ソーシャル・イノベーション
社会に役立つオープンソース・ソリューションを構築
ソーシャル・イノベーション・プログラムは、Red Hat のスキル、コンサルティングサービス、トレーニングサービス、製品を通じて Red Hat のオープンソース機能を活用し、ミッションクリティカルなオープンソースの人道的または環境技術ソリューションで非営利団体をサポートします。Red Hat は、公共、民間、非営利の各セクターでパートナーシップを構築し、すべての人の利益につながる、より良いオープンソース・ソリューションの構築に向けたコラボレーションを促進しています。
ソーシャル・イノベーションや社会的企業責任の技術分野においてオープンソースを使用することがなぜ重要なのでしょうか。
オープンソースは、人類に利益をもたらすコラボレーションとイノベーションを可能にすることで、地球規模で共有される大きな問題を共に解決するのに役立つことができます。その主なメリットは次のとおりです。
セクターや組織を超えたコラボレーションが可能になり、世界の大きな問題に共に取り組むことができる (例:都市、非営利団体、研究者すべてが協力して街の空気をきれいにするという課題に取り組み、ソリューションを確立する)
こうしたソリューションの進化と改善を継続できるようにすることで、非営利分野でのイノベーションを可能にする (例:インドで食品廃棄物に取り組んでいる非営利団体がオープンソース・ソリューションを作成し、アフリカで同じ問題に取り組んでいる別の非営利団体がそれを使用および再利用できるようにする。ゼロから作成する必要がないので、そのソリューションに新しい機能を追加することに時間と労力を振り向けることができる)
ミッションクリティカルな技術ソリューションでのベンダーロックインを削減する
国連はオープンソースをテクノロジーに関する指針の 1 つと捉えており、オープンソースを使用する可能性とその必要性をすでに認識しています。
主なコラボレーションについて以下をご覧ください。
2018 年以降、Red Hat のソーシャル・イノベーション・プログラムは、非営利団体のオープンソース・プロジェクトに 100 万米ドル以上に相当するコンサルティングとトレーニングサービスを実施してきました。
Red Hat Impact
Red Hat Impact を通じて、Red Hat の社員は、影響力の高いオープンソースのコミュニティ・プロジェクトに自分のスキルを貢献することができます。Red Hat Impact はスキルベースのボランティアプログラムであり、社会的、環境的に意義のあるオープンソース・プロジェクトに、Red Hat の社員がスキルを提供する機会を作るため、さまざまな取り組みを構築および実現しています。
2020 年、Red Hat 社員は、COVID-19 がもたらした課題に取り組む外部のオープンソース・プロジェクトに対して、5,000 時間以上を提供しました。2021年、Red Hat 社員はオープン・エデュケーションとオープン・サイエンス分野のオープンソース・プロジェクトに 4,000 時間以上を捧げました。120 人の Red Hat 社員は Red Hat Inspire Hackathon に貢献し、150 以上のコミットを提出し、17,600 行のコードを追加し、72,000 以上のメタデータタグをレビューしました。