言うまでもなく、Red Hat はこれまでの年月の間に多くの変化を経験してきました。Red Hat は起業家であり技術者でもある Bob Young (ボブ・ヤング) と Marc Ewing (マーク・ユーイング) によって設立された小さな会社でしたが、今ではオープンソース・テクノロジーとイノベーションの世界的リーダーになっています。過去 30 年間を振り返って、これまでに学び、達成してきた多くのことを思い起こすとき、心に浮かぶのは Red Hat の名前の由来に関するおなじみのストーリーです。

Red Hat という社名は Ewing に直接由来します。彼は大学に通っていたころ、コーネル大学の赤いラクロスキャップを愛用していました。そしてコンピュータラボの学生たちの間では、「困ったときには赤い帽子の男に聞けばいい」と言われていました。社名に込められた思いは、今でもこれと同じです。ただし、言い回しは少し変わりました。「困ったときには Red Hat の社員に聞けばいい」。

Red Hat の 30 周年を記念して、Red Hat の新旧の社員が、Red Hat でのイノベーション、コラボレーション、コミュニティを通じて得た経験が、職業上の面と個人的な面で自身の形成にどのように影響したかを共有します。


イノベーション

「Red Hat の 30 周年を祝うにあたり、Red Hat の歴史の一部になれることを大変光栄に思います。当社での在職期間中、私は卓越したプロフェッショナルのチームと協力し、コンテナ、エッジ、持続可能性などの分野で複数の技術革新戦略に協調して取り組み、それを実行するという名誉を与えられてきました。Red Hat は、オープンソース・プロジェクトを通じてイノベーションを促進することに常に尽力しているため、極めて競争の激しい業界で集団の一歩先を行くことができます。Office of the CTO チームには、高品質の成果を生み出し、提供してきた実績があり、その献身と勤勉さは、会社のこれまでの成功に極めて重要な役割を果たしてきました。Red Hat が今後も繁栄し、技術革新の最前線を歩み続けることは間違いありません。未来への道を切り開くチームの一員になれることをうれしく思っています」

- Huamin Chen (フアミン・チェン) シニアプリンシパルソフトウェアエンジニア (2014 年入社)


「常に新しいアイデアを模索し、可能性の限界を押し広げているチームと共に働くのは、本当に刺激的です。データサイエンティストとして、私は常に知識を広げ、新しいスキルを開発しており、このようなダイナミックなチームの一員であることで、自分のキャリアを新たな高みに到達させることができます」

- Surya Pathak (スーリヤ・パタク) データサイエンティスト (2021 年入社)


「私は 2018 年に Red Hat に入社しました。入社して以来、私の所属する部署にはいつも、問題に対する最善の解決策を見つけることに力を注ぐ優秀な人々がいました。このマインドセットは、常に最高のアイデアが頂点に立つことを可能にするもので、私は創造的思考への意欲をかき立てられてきました。当社のチーム間で感じられる仲間意識は、私たちに投げかけられたものがどんなものであっても対処できるという信念を育みます。この環境は、Red Hat が現在のような企業になるために重要な基礎となる柱です」

- Emmanuel Wilder (エマニュエル・ワイルダー) データソリューション マネージャー (2019 年入社)


MicroShift のようなプロジェクトは、オープンソースのイノベーションに注力する先進テクノロジーチームの価値、つまり、少数の人々がいかにしてアイデアを思いつき、プロトタイプを作成し、それを世界と共有して力を合わせて具現化し、最終的に大きな影響を与える製品を構築するかを実際に示すものです」

- Ricardo Noriega De Soto (リカルド・ノリエガ・デ・ソト) プリンシパルソフトウェアエンジニア (2016 年入社)


「オープンソースとテクノロジーの構築に対するオープンなアプローチはイノベーションを推進し、テクノロジーとサービスの急速な進化と導入を可能にします。オープンソースは Red Hat の基盤であり、そして今後も変わらず基盤であり続けます。これは当社にとって重要な差別化要因であり、私が Red Hat に 17 年間勤務している理由です。また、オープンソースが業界のイノベーションの原動力だと当社が信じ続ける理由でもあります」 

- Chris Wright (クリス・ライト) グローバルエンジニアリング CTO 兼 SVP (2005 年入社)


「ずっと前、私が Red Hat に入社したばかりの頃、Red Hat Enterprise Linux についてある人から問い合わせがあり、話をしました。会話の中で、彼と 2 人の学生インターンが、がん診断を受けた患者が最初の化学療法を始めるまでにかかる時間を医療提供者が短縮できるようにするスケジューリング・プログラムを作成したことを知りました。私は自分の母親をがんで亡くしており、患者にとって時間がいかに重要であるかを理解していました。この男性は、自分のプログラムを非営利病院に寄付したいと思い、Red Hat が彼の取り組みを支援するために RHEL ライセンスを無償提供してくれないだろうかと考えていました。この電話によって新たな関係が生まれたことに加え、私は、当社の仕事がどのようにして世界にプラスの影響を与えられるのかを理解しました」

- Sarah Harvey (サラ・ハーヴェイ) シニアインターナルコミュニケーションストラテジスト (2012 年入社)


「私が Red Hat に勤め始めて 13 年近くになりますが、実際には約 22 年、Red Hat と仕事で関わってきました。私が初めて Red Hat と仕事をしたのは、2001 年後半に AOL で働いていた時期で、レガシー UNIX を Red Hat Linux 6 と 7 に移行したときでした。私はサービスのコンサルタントとして Red Hat に入社することになり、Red Hat のお客様の中でも特に革新的なウォール街のお客様数社と連携し、可能性の限界に挑みました。その後、Red Hat パートナーの企業でしばらくの間、基本的なデータセンター・ソリューションを構築する仕事をしました。今は、Red Hat の製品とサービスの価値提示に関して、Portfolio Marketing 部門のお客様、パートナー、販売業者にインパクトを与えることができます。Red Hat でさまざまな役割を担ってきましたが、オープンソースのイノベーションと、パートナー、お客様、Red Hat の社員の成功を何よりも重視する組織の一員であることを、とても嬉しく思っています」

- Jon Benedict (ジョン・ベネディクト) プロダクトマーケティング ディレクター (2021 年入社)


コラボレーション

「Red Hat について、常に私の心を打つのはコラボレーションです。Red Hat に入社した当時、私は、マーケティング部門の新しいイネーブルメントプログラムマネージャーでした。私が本当に感銘を受けたのは、誰かと会話するたびに、誰もが私の職務をさらにサポートしてくれるであろう別の Red Hat の社員を紹介してくれることでした。他の人の成功を積極的に支援し、そのために何でもしようとする人たちに、私はそれまで出会ったことがありませんでした。これは Red Hat を特別なものにしている理由の 1 つだと思います。チームや Red Hat コミュニティを通じて築かれる関係は、素晴らしいものです」

- Fran Sapir (フラン・サピル) シニアロールアーキテクト ピープルマネージャー (2017 年入社)


「約 19 年前、私は世界にプラスの影響を与える会社の一員になりたいと思い、Red Hat に入社しました。オープンソースの成功は、自分の制御できる範囲にあるものの改善方法を模索することで獲得できます。Red Hat は、CEO から新任管理者まで、あらゆるレベルでこの価値を浸透させてきました。だからこそ、私はまだここにいるのです」

- Matthew Davis (マシュー・デイヴィス) ソリューションアーキテクチャ シニアマネージャー (2004 年入社)


「Red Hat で働くことで、個人の革新と創造性が促進されます。私は常に意欲的に自分自身をプッシュし、新しいプロジェクトに取り組んでいます。互いにサポートし合う職場文化とコラボレーティブなチーム環境により、毎日が楽しく充実しています。Red Hat の文化のおかげで、私は新しいテクノロジーを探求し、自分の仕事を世界に向けて示し、仕事の上で成長し続けることができます。これ以上の職場はないと思います。私は Red Hat の一員であることを心から感謝しています」

- Aakanksha Duggal (アーカンシャ・ドゥガル) シニアデータサイエンティスト (2020 年入社)


「Red Hat でのコラボレーションと他者へのリスペクトが大好きです。当社は、情熱を持って働く素晴らしい才能ある人々のおかげで成長を続けるすばらしい会社です」

- Sandra Vaz (サンドラ・ヴァズ) パートナーエコシステムセールス シニアディレクター (2021 年入社)


「Red Hat の Open Source Program Office で働いてきた 3 年間、私は、Fedora Project のコミュニティにインパクトを与え、素晴らしい同僚から学び、これまで想像もしなかった方法で仕事の面で成長する機会を与えられてきました。私が Red Hat と Fedora の両方で築いたつながりは、他では得られないものであり、本当に感謝しています」

- Marie Nordin (マリー・ノルディン) シニアテクニカルプログラムマネージャー (2019 年入社)


コミュニティ

「Red Hat で仕事をする中で、コミュニティがオープンソースの核心であることを学びました。コミュニティは、コミュニケーション、コラボレーション、イノベーションの促進に役立ちますが、最も重要なのは、コミュニティが人々を結びつけることです。それはサイロを開き、情熱に火をつけ、個人としての成長と当社のビジネスの成長を促します。私が Red Hat に入社した初日、壁にこう書かれていました。『団結し、共有し、勝利しよう』。これがコミュニティであり、Red Hat です」

- Tracy Buckner (トレイシー・バックナー) トレーニングおよびイネーブルメント シニアコミュニティアーキテクト (2015 年入社)


「Red Hat は私にとって単なる職場ではありません。愛に満ちたコミュニティであり、会社とともに自分が本当に成長していると感じています。約 10 年前にインターンとして Red Hat に入社して以来、私は Red Hat がどのように大きくなってきたかを直接見てきました。IBM による買収の際には、投資家向け広報チームの一員でもありました。あらゆる変化の中でも、私たちは Red Hat の差別化要因となっている特徴を守ってきました。それは、コミュニティを第一に考えること、厄介な質問も厭わず問いかける (そしてそれに答える) こと、必要なときには進んで互いに助け合うことです。Red Hat が 30 周年を迎えたのはすばらしいことだと思います。次の 30 年間に Red Hat がどんなことを達成するのかを知るのが楽しみで仕方ないですし、自分がその一員であり続けたいと思っています」

- Kristen Zimmer (クリステン・ジマー) チェンジマネジメント マネージャー (2015 年入社)


「Red Hat を特徴付けてきたのは、常に人だったと私は思います。ここでの 10 年間、私は極めて優れた人々と仕事をし、彼らから学べたことに感謝しています。彼ら全員と一緒に仕事ができたことは光栄なことでしたし、謙遜も学ばされました。自分自身を変革し、成長できる経験をさせてくれた Red Hat に感謝しています」

- Esther Malo (エスター・マロ) CIO シニアエグゼクティブアシスタント (2012 年入社)


「私が Red Hat に入社してから 20 年が経とうとしているなんて信じられません。私はなぜこの会社にとどまっているのか。その理由は、オープンな文化、私たちの価値観、優れた戦略とテクノロジーが融合し、お客様やパートナーに多くの機会が開かれていること、そして、私が築いてきた人々との強いつながりです。このようなことすべてが、毎日ベストを尽くすようにと私を鼓舞してくれます」

- Antonio Leo (アントニオ・レオ) EMEA アライアンスマネージャー (2003 年入社)


「Red Hat に入社して 10 年近くになりますが、私は社内で極めて多様な職務に就く機会を得てきました。当社製品のエンジニアリングにかけられる魔法について説明できる立場にはないですが、私は Red Hat 社員のほぼ全員が互いにどのように連携しているのかを理解できる独特の場所にいます。私は人事部門とグローバル IT チームで働いた経験があり、現在はマーケティング部門で仕事をしていますが、Red Hat では、どの事業部門に属しているかは問題ではなく、すべてのチームによるイノベーションとコラボレーションを通じて、組織の卓越性が実現されています。世界規模で実施されるバーチャルライブイベントのプロデューサーとして、ほぼすべての部門と定期的に仕事ができることを嬉しく思っています。私の個人的なコミュニティは、ローリーからラーナナ、マレーシアからマウンテンビュー、ボストンからブエノスアイレスまで、南極大陸を除くすべてのタイムゾーンと大陸にまたがっています。私たちは、新しい方法で継続的に取り組むためにお互いを必要とします。互いを称え、互いに高め合います。そして互いを擁護します。思いやる心と情熱を持って。Red Hat は単なる個人の総和ではなく、全体としてはるかに大きな機能を発揮するコミュニティです」

- Connelly Simmons (コネリー・シモンズ) イベントプロデューサー (2014 年入社)


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執筆者紹介

Red Hat is the world’s leading provider of enterprise open source software solutions, using a community-powered approach to deliver reliable and high-performing Linux, hybrid cloud, container, and Kubernetes technologies.

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