AU294

Red Hat Enterprise Linux Automation with Ansible

概要

コースの説明

Linux システムの管理タスクを Ansible で自動化する方法を学びます。

コースの説明

Red Hat Enterprise Linux Automation with Ansible (RH294) は、システムプロビジョニング、構成、アプリケーション・デプロイメント、オーケストレーションなど、繰り返しが多くエラーが発生しやすい手順を自動化する必要がある Linux 管理者および開発者向けに作成されています。

このコースは、Red Hat® Enterprise Linux® 10、Ansible Core 2.16、Red Hat Ansible Automation Platform 2.5 および 2.6 に準拠した Ansible 開発ツールに基づいています。

学習内容サマリー

  • VS Code に Ansible 開発ツールをインストールして構成し、Ansible 設定を構成します。
  • 管理対象ホストのインベントリーを作成およびアップデートし、インベントリーへの接続を管理する
  • Ansible Playbook を使用して管理タスクを自動化する
  • 効果的な Playbook を大規模に作成する
  • Ansible Automation Platform で使用される機密データを Ansible Vault で保護する
  • Ansible Roles と Ansible Content Collections を使ってコードを再利用し、Playbook 開発を単純化する

コース対象者

  • このコースは、以下の反復タスクを担当する Linux システム管理者、DevOps エンジニア、サイト信頼性エンジニア、インフラストラクチャ自動化エンジニア、開発者向けに作成されています。
    • 構成管理の自動化
    • 再現性のある一貫したアプリケーション・デプロイメント
    • 開発、テスト、プロダクション向けサーバーのプロビジョニングとデプロイ
    • DevOps の継続的インテグレーション/継続的デリバリーのワークフローとの統合

受講の前提条件

テクノロジー上の留意事項

  • オンライン、自習型、クラスルームの学習者:
    • インターネット接続が必要です
    • ラボは Red Hat のオンラインラーニング環境で実施されます
    • Red Hat は今後、クラスルーム学習者に、ローカルにインストールされたクラスルーム環境を代替の選択肢として提供する可能性があります。
学習内容

学習内容

  • Ansible の概要
    • Ansible の基本概念と使い方を説明し、VS Code に Ansible 開発ツールをインストールして構成し、Ansible 設定を構成します。
  • 自動化コンテンツの開発
    • Ansible インベントリーの構築、シンプルおよび複雑な Playbook の作成と実行、Playbook とホストの障害のトラブルシューティングを行います。
  • 自動化コンテンツの開発:変数
    • 変数を使用して Playbook の管理を単純化し、変数内の機密データを保護し、ファクトとマジック変数を使用して管理対象ホストの情報を参照する複数の Playbook を作成します。
  • 自動化コンテンツの開発:タスク制御
    • タスク制御機能を使用して、リスト内の各アイテムに対して 1 回実行する必要があるタスク、または特定の条件が満たされる場合にのみ実行されるタスクを効率的に指定する Play を記述します。
  • 自動化コンテンツの開発:ファイルのデプロイ
    • Ansible によって管理されるホストでファイルをデプロイ、カスタマイズ、調整します。
  • 自動化コンテンツの大規模な開発
    • 他の Playbook やタスクをインポートまたはインクルードすることで、複雑な Ansible Playbook を管理します。また、高度なホストパターンを使用してインベントリーから特定のホストを効率的に選択します。
  • Ansible Role と Content Collections でのコードの再利用
    • Ansible Role と Ansible Content Collections を使用して、より迅速に Playbook を開発するとともに、Ansible コードを再利用します。
  • Linux 管理タスクの自動化
    • 一般的な Linux システム管理タスクを Ansible で自動化します。
成果

組織にとっての効果

  • 自動化を通じて手作業を排除し、運用効率を向上させる
  • 組織の動的な IT インフラストラクチャを容易に拡張する
  • アプリケーションの価値実現までの時間を短縮する
  • 必要とされるイノベーションを DevOps 手法によって迅速に適応させ、実装する

個人にとっての効果

Ansible Playbook の効率的な作成により、自動化ファーストの原則を適用して実際の Linux システムおよびサービスの問題を解決できるようになります。ワークフローを自動化するスキルを獲得し、DevOps 手法の基盤を構築できるようになります。また、Ansible を活用して開発効率を向上させる方法を学ぶことができます。

推奨される次のコースまたは試験

 

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