Red Hat Enterprise Linux 10
Red Hat Lightspeed でシフトレフトを実現
Red Hat® Lightspeed (旧称 Red Hat Insights) は、Red Hat Enterprise Linux® のサブスクリプションに含まれており、ビルドプロセスの早期段階で専門知識を提供するための新しい機能を提供します。これによりリスクの緩和と、複雑化するワークロードのプロアクティブな管理が可能になります。
Red Hat Enterprise Linux 8 以降で利用できるようになりました。
ハイライト
課題に早期に対応
システムイメージの作成を開始する際に、セキュリティや標準化の要件に関する情報が不完全な状態で作業を進めることがよくあります。どのソフトウェアパッケージをインストールすべきか、何か重要なものを見落としていないかなど、不明な点が多々あります。
自信を持って構築
作業を始めるときに、より多くの情報が得られたとしたらどうでしょうか。ビルド段階で問題を修正するシフトレフトは、より簡単でコスト効率の高い方法です。 プロセスの初期段階で適切な選択を行えば、プロダクション環境への移行時の作業が格段にスムーズになります。
より強力なイメージを作成
Red Hat Enterprise Linux を使用することにより、セキュリティの向上に役立つとともに、プロセス後半で構成に関する問題が発生するのを防止するのに役立つ情報とアドバイスが得られるため、効率性が向上します。
Linux の専門知識とパッケージに関する推奨事項を活用
This video can't play due to privacy settings
To change your settings, select the "Cookie Preferences" link in the footer and opt in to "Advertising Cookies."
最初からスマートに作業して、より迅速に完了
ビルド時の意思決定をよりスマートに
Red Hat Lightspeed のイメージビルダーツールの特長は、パッケージに関する推奨事項です。これは、利用可能な何千もの Red Hat Enterprise Linux 互換ソフトウェアパッケージに関する提案を提供します。これに従うことで、作業の終わりごろになってからミスに気付くような事態を防ぐことができます。また、パッケージに関する重要なコンテキスト (そのパッケージがライフサイクルのどの位置にあるか、関連するコンプライアンス規則にどう影響するかなど) が、実際の使用パターンに基づいて提供されます。
一元化された情報を活用して計画を早期に開始
Red Hat Enterprise Linux の今後のリリースが、現在使用している環境にどのような影響を与えるのでしょうか？Red Hat Lightspeed for Red Hat Enterprise Linux のプランニング機能を使えばすぐにわかります。
インベントリに登録されたシステムの状態に基づいて、今後予定されている AppStream や Red Hat Enterprise Linux のマイナーリリースに関する詳細な情報をデジタルロードマップで確認できます。この一元化されたビューを、アップグレードの計画、サポートの維持、提供される可能性のある新しい更新プログラムや機能によるシステムへの影響の予測に役立てることができます。
セキュリティを強化して未来のリスクを緩和
重要なセキュリティタスクは、デプロイプロセスの初期段階で処理しましょう。事前に強化済みのイメージには重要なセキュリティ機能がすでに実装されているため、作業時間の短縮とリスクの緩和に役立ちます。推奨機能により、業界のベストプラクティスに基づいてセキュリティに関する追加の推奨事項が提案されるので、アプリケーション所有者や管理者は強力なイメージを提供できます。
ID 管理をクラウドで行っている場合、ドメイン参加機能を使用すれば新しいイメージを自動的に ID 管理サーバーに接続できます。これにより、承認されたドメインに新しいイメージを結合する際の作業量と潜在的なエラーを削減できるため、セキュリティの向上に役立ちます。
