プレスリリース

Ansible 2.2、コンテナ、ネットワーク、クラウドサービス向けの新自動化機能を提供

2016年1月以来、モジュールの総数が60%以上増加

東京

[ノースカロライナ州ラーレー – 2016年11月1日(現地時間)発表]米国報道発表資料抄訳

オープンソースソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hat, Inc.(NYSE:RHT、以下Red Hat)は本日、シンプルかつパワフルで、エージェントレスなオープンソースのIT自動化フレームワークの最新版であるAnsible 2.2の提供開始を発表しました。Ansible 2.2は、コンテナとWindowsの自動化機能の拡充、およびネットワーク機器、クラウドサービス向けモジュールを含む複数の新規モジュールの追加と、性能の強化、拡張された機密情報の暗号化機能を実現します。

アップストリームのAnsibleプロジェクトは、アクティブで非常に熱心なコミュニティを持つGitHub上で最も人気の高いオープンソース自動化プロジェクトの一つで、様々な組織が大規模で複雑なプライベートクラウド環境を強化するためにAnsibleの自動化機能を採用しています。Ansibleは、ネットワーク設定、クラウドでのデプロイ、開発環境の構築といったルーチン作業を自動化することでITチーム間の壁をなくす力を開発者やIT運用チームに与え、より早く簡単にITのアプリケーションや環境を展開することができます。

Ansible 2.2は、アップストリームのAnsibleの勢いを引き継ぎながら、次のような新しい機能を数多く取り入れています。

 

コンテナ

新規モジュール「docker_network」によってdockerマシン環境の管理とネットワークレイヤーを同時に自動化できるようになります。ansibleコンテナプロジェクトと組み合わせると、ネットワーク経由でのコンテナ通信方法を含むコンテナ開発やデプロイメントパイプラインといった多くの側面を制御することができます。


ネットワーク機器

ネットワークオートメーションを優先するユーザーの増加に伴って、Ansibleネットワーク機器モジュールの採用件数が増加しています。Ansible 2.1が2016年5月にリリースされて以来、Ansibleが対応するネットワーク機器のプラットフォームは10種類から20種類に増加し、ネットワークモジュールの総数は2倍以上に達しています。これらのネットワークモジュールは現在、Ansibleで利用できるモジュールの20%以上を占めており、Ansibleコミュニティとネットワーキングパートナーが大きく貢献しています。

Ansible 2.2は、以下のネットワーク機器サポートを拡充しています。

  • 複数ベンダーのネットワーク機器を追加サポート:Cisco(ASA)、Dell、F5 Networks、Nokia SR-OS、Pluribus Networks(Open Netvisor)、VyOS
  • Cisco NX-OSサポートの拡充および強化:顧客が自動化によってプログラマブルファブリックのVxLANオーバレイ運用を容易に開始できるように設計されたモジュールを提供

 

クラウドサービス

Ansible 2.2は、Microsoft Azureプラットフォーム、VMwareクラウドインフラストラクチャなどのクラウドサービスの性能を強化しました。Amazon Web Service(AWS)、Google Cloud Platform、OpenStackプロバイダーなどのクラウドプロバイダー向けの新機能も追加されました。最後に、VMwareとAmazon Web Services向けの新機能が追加されました。Ansible 2.2は新規にVMware仮想マシン管理モジュールが備わり、Amazon Elastic File System(EFS)、Amazon Redshift、AWS Lambdaを含む新たなAWSの機能に対応しています。

リリースされたAnsible 2.2には、その他の強化機能も追加されています。移植と再利用が可能な自己完結型のAnsible PlaybookフォーマットであるAnsible Rolesが更新され、より柔軟性が向上しました。AnsibleのコミュニティGitHubプロジェクトでは将来のAnsible開発ロードマップが閲覧可能であり、現在コメントを受け付けています。

 

サポートコメント

Red Hat Ansibleエンジニアリングディレクター Tim Cramer

「当社のモジュール開発においてコミュニティの勢いが増していることだけではなく、当社のAnsible Core エンジニアリングチームに投資した結果を楽しみにしています。Ansibleのネットワーク機器対応は大幅に増加しており、当社のモジュールの20%以上に達しています。当社は喜んでこの勢いを維持し、様々なお客様のために全力を尽くしてオープンソース自動化ソリューションを構築します。」

 

IDC エンタープライズシステム管理ソフトウェア担当リサーチバイスプレジデント Mary Johnston Turner氏

「企業はオープンソースをベースとする管理ソリューションおよび自動化ソリューションの活用を図っており、最近リリースされたこのAnsibleの最新機能とDocker機能を使うと、開発チームは多様なクラウドプラットフォームを導入し、そのワークロードを分散させることができます。また、ネットワーク機器モジュールが増加しているのは、Ansibleがネットワーク自動化という新機能をユーザーに提供しているためです。」

 

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本件に関するお問い合わせ

  • レッドハット株式会社 広報担当 pr-jp@redhat.com TEL:03-5798-8550

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将来予想に関する記述

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