Red HatとRackspaceは、オープンソースをエンタープライズのお客様にお届けするために12年以上に渡って協業してきました。両社が共同作業を開始したのは、RackspaceがRed Hat Enterprise Linuxの最初のマネージドホスティングプロバイダーになった2003年のことです。Linuxホスティングに関するRackspaceの多くの経験(Rackspaceは全世界に展開された4万以上のRed Hat Enterprise Linuxシステムを管理中)が、この10年間に両社の関係をクラウドへと発展させる上で役立ちました。

OpenStackの始まりが、RackspaceとNASAの共同プロジェクトだったことは有名です。Linuxでの成功を基盤に、Rackspaceはオープンスタンダードを顧客に提供し、選択を可能にしたいと考えました。Red Hatも同様にそれらを目標としており、両社は数年に渡って、アップストリームコミュニティでの活動と、全世界のエンタープライズユーザーに実運用可能なOpenStackプラットフォームを提供する作業の両面において、OpenStackを主導してきました。すでにこれらのお客様の多くは、統一された、オープンソースの、プライベートクラウドプラットフォームのメリットを享受しています。TD Bankは、現在Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platformの実装作業を進めており、TD Bankのエンジニアリング担当バイスプレジデントであるGrame Peacock氏は次のように語っています。「過去20年間にUNIXで起きた二極分化を考えて、私たちはプロプライエタリーではなくオープンな、真のエンタープライズサポートを提供してくれる、そして急速に進化する環境の中で可能な限り将来に対する保証を備えた製品を望んでいました。それがRed Hat Enterprise Linux OpenStack Platformを選んだ理由です。」

本日、OpenStackの生みの親の一方と、OpenStackクラウドプラットフォームの代表的エンタープライズディストリビューターが協力して、新しい管理されたクラウド体験をお客様に提供すると発表しました

クラウドコンピューティングの成熟に伴って、自社のユニークなビジネスに欠かせない業務上の需要を満たす、より柔軟で、敏捷性のある、セキュアなソリューションを求めるお客様が増えています。Red HatもRackspaceも、そうしたエンタープライズレベルの需要に対応するオープンソースソリューションの提供に全力で取り組んでいます。実運用環境に適する長期的安定性を備えた選択肢として、Rackspaceは同社の顧客に対し、オンサイトのデータセンタープライベートクラウドまたは管理されたプライベートクラウドサービスの形で、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform を提供します。

長年に渡る協力関係と、オープンソースの追求およびベンダーロックインの排除に対する共通の情熱を通して、Red HatとRackspaceは両社の協業を拡張し、Red Hatのテクノロジーソリューションが持つ安定性、強化されたセキュリティ機能、オープン性と、Rackspaceのプライベートクラウドサービス製品が持つ敏捷性、効率、専門知識とを融合させたソリューションを提供します。RackspaceとRed Hatはこの製品で2年間の保守/サポートサイクルを提供し、エンタープライズのお客様にとってメリットとなる長期的サポートを提供します。

Red Hatは、今後数十年に渡ってRackspaceと協業し、革新を実現していくことを楽しみにしています。