DO329
Building Resilient Microservices with Istio and Red Hat OpenShift Service Mesh + 認定試験
概要
コースの説明
Red Hat OpenShift Service Mesh を使用したマイクロサービスの制御、管理、追跡、監視、およびテスト
Openshift は、マイクロサービス・アプリケーションのデプロイとスケーリングを効率化し、反復できるようにした、エンタープライズ対応のマルチテナント・プラットフォームを作成しました。しかし、アーキテクチャの規模が拡大し複雑になるにつれて、サービス間の対話方法を定義することがますます困難になります。Red Hat OpenShift Service Mesh は Istio、Jaeger、Kiali の 3 製品で構成され、サービスの対話を容易に管理できます。また、サービスを追跡し、通信経路を視覚的に表示します。このコースは Red Hat OpenShift Service Mesh の入門編であり、Red Hat OpenShift Service Mesh のインストール、サービスの監視、サービス管理、サービスの回復力について学習します。
このコースには Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Building Resilient Microservices - (EX328) が含まれています。
学習内容サマリー
- OpenShift クラスタに Red Hat OpenShift Service Mesh をインストールする。
- サービストラフィックを制御してリリース戦略を適用する。
- 負荷分散とフェイルオーバーを使用してサービスの回復力を構築する。
- カオステストでサービスの回復力をテストする。
- サービスのセキュリティを強化する。
- OpenShift Service Mesh を使用してネットワーク・トラフィックを観察、測定、追跡する。
推奨トレーニング
Red Hat OpenShift I: Containers & Kubernetes (DO180) と Red Hat OpenShift Development II: Containerizing Applications (DO288) を受講済み、Red Hat 認定スペシャリスト試験 - OpenShift Application Development - (EX288) に合格している、または、基本的な OpenShift の経験を有することが強く推奨されます。
学習内容
学習内容
- Red Hat OpenShift Service Mesh の概要
- マイクロサービス・アーキテクチャと Red Hat Service Mesh の基本概念について説明します。
- Red Hat Service Mesh のインストール
- Red Hat Service Mesh を OpenShift Container Platform にデプロイします。
- サービスメッシュの観察
- Jaeger と Kiali を使用して OpenShift Service Mesh を追跡および視覚化します。
- サービストラフィックの制御
- Red Hat Service Mesh でトラフィックを管理およびルーティングします。
- Service Mesh によるアプリケーションのリリース
- カナリアおよびミラーリングのリリース戦略でアプリケーションをリリースします。
- カオステストによるサービスの回復力のテスト
- カオステストで OpenShift Service Mesh のレジリエンシー (回復力) をテストします。
- 回復力のあるサービスの構築
- OpenShift Service Mesh 戦略を活用して、回復力のあるサービスを作成します。
- OpenShift Service Mesh の保護
- Red Hat OpenShift Service Mesh を使用して、アプリケーションのサービスを暗号化して保護します。
成果
組織にとっての効果
OpenShift および Service Mesh でマイクロサービス・アーキテクチャを採用すると、アプリケーションの回復力とスケーラビリティを向上できると同時に、開発者のオーバーヘッドを削減できます。これにより、アプリケーション全体のデータフローを視覚化し、追跡できるようになるため、市場投入時間が短縮され、マイクロサービス・アーキテクチャに関する洞察の精度が高まります。これらの洞察により、アプリケーションのリソース割り当てを改善できるだけでなく、特定のマイクロサービスの欠陥をより迅速に特定できるようになります。
個人にとっての効果
このコースの概念は、サービスの対話を単純化して、より効率的に管理するのに役立ちます。修了すると、Service Mesh をインストールして構成し、マイクロサービス・アーキテクチャ内のサービスの対話を定義、監視、管理できるようになります。このコースは、Service Mesh の「サイドカー」アプローチの容易さについて説明し、製品が提供するサービスの回復力と監視というメリットに焦点を当てることを目的としています。
テクノロジー上の留意事項
- インターネット接続が必要です。
スキルパスを構築する
このコースは Red Hat ラーニングサブスクリプションの一環として受講できます。このサブスクリプションにより、Red Hat のオンライン学習リソースをオンデマンドで 1 年間無制限に利用できます。
自身の知識を検証する
無料のスキル評価をご活用ください。自分の専門知識に対する評価を実施してスキルギャップを特定し、Red Hat トレーニングをどこから始めるべきかについて提案を受けることができます。