインフラストラクチャで管理することができます。Red Hat のソリューションが持つブロックおよびオブジェクトストレージ機能がなければ、これを達成することはできなかったでしょう。第3四半期には数ペタバイトの新しいストレージの追加を予定しており、機能豊富なこの新リリースでCephFSを試用できるのも楽しみです。」

 

Massachusetts Open Cloudエンジニアリング担当ディレクタ Piyanai Saowarattitada氏

「我々は、当社の研究者が日常的に扱っている大量のデータに対応できる、優れたコスト効率、信頼性、およびスケーラビリティを備えたストレージソリューションを必要としていました。Red Hat Ceph Storage 2で、それを見つけることができました。Cephコマンドセットは、直観的で使いやすいものです。包括的なRed Hat Cephトレーニングとフィールドデプロイメントサポートにも、大変満足しています。当社のニーズに対する彼らの深い知識と理解は、デプロイメントを首尾良く進める上で役立ちました。」

 

Percona サービス担当バイスプレジデント Matt Yonkovit氏

「パブリックおよびプライベートクラウド内の分散データベースがますます増えているため、それらの間の通信と同期を迅速かつシームレスに行うことができる必要があります。Red Hat Ceph Storageに支えられたOpenStack上のMySQLは、プライベートクラウドデプロイメント内のデータベースのための、高性能で低コストの選択肢という可能性を開きます。オープンソースデータベース環境の最適化に関する信頼すべきアドバイザーとして、Perconaは常にお客様の問題をコスト効率の良い形で合理的に解決するアプローチとアーキテクチャを探しています。多数の分散データベースを単一の弾力的なストレージクラウドインフラストラクチャに集約することは、それらの基準に合致します。」

 

Samsung Semiconductor, Inc. メモリマーケティング担当コーポレートバイスプレジデントJim Elliott氏

「今日のストレージにとって最も強い影響力を持つ2つのアプローチを組み合わせることで、極めて高いIOPS、低レイテンシ、および異例の高信頼性を提供するスケーラブルなオールフラッシュストレージソリューションが実現するため、Red Hat Ceph Storage 2に関する作業を含む当社とRed Hatの間で進行中の協業は、OpenStackデータセンターの管理者にとってWin-Winの関係と言えます。当社はソフトウェアデファインドのエコシステムをエンタープライズストレージ事業に不可欠な部分と考えており、Red Hatとの非常に緊密な共同作業を継続し、次世代OpenStackエンタープライズワークロード向けに、可能な限り最良のストレージシステムを開発していきます。」

 

Western Digital DCSマーケティング担当シニアディレクター Gary Lyng氏​

「Red Hatは引き続きCephへの投資を進めており、最新版の発表を大変嬉しく思います。Sandiskは、より高いIOPSを必要とするRed Hat Ceph Storageデプロイメントを対象に、Red Hatとともに膨大な量の性能特性評価テストを実施してきました。SandiskのInfiniFlash System IF150に対するRed Hat Ceph Storageを使用した最新のテストでは、100万を超えるランダム読み取りIOPSを提供可能であることが示され、プライベートクラウドとスケールアウトストレージにおけるまったく新しいワークロードの可能性が開かれました。」

 

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その他のリンク

 

本件に関するお問い合わせ

  • レッドハット株式会社 広報担当 pr-jp@redhat.com TEL:03-5798-8550

Red Hat について

オープンソースソリューションのプロバイダーとして世界をリード する Red Hatは、コミュニティとの協業により高い信頼性と性能を備えるクラウド、Linux、ミドルウェア、ストレージおよび仮想化テクノロジーを提供、さらに サポート、トレーニング、コンサルティングサービスも提供しています。Red Hatは、企業、パートナーおよびオープンソースコミュニティのグローバルネットワークの中核として、成長のためにリソースを解放し、ITの将来に向けた 革新的なテクノロジーの創出を支援しています。http://www.redhat.com をご覧ください。

レッドハット株式会社について
レッドハット株式会社は、米国ノースカロライナ州ラーレーに本社をおく、エンタープライズLinuxの世界的なディストリビューションRed Hat, Inc.の日本法人です。オープンソースを基盤として、組込み系からエンタープライズサーバまで対応する普遍的なプラットフォームとサービスを提供してい ます。

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