AD183

Red Hat Application Development I: Programming in Java EE

概要

コースの説明

Java SE 開発者による Java EE アプリケーションの作成をサポート。

Red Hat Application Development I: Programming in Java EE (AD183) は、経験豊富な Java Standard Edition (Java SE) 開発者に Java Enterprise Edition (Java EE) の世界を紹介します。

このコースは、Red Hat® Enterprise Application Platform 7.0 に基づいています。

このコースでは、Java EE を構成するさまざまな仕様について学習します。実践演習を通じて、シンプルな Java SE コマンドライン・アプリケーションを多層エンタープライズ・アプリケーションに変換します。そのために、Enterprise Java Beans、Java Persistence API、Java Messaging Service、REST サービス用 JAX-RS、Contexts and Dependency Injection (CDI)、アプリケーションを保護するための JAAS など、さまざまな Java EE 仕様を使用します。

コースの修了後、仮想環境を含むすべてのコースについて、ハンズオンラボへの 45 日間の延長アクセスをご利用いただけます。

注:このコースは、5 日間の仮想ライブ授業または自習形式で提供されます。期間は受講方式によって異なる場合があります。コースの詳細、スケジューリング、価格については、右側のメニューでお住まいの地域を選択して「詳細はこちら」をクリックしてください。

学習内容サマリー

  • 多層 Java EE アプリケーションを生成する
  • Java EE アプリケーションをパッケージ化し、デプロイする
  • メッセージ駆動型Bean を含むエンタープライズ Java Bean を作成する
  • 永続性を管理する
  • JAX-RS を使用して REST サービスを作成する
  • Contexts and Dependency Injection を実装する
  • JMS を使用したメッセージング・アプリケーションを作成する
  • JAAS を使用して Java EE アプリケーションをセキュリティ保護する

コース対象者

このコースは、Java Enterprise Edition (Java EE) の世界を構成する仕様の詳細を学びたい Java 開発者を対象としています。

受講の前提条件

  • Java SE アプリケーション開発に関する技能と 2 年以上の経験が必要
  • Red Hat Developer Studio や Eclipse などの IDE の使用経験
  • Maven の使用経験は推奨されていますが、必須ではありません

学習内容

学習内容

多層アプリケーションへの移行
Java EE の機能を説明し、Java EE アプリケーションと Java SE アプリケーションを区別する
アプリケーションのパッケージ化およびアプリケーション・サーバーへのデプロイ
Java EE アプリケーション・サーバーのアーキテクチャを説明し、アプリケーションをパッケージ化し、アプリケーションを EAP サーバーにデプロイする
Enterprise Java Beans インスタンスの作成
メッセージ駆動型Bean を含むエンタープライズ Java Bean を開発する
永続性の管理
検証を使用して永続性エンティティを作成する
エンティティ・リレーションシップの管理
JPA エンティティの関係を定義および管理する
REST サービスの作成
JAX-RS 仕様を使って REST API を作成する
Contexts and Dependency Injection (CDI) の実装
CDI を使用する一般的なユースケースについて説明し、それをアプリケーションに正常に実装する
JMS を使用したメッセージング・アプリケーションの作成
JMS API を使用してメッセージを送受信するメッセージング・クライアントを作成する
Java EE アプリケーションのセキュリティ保護
JAAS を使用して Java EE アプリケーションを保護する
Red Hat JBoss Development I: Java EE の理解度の確認
コース中に得られた知識やスキルの習熟度を示す
注:学習内容は、テクノロジーの進歩や対象業務の性質の変化に伴って変更されることがあります。具体的な学習内容やトピックについてご不明な点がある場合は、トレーニング・スペシャリストにお問い合わせください

成果

組織にとっての効果

このコースは、Java SE プログラミングから Java EE プログラミングへの移行に必要なスキルを強化することを目的としています。このコースでは、多層 Java エンタープライズ・アプリケーションのコア概念を紹介し、Java EE アプリケーションの作成、デプロイ、テストを体験できます。JBoss Developer Studio、Maven、JBoss Enterprise Application Platform アプリケーション・サーバーなど、Red Hat JBoss ミドルウェア・ポートフォリオのさまざまなツールを使用します。

このコースはお客様にメリットをもたらすように作られていますが、個々の会社やインフラストラクチャの特徴は異なるため、実際に得られる利点には差異が生じることがあります。

個人にとっての効果

このコースに参加すれば、Java EE 7 のほとんどの仕様を説明でき、各仕様のコンポーネントを作成できるはずです。Java SE プログラムを多層 Java EE アプリケーションに変換することができます。以下のスキルを習得できます。

  • 多層 Java EE アプリケーションのアーキテクチャについて説明する
  • Java EE アプリケーションをパッケージ化し、さまざまなツールを使用して Red Hat JBoss Enterprise Application Platform にデプロイする
  • Enterprise Java Beans インスタンスを作成する
  • Java Persistence API を使用してデータの永続性を管理する
  • JAX-RS を使用して Web サービスを作成する
  • Bean にコンテキストスコープを適切に適用し、Java Bean にリソースをインジェクトする
  • Java Messaging Service を使用してメッセージを保存および取得する
  • Java EE アプリケーションをセキュリティ保護する

推奨される次の試験またはコース

スキルパスを構築する

このコースは Red Hat ラーニングサブスクリプションの一環として受講できます。このサブスクリプションにより、Red Hat のオンライン学習リソースをオンデマンドで 1 年間無制限に利用できます。

自身の知識を検証する

無料のスキル評価をご活用ください。自分の専門知識に対する評価を実施してスキルギャップを特定し、Red Hat トレーニングをどこから始めるべきかについて提案を受けることができます。