DO328

Building Resilient Microservices with Istio and Red Hat OpenShift Service Mesh

概要

コースの説明

Red Hat OpenShift Service Mesh を使用したマイクロサービスの制御、管理、追跡、監視、およびテスト

Building Resilient Microservices with Istio and Red Hat OpenShift Service Mesh (DO328) は、Red Hat OpenShift Service Mesh の入門編であり、Red Hat OpenShift Service Mesh のインストール、サービスの監視、サービスのレジリエンシー、サービスのセキュリティについて学習します。

Red Hat OpenShift は、マイクロサービス・アプリケーションのデプロイとスケーリングを効率化し、反復できるようにした、エンタープライズ対応のマルチテナント・プラットフォームを作成しました。しかし、アーキテクチャの規模が拡大し複雑になるにつれて、サービス間の対話方法を定義することがますます困難になっています。Red Hat OpenShift Service Mesh は Istio、Jaeger、Kiali の 3 製品で構成されており、安全なサービスの対話の管理、サービスの追跡、通信経路を視覚的に表示するためのゼロトラストネットワークの構築を容易にします。

このコースは Red Hat OpenShift® Container Platform 4.6 および Red Hat OpenShift Service Mesh 2.0 に基づいています。

コースの修了後、仮想環境を含むすべてのコースについて、ハンズオンラボへの 45 日間の延長アクセスをご利用いただけます。

注:このコースは、4 日間の仮想ライブ授業または自習形式で提供されます。期間は受講方式によって異なる場合があります。コースの詳細、スケジューリング、価格については、お住まいの地域を選択して、右側のメニューの「詳細はこちら」をクリックしてください。

学習内容サマリー

  • Red Hat OpenShift クラスタに Red Hat OpenShift Service Mesh をインストールする。
  • サービストラフィックを制御してリリース戦略を適用する。
  • 負荷分散とフェイルオーバーを使用してサービスの回復力を構築する。
  • カオステストでサービスの回復力をテストする。
  • サービスのセキュリティを強化する。
  • OpenShift Service Mesh を使用してネットワーク・トラフィックを観察、測定、追跡する。

コース対象者

このコースは、Red Hat OpenShift でマイクロサービス・アプリケーションのデプロイ、管理、保護を行う開発者を対象としています。

受講の前提条件

テクノロジー上の留意事項

学習内容

学習内容

Red Hat OpenShift Service Mesh の概要
マイクロサービス・アーキテクチャと OpenShift Service Mesh の基本概念について説明します。
Red Hat OpenShift Service Mesh をインストールする
Red Hat OpenShift Service Mesh を Red Hat OpenShift Container Platform にデプロイします。
サービスメッシュの観察
Jaeger と Kiali を使用して OpenShift Service Mesh を追跡および視覚化します。
サービストラフィックの制御
OpenShift Service Mesh でトラフィックを管理およびルーティングします。
サービスメッシュを使用してアプリケーションをリリースする
カナリアおよびミラーリングのリリース戦略でアプリケーションをリリースします。
カオステストでサービスの回復力をテストする
カオステストで Red Hat OpenShift Service Mesh のレジリエンシー (回復力) を測定します。
回復力のあるサービスを構築する
OpenShift Service Mesh 戦略を使用して、回復力のあるサービスを作成します。
OpenShift Service Mesh でサービスを保護する
Red Hat OpenShift Service Mesh を使用して、アプリケーションのサービスを暗号化して保護します。
注:学習内容は、テクノロジーの進歩や対象業務の性質の変化に伴って変更されることがあります。具体的な学習内容やトピックについてご不明な点がある場合は、Red Hat にお問い合わせください。

成果

組織にとっての効果

Red Hat OpenShift Service Mesh でマイクロサービス・アーキテクチャを採用すると、アプリケーションのセキュリティ、レジリエンシー、スケーラビリティを向上できると同時に、開発者のオーバーヘッドを削減できます。Red Hat OpenShift Service Mesh は、相互 TLS 暗号化とゼロトラストネットワークを使用して、転送中のデータのセキュリティを強化します。これにより、アプリケーション全体のデータフローを視覚化し、追跡できるようになるため、市場投入時間が短縮され、マイクロサービス・アーキテクチャに関する洞察の精度が高まります。これらの洞察により、アプリケーションのリソース割り当てを改善できるだけでなく、特定のマイクロサービスの欠陥をより迅速に特定できるようになります。

このコースはお客様にメリットをもたらすように作られていますが、個々の会社やインフラストラクチャの特徴は異なるため、実際に得られる利点には差異が生じることがあります。

個人にとっての効果

このコースの概念は、サービスの対話を単純化して、より効率的に管理するのに役立ちます。修了すると、Red Hat OpenShift Service Mesh をインストールして構成し、マイクロサービス・アーキテクチャ内のサービスの対話を定義、監視、管理、保護できるようになります。このコースは、Red Hat OpenShift Service Mesh の「サイドカー」アプローチの容易さについて説明し、製品が提供するサービスの回復力と監視というメリットに焦点を当てることを目的としています。

スキルパスを構築する

このコースは Red Hat ラーニングサブスクリプションの一環として受講できます。このサブスクリプションにより、Red Hat のオンライン学習リソースをオンデマンドで 1 年間無制限に利用できます。

自身の知識を検証する

無料のスキル評価をご活用ください。自分の専門知識に対する評価を実施してスキルギャップを特定し、Red Hat トレーニングをどこから始めるべきかについて提案を受けることができます。