ポリシーとガイドライン
Red Hat サブスクリプションモデルに関する FAQ
Red Hat® サブスクリプションモデル、お客様の環境におけるサブスクリプションの使用方法、サブスクリプションの管理が重要である理由について、よくある質問への回答を確認できます。Red Hat サブスクリプションはシステムを確実に、またセキュアに稼働させるために必要なものをすべて提供します。その詳細をご覧ください。
Red Hat サブスクリプションモデルについて
Red Hat サブスクリプションモデルとは何ですか。
Red Hat サブスクリプションモデルは 20 年以上の歴史を持ち、お客様からの豊富なフィードバックが反映されています。Red Hat サブスクリプションをお持ちのお客様は、Red Hat がテストおよび認定したエンタープライズ向けソフトウェアをダウンロードできます。さらに、極めて重要度の高い環境においても安心してそれらの製品をデプロイしていただけるよう、ガイダンス、安定性、セキュリティの提供も受けられます。
Red Hat サブスクリプションが有効な間は、Red Hat とそのパートナーが開発した Red Hat ソフトウェアを継続的にご利用いただけます。Red Hat の購入契約では、契約の有効期間中、すべてのインストールに対してユースケースに合ったサブスクリプションが必要となります。サブスクリプションをご利用のお客様は、該当製品の使用数と同じ数量のサブスクリプションを購入する必要があります。これにより、お客様の資産のセキュリティと有効性を維持するために不可欠なアップデート、アップグレード、テクニカルサポート、ドキュメントへのアクセスが保証されます。当社が提供する価値を利用するには、Red Hat ソフトウェアを実行するリソースごとに 1 つの有効なサブスクリプションを維持する必要があります。
現在のサブスクリプションレベルが実際の使用状況に対して適切であるかどうかを確認することが重要です。Red Hat サブスクリプションを管理してコンプライアンスを維持する方法の詳細については、この FAQ の「サブスクリプションの管理」セクションをご覧ください。
Red Hat サブスクリプションが他と違う点は何ですか。
Red Hat サブスクリプションに登録すると、すぐにプロダクションで利用できるコード、ライフサイクル管理、ソフトウェアの相互運用性、エキスパートやツールの活用など、ビジネスの運用に役立つサービスをご利用いただけます。Red Hat サブスクリプションは以下のものを提供します。
- エンタープライズでの使用に合わせて編成および最適化された、安定性の高いオープンソース・テクノロジー
- 信頼できるアドバイザーによるセキュリティと説明責任
- イノベーションの追及と開発に必要となる、オープンソース・コミュニティの知識とそこでの発言力
- テクニカルサポート、ドキュメント、およびツールへのアクセス
- 柔軟な計画を可能にする、ベンダーに依存しない互換性のあるソリューションと長いライフサイクル
- 概念実証 (PoC) からデプロイ、そしてそれ以降も継続する Red Hat とのパートナーシップ
- 広範なパートナーエコシステム
サブスクリプションには何が含まれていますか。
有効な Red Hat サブスクリプションは、ミッションクリティカルなシステムを含め、システムを確実かつセキュアに実行するために必要なあらゆるものを提供します。お客様は、ソフトウェアに加えて、エキスパートのコミュニティ、ナレッジリソース、セキュリティアップデート、およびサポートツールにアクセスできます。これらは他では提供されません。
継続的な提供
- パッチ
- バグ修正
- アップデート
- アップグレード
テクニカルサポート
- 24 時間 365 日対応
- 無制限のインシデント
- 専門分野に基づくルーティング
- 複数ベンダーによるケースの所有権
- マルチチャネル
コミットメント
- ハードウェア認定
- ソフトウェア認定
- クラウドプロバイダー認定
- ソフトウェア保証
専門的知識および経験
- Red Hat 製品セキュリティ
- Red Hat カスタマーポータル
- ナレッジベース
- カスタマーポータルラボ
- トレーニングカリキュラム
サブスクリプション購入者にはどのようなメリットがありますか。
受賞歴を誇る Red Hat カスタマーポータルを活用することで、サブスクリプションの価値を最大限に引き出せます。サブスクリプションを管理できるだけでなく、お客様の環境に適した製品やソリューションに関するダウンロード資料やナレッジにアクセスし、Red Hat のコミュニティやパートナーとつながり、Red Hat ソリューションを最大限に活用するためのテクニカルコンテンツを利用することができます。
サブスクリプションのメリットの最大化
Red Hat の Subscription Education and Awareness Program とは何ですか。
Red Hat の Subscription Education and Awareness Program (SEAP) は、お客様やパートナー様が Red Hat への投資から最大限の可能性を引き出せるよう支援することを目的としたプログラムです。当社は、お客様がよりシンプルな方法でソフトウェアの使用状況の管理、拡張、レポート作成を行いつつ Red Hat のテクノロジーを最大限に活用できるよう、Red Hat サブスクリプションモデルを使いこなすために必要な明確な情報とツールを提供します。
Red Hat のお客様は、適切な数のエンタイトルメントを維持できるよう、要請に応じてサブスクリプションの使用状況を報告する必要があります。 SEAP は多くの場合、ソフトウェア資産管理 (SAM) パートナーとツールを活用して、お客様がこのプロセスを実施できるようサポートします。
Red Hat Subscription Education and Awareness Program についてサポートが必要な場合、またはその詳細については、該当地域の SEAP チームまでお問い合わせください。
サポートは含まれていますか。
Red Hat サブスクリプションにはサポートが含まれています。サブスクリプションを購入する際に、お客様のユースケースと環境に適したサポートサービスのレベルを選択します。サポートレベルには、Premium、Standard、Self-support (一部の地域および Red Hat Enterprise Linux Server Entry Level でのみ利用可能) があります。サブスクリプションには開発サポートも含まれています。さらに高度なレベルのサポートを必要とする方のために、Red Hat では、テクニカル・アカウント・マネジメントなど、サブスクリプションに加えてご利用いただけるサポートサービスを提供しています。
サブスクリプションはセキュリティ上の懸念についてどのような対策をとっていますか。
Red Hat は、テスト済みでサポート付きの、安定したオープンソース・インフラストラクチャのポートフォリオを提供しています。Red Hat の製品は専任の製品セキュリティチームによって支えられています。このチームは、製品に影響のあるリスクを監視、特定、対処します。また、アップストリーム・プロジェクトとも緊密に連携しています。悪用される可能性のあるセキュリティ上の欠陥を常に注視しているので、お客様は安心してご利用いただけます。
サブスクリプションのガイドラインはありますか。
はい。Red Hat 製品は、インスタンスまたはインストールごとのサブスクリプションベースで提供され、サブスクリプション期間中はすべての関連サービスをご利用いただけます。つまり、Red Hat 製品のアクティブなサブスクリプションを所有している間は、お客様は自社の環境内で使用する Red Hat ソフトウェアのすべてのインスタンスまたはインストールに対してサブスクリプションを維持する必要があります。
Red Hat のビジネスモデルでは、Red Hat ソフトウェアまたは製品がインストールされた、またはそれらを実行しているリソースの数をカウントし、各インスタンスにサブスクリプション料金を適用することで、全体の価格を算定します。Red Hat とリソース間におけるこのような 1 対 1 の関係を有効な状態に維持することで、お客様は組織全体でサブスクリプションのサービスを利用することができます。
Red Hat が定める契約はありますか。
はい。Red Hat の製品とサービスには Red Hat エンタープライズ契約が適用されます。この契約は、Red Hat から直接購入した場合も、パートナー経由で購入した場合も、同様に適用されます。
1 つのサブスクリプションで環境全体をカバーできますか。
Red Hat 製品は、インスタンスまたはインストールごとのサブスクリプションベースで提供され、サブスクリプション期間中はすべての関連サービスを継続的にご利用いただけます。
必要な量は環境ごとに異なるため、Red Hat では、使用されている Red Hat ソフトウェアのインスタンス数またはインストール数によってサブスクリプションの価格を算定します。
他のベンダーが Red Hat 製品のサポートを提供することはできますか。
はい。お客様はご自身の環境にある Red Hat 製品向けに追加のテクニカルサポートを自由に購入できます。ただし、有効な Red Hat サブスクリプションをお持ちである間は、お客様の環境内にある Red Hat Enterprise 製品の各インスタンスに対してサブスクリプションを維持する必要があります。サードパーティのテクニカルサポートをご利用の場合でも、関連する有効な Red Hat サブスクリプションをお持ちである限り、すべてのインストールまたはインスタンスに対して Red Hat サブスクリプションを購入していただく必要があります。
サブスクリプションは購入者の環境にどのように適用されますか。
Red Hat Enterprise Linux、Red Hat JBoss Middleware、または他の Red Hat 製品に関するサブスクリプションガイドをご覧ください。あるいは、Red Hat ビジネスパートナーか Red Hat の営業担当者までお問い合わせください。
サブスクリプションの価値についての詳細はどこで確認できますか?
Red Hat サブスクリプションの価値については、ホワイトペーパー「オープンソースのサブスクリプションがもたらすビジネス価値」でも説明しています。
サブスクリプションの管理
サブスクリプションはどのように管理すればよいですか。
Red Hat は、Red Hat サブスクリプションの管理に役立つ複数のツールを提供しています。それぞれのツールは異なるユースケースに対応します。
Red Hat カスタマーポータル:物理か仮想かを問わず、システムは Red Hat カスタマーポータルに登録して接続できます。RHSM は、Red Hat カスタマーポータルでホストされた Web インタフェース、オンプレミス・アプリケーション (Satellite)、またはクライアントを介して、Red Hat サブスクリプションのステータス、インベントリー、編成、およびレポートを提供します。 カスタマーポータルの RHSM は、すべてのお客様が追加費用なしで利用できます。
Hybrid Cloud Console :Red Hat サブスクリプション・サービスは、ハイブリッド・インフラストラクチャ全体におけるサブスクリプション・エクスペリエンスを、ダッシュボードベースのアプリケーションで視覚的に表示します。シンプルで一貫性のあるサブスクリプションレポート機能により、アカウント全体の Red Hat サブスクリプションが、すべてのデプロイメントとプログラムにわたるインベントリー全体と対比して表示されます。サブスクリプション・サービスでは、過去の利用状況を確認できるのに加え、その利用状況と残りのサブスクリプション容量の情報に基づいて将来を見据えた意思決定を行うことができます。
Red Hat は他にも Red Hat サブスクリプションの管理に役立つ複数のツールも提供しています。それぞれのツールは異なるユースケースに対応します。
サブスクリプションの管理についてサポートが必要な場合は誰に問い合わせればよいですか。
Red Hat のあらゆる活動の中心はお客様です。Red Hat サブスクリプションについてご質問がある場合やサポートが必要な場合は、Subscription Education and Awareness Program (SEAP) チームにお問い合わせください。SEAP スペシャリストへのご相談は、該当地域の SEAP チームまでご連絡ください。
北米:na-seap@redhat.com
中南米:latam-seap@redhat.com
欧州、中東、アフリカ:seap-emea@redhat.com
アジア太平洋:apac-seap@redhat.com
サブスクリプションの期間はどれくらいですか。
Red Hat が販売するサブスクリプションは期間ベースです。期間は通常 1 年間か 3 年間です。一部のオンラインサービスでは料金体系が異なる場合があります。
サブスクリプションの更新はなぜ重要なのですか。
システムのセキュリティを保持するために不可欠な無制限のアップグレードやアップデートなど、Red Hat サブスクリプションのメリットを環境全体で継続的に利用するには、Red Hat ソフトウェアのすべてのインスタンスとインストールでサブスクリプションを維持する必要があります。
サブスクリプションを更新するにはどうすればよいですか。
サブスクリプションの期限が近づくと、E メールや担当者からのご連絡でお知らせします。更新についてのお問い合わせや、サブスクリプションの使用に影響があるかもしれない環境の変化についてのご相談がある場合は、お客様の側から担当者にご連絡いただくこともできます。
更新の方法は、最初にサブスクリプションをどのようにご購入いただいたかによって異なります。購入/更新の方法の詳細については、サブスクリプション更新ガイドをご覧ください。
サブスクリプションを更新しなかった場合はどうなりますか。
すべてのサブスクリプションが期限切れとなり、組織全体でアクティブなサブスクリプションがなくなった場合も、該当するライセンス契約の下で引き続きソフトウェアを使用する権利は残ります。ただし、サブスクリプションに付随するメリットは、以下のものを含め、お客様の環境全体で利用できなくなります。
- 最新バージョンの認定ソフトウェア
- セキュリティエラータとバグ修正
- Red Hat テクニカルサポート
- 受賞歴を誇るカスタマーポータルへのアクセス
- Red Hat のオープンソース保証
サブスクリプションが適切かどうか、どうすれば確認できますか。
Red Hat エンタープライズ契約の付録 1 に、サブスクリプションの種類、測定単位、ユースケースについての詳しい説明があります。サブスクリプションに関する他のトピックについても詳しく説明されています。お客様から担当者にご連絡いただくこともできます。
Red Hat サブスクリプション・サービスでは、アカウント全体の Red Hat サブスクリプション数を、すべてのデプロイメントとプログラムにわたるインベントリー全体と対比して表示します。サブスクリプション使用状況ビューでは、サブスクリプションしきい値に対するアカウントの残りサブスクリプション容量と、ソフトウェア使用履歴の両方を一目で確認できます。サブスクリプションに関してのご質問は、Red Hat Subscription Awareness and Education チームまたは Red Hat の担当者にお問い合わせください。
ビジネスの変化に応じて適切なサブスクリプションを維持できるようにするにはどうすればよいですか。
お使いの Red Hat 資産は時間の経過とともに複雑化していく可能性があり、慎重に管理を行わなければ、気が付かないうちに Red Hat エンタープライズ契約の条項違反となっている場合もあります。これは、次のようなさまざまな形で発生します。
- サブスクリプションを更新していない、または更新が遅れた
- デプロイ総数に対してソフトウェアが過剰にデプロイされている、または更新数が不足している
- 契約よりも上のレベルのサービスを不適切に使用する
- 認可を受けずにソフトウェアを再配布する
- Red Hat Enterprise Linux 以外のシステムを使用する
法的な要件以外にも、規約を遵守することには、資産のセキュリティや有効性の維持に不可欠なアップデート、アップグレード、テクニカルサポート、ドキュメントへの継続的なアクセスをはじめとする大きなメリットがあります。
使用量が現在のサブスクリプションを超えると、実情に合わせたサブスクリプション調整のプロセスが開始されます。これには、必要な追加サブスクリプションを 45 日以内に購入することが含まれます。調整期間について詳しくは、こちらをご覧ください。
健全でセキュアな Red Hat 環境の維持について詳しくは、Subscription Education and Awareness Program (SEAP) チームにお問い合わせください。