RH404
Red Hat Satellite 6 Administration + 認定試験
概要
コース概要
Red Hat Enterprise Linux システムとソフトウェアをデプロイおよび管理するための Red Hat Satellite 6 の設定方法を学習
Red Hat Satellite 6 Administration + 認定試験 (RH404) は、Red Hat® Enterprise Linux® システムの大規模な管理を成功に導くために必要な概念と方法を学習し、検証します。サーバーに Red Hat Satellite 6 を設定してソフトウェア・パッケージを追加する方法について学び、その能力を実証します。受講者は Red Hat Satellite を使用して、サブスクライブされたホストとその設定のソフトウェア開発ライフサイクルを管理し、ソフトウェアおよび Ansible® 設定管理を組み込んだホストをデプロイ時にプロビジョニングする方法について学びます。
このコースは Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Deployment and Systems Management - (EX403) を含み、Red Hat Linux 8 および Red Hat Satellite 6.11 に基づいています。
学習内容サマリー
- Red Hat Satellite 6.11 インストールを検証する
- Red Hat Satellite を組織、場所、ユーザー、ロールによって調整する
- ソフトウェアを Red Hat Satellite 環境とコンテンツビューを管理する
- Red Hat Satellite を使用して Ansible Playbook とロールでホストを設定する
- ソフトウェアと設定管理の統合により、ホストをプロビジョニングする
- Satellite ディスカバリーによる Metal-as-a-Service (MaaS) と、プロビジョニングされていないホストのプロビジョニングを実装する
このコースの対象者
- Red Hat Enterprise Linux の上級システム管理者で、複数のサーバーの管理を担当している方
このコースの推奨条件
- Red Hat 認定エンジニア (RHCE®) である、または同等の経験を有する
- Red Hat 認定エンジニア (RHCE) 認定を取得済み、または同等の経験
- Red Hat Satellite 6 の経験がある
学習内容
学習内容
- Red Hat Satellite のプランニングとデプロイ
- Red Hat Satellite デプロイを計画し、Red Hat Satellite サーバーのインストールと初期設定を実行します。
- ソフトウェアのライフサイクルの管理
- Red Hat ソフトウェアのデプロイメント・ライフサイクル環境を作成し、管理します。
- ホストの登録
- Red Hat Satellite を使用する Red Hat Enterprise Linux システムを登録して設定し、これらのシステムをグループにまとめて管理しやすくします。
- ソフトウェアのホストへのデプロイ
- Red Hat Satellite インフラストラクチャの登録済みホストへのソフトウェアデプロイを管理し、環境パス、ライフサイクル環境、コンテンツビューの管理を実習します。
- カスタムソフトウェアのデプロイ
- カスタムソフトウェア製品とリポジトリを作成、管理、デプロイします。
- Satellite カプセルサーバーのデプロイ
- デプロイ計画のコンポーネントとして Red Hat Satellite カプセルサーバーのインストールと初期設定を実行します。
- ホストのプロビジョニング
- Satellite サーバーをホストデプロイ向けに設定し、ホストのプロビジョニングを実行します。
- API を使用した Red Hat Satellite の管理
- Red Hat Satellite 機能に、HTTP 経由で API にアクセスするカスタムスクリプトまたは外部アプリケーションを統合します。
- クラウドプラットフォームへの Red Hat Satellite デプロイの計画
- クラウドプラットフォームへの Red Hat Satellite のデプロイ、インストール、初期設定を計画します。
- Red Hat Satellite サーバーのメンテナンスの実施
- Red Hat Satellite のセキュリティ、復元性、拡張を管理します。
- 理解度の確認
- Red Hat Satellite Server をインストールして設定し、コンテンツホストをプロビジョニングします。
注:学習内容は、テクノロジーの進歩や対象業務の性質の変化に伴って変更されることがあります。具体的な学習内容やトピックについて不明な点については、トレーニング・スペシャリストにお問い合わせください。
成果
組織にとっての効果
このコースでは、組織内のコンピュータシステムの設計、設定、テスト、およびデプロイの効率を向上させるために必要なスキルを伸ばし、検証します。このスキルを適用できれば、予期しないシステムダウンの発生が減少し、新しいシステム、アプリケーション、および機能の効率的なデプロイが促進されます。
このコースはお客様にメリットをもたらすように作られていますが、個々の会社やインフラストラクチャの特徴は異なるため、実際に得られる利点には差異が生じることがあります。
個人にとっての効果
このコースを修了すると、ソフトウェア開発ライフサイクルのプロセスを採用して、組織内のホストシステムを計画、作成、テスト、およびプロビジョニングできるようになります。
推奨される次のコースまたは試験
- Red Hat Security: Linux in Physical, Virtual, and Cloud (RH415)
- 物理ハードウェアにデプロイされたサーバー、仮想マシン、クラウドインスタンスなど、Red Hat® Enterprise Linux® を実行するサーバーの安全な動作を管理します。
- Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Deployment and Systems Management - (EX403)
- Red Hat® Enterprise Linux® や Red Hat Satellite Server などの Red Hat 製品を使用して、効率性、拡張性、複製可能性、信頼性の高い方法でシステムのデプロイおよび管理を行うための知識、スキル、能力をテストします。
- Developing Advanced Automation with Red Hat Ansible Automation Platform (DO374)
- Ansible のスキルを向上させ、Red Hat Ansible Automation Platform が提供するコンテナ重視の新しいツールを使用して推奨プラクティスを適用することで、スケーラブルな自動化を開発します。
スキルパスを構築する
このコースは Red Hat ラーニングサブスクリプションの一環として受講できます。このサブスクリプションにより、Red Hat のオンライン学習リソースをオンデマンドで 1 年間無制限に利用できます。
自身の知識を検証する
無料のスキル評価をご活用ください。自分の専門知識に対する評価を実施してスキルギャップを特定し、Red Hat トレーニングをどこから始めるべきかについて提案を受けることができます。