新しくなった Kube by Example のラーニングパスで KubeVirt と Node.js を学ぶ

Kube By Example (KBE) ラーニングコミュニティは、KubeVirt と Node.js のオープンソース・プロジェクトをよりよく理解し、これらのテクノロジーを日常的に利用したいと考えているユーザーのためにカリキュラムを拡張し、自分のペースで学習できるモジュールを加えました。これらのモジュールが追加されたことで、KBE ラーニングパスの総数は 19 になり、今年後半にはさらに増える予定です。

他の KBE ラーニングパスと同様、KubeVirt と Node.js のモジュールは、広範なクラウドネイティブ・コミュニティからの意見と支援を受けて作成されました。KBE にはコースのインストラクターから KBE Insider のゲスト、ブログの著者など、50 人を超えるコミュニティのコントリビューターがおり、コミュニティ主導のアプローチでコンテンツ開発を行っています。KBE Community Contributors のページと KBE Community Forum で、これらのコントリビューター全員の詳細を確認したり、多くのコントリビューターと交流したりすることもできます。

KubeVirt プロジェクトは、単一の Kubernetes インフラストラクチャでコンテナ化アプリケーションとともに仮想マシンをオーケストレーションし、管理することを目的として、2019 年に設立されました。開発がコンテナ化されたアプリケーションスタックに移行するようになると、簡単にコンテナ化することができないワークロードが存在し続けることになります。KubeVirt はこのようなワークロードを念頭に置いて作成され、コンポーネントがコンテナ化されているか、仮想化されているか、コンテナ化と仮想化が混在しているかに関係なく、開発者がアプリケーションの構築、管理、デプロイ、スケーリングを行える統合開発プラットフォームに仮想化されたアプリケーション・コンポーネントを組み込む方法を提供します。

KubeVirt ラーニングパスでは、このテクノロジーを紹介し、KubeVirt を Kubernetes クラスタにインストールするプロセスを説明します。ガイド付き演習のラーニングパスでは、仮想マシンの実行、それらの仮想マシンを公開するためのサービスの追加、Kubernetes クラスタへのディスクイメージのアップロードを示す例が提供されます。

Node.js を使用すると、開発者はブラウザーの外部で JavaScript を実行できます。Node.js は、バックエンドサービスを実行する先進的な Web スタックの主要なコンポーネントであり、開発ツールの主要なコンポーネントでもあります。サイズが小さく、起動が速く、開発者の生産性が高いため、マイクロサービス、シングル・ページ・アプリケーション、スクリプトと自動化、エージェントとデータコレクター、デスクトップ・アプリケーション、組み込みソフトウェアなど、幅広いユースケースで使用されています。

Kube By Example が提供する Node.js ラーニングパスでは、Express.js ベースのアプリケーションを作成および拡張してクラウド機能を活用する手順をユーザーに説明することで、Node.js によるクラウドネイティブ開発の概要を紹介します。このラーニングパスはテキストベースの形式であり、Node.js の使用経験は不要です。

Kube By Example にアクセスして、これらのラーニングパスを直接確認してください。ほぼすべてのスキルレベルに対応していますので、運用担当者やセキュリティ担当者などの職務に応じて幅広い追加トピックをチェックしてみてください。また、Developer Sandbox for Red Hat OpenShift (minikube) を使用して、新しいスキルを学習しながら練習する方法も学べます。KubeCon + CloudNativeCon Europe 2023 に参加する場合は、ブース番号 D4 にぜひお立ち寄りください。KBE について、そして Red Hat の最新ニュースをすべて知ることができます。